「トリ!!危ないだろうが!!前見てちゃんと走れ!!」
あれは故意的にぶつかったようにしか思えない。だって、頭突きみたいに頭から突進してきたんだぜ?
「前見てないのはソッチでしょうが。Meは悪くないもんね~♪」
しかしなんなんだ一体・・・最近目に見えて俺への反発心が高い気がするんだが・・・俺なんか悪いことしたか?いや、散々エロイ発言はしてるがうらまれる記憶はない・・・と、思いたい・・・
「このぉ~・・・」
「悔しい?殴ってみるか?ほーら殴りなよ~♪」
「やめなよトリ」
止めにかかったのは幼馴染のリクだ。さすが義兄弟ともいえる二人。その辺はちゃんと言うこと聞くのね。トリ、偉いぞ。
「わかったよリク。これ以上アホをかまってもしょうがないよね~。ところでみなさんこれから買い物なの?」
今ものすんごい傷つくこと言われた気がするが気にしない。私ことエリスの心は菩薩様よりも寛大で慈悲深いのだ。こんな子供の喧嘩みたいな言い争いをグチグチいい続けるつもりはさらさらない。
「んで、エリーもついてくるの?えー。なんでー?」
ピキッ
「しょーがないなー。今回だけだよ?どーしてもって言うんだったら三かい回ってワンといいなさい!!」
ブチッ
「・・・だまって聞いてりゃ言いたい放題言いやがって・・・今日という今日は勘弁ならん!!ここで成敗してくれるわ!!!」
菩薩にも堪忍袋ってあると思うんだ。うん。絶対ある。
とまあ、なんやかんやでトリと追いかけっこしながらも無事(?)に目的地である市街地のショッピングモールまで来た一行。それぞれ目的のものを探し始めた。
「リクはなに見てるんだ?」
「生活の知恵100選・・・まあ、がんばれよ・・・」
「うん。がんばる」
「エリーはなに見てるの?」
「俺か?俺はな・・・これだ!!!」
自慢げに見せる一品。これは俺が長年求めていたもの!!!つまり正義(ジャスティス)なのだ!!!
「・・・巫女服カタログ【みこのふく】???」
「そのとーーーーーり!!!!!これは俺たち巫女服スキーにとってのバイブルになるべくして生まれた本!!!そう自負している!!!まずは表紙がだな・・・」
俺の語りは長いぜ?といわんばかりにTMGの如く話を進める俺。だって話し出したらもう止まらないだろ?言いたいこといーーーーーっぱいあるんだし・・・って、リクネさーーん。なんでため息とジト目両方してるんですかーー?高スペックだな。
「アホ」
これまたぶっとい生活の知恵100選で殴られた。これが日常品の武器だというのか・・・・ガクッ
「あれ~?この生ゴミどうしたの?」
「今処分するところだよ。そういやトリは何か買うの?」
「Me?ふふふ~・・・これ!!!」
その手に持っていたものとは・・・【ガンズマニア2月号】という趣味系の雑誌だった。
「今月号にはあのリサがインタビュー受けてるページがあるんだって~。それもだけど、今月のベストガンズが毎回気になって買っちゃうんだ~」
「・・・へ~」
リクネさん!!!冷めてる!!!チョー冷めてる!!!もっと熱くなれy(殴
「「生ゴミは黙ってろ」」
「・・・ふぁぃ」
とまあ、散々ではあったが、ほしいものは買えたので良しとしよう。・・・ん?誰か忘れてないか?
「ねーねー?どっちのスク水がかわいい?紺?それとも白?」
「お客様にはどぢらもとてもお似合いですよ♪」
「てへ☆やっぱり何着てもミケちゃんはかわいいよね~♪」
「ええ。とってもお似合いでございますよ。お客様♪」
店員にまんまとはめられてるミケさんがいた。
まあ、ほっとくか。
そんな感じで、今日も一日が終わりを告げたのだった・・・。
続く
最終更新:2013年02月06日 02:10