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私は思う。
こんな世界に生まれたこと事態が、不幸なのだと。
だが、私はこうも思った。
このまま終わるのは嫌だ。どうせ終わる世界なら、最後の最後まで足掻いてやる。足掻いて足掻いて、終わりの瞬間まで、私は私でありたい。
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エリス=クロウハート。
彼女が残した書記には、こう書き記されてあったそうだ。
今から何年前かもわからない果て無き過去の書物。
俺はソレを見ながら膨大な研究データと格闘する日々をおくっている。
そもそも、この書物が見つかったのだってつい最近のことなのだ。
私の名前はクロード。
歴史の研究者というわけではないのだが、わけあってこの日記を調べている。
結果次第では、今起こりつつある問題を解決できるかもしれないのだ。
その糸口でもいい、何か見つからないかと必死に調べているのだ。
研究室に篭って、もう三回目の朝日を見たのかと思うと、なんだか進んでいるようで進んでいないような、わけのわからない錯覚に追い込まれる。
やる気が一気に落ちる感覚とともに、気分転換と称して、外にタバコを吸いに出る。
もう12月の初めなんだなと思える寒さに、息が答えるように震えた。
「……さぁて、どうしたもんかねぇ……」
わかったことは多い。
しかし、読めないものが多すぎてよく解読できない部分が多すぎる。
完全にとまではいかないがある程度予測の範囲内でわかったことを、研究成果としてお偉い学者さん方に提出することになっている。
そうしないと国の役所についてる者がいろいろと文句を言ってくるらしい……。
さて、一息ついたし、解読を進めようじゃないか。この日記の作者が残した物語を……
【ファンタシー・スター・オンライン2】
序章 歴史の始まり
最終更新:2012年12月10日 22:03