<概要>
アミティアンとは、惑星アミティア発祥のエイリアン種族で、竜人属に分類される開発者種族である。数万年に渡る激動の歴史を経験してきており、コルサディル銀河系の中では屈指の技術大国として名を轟かせており、実際のところネアロコルサディア共和国に次ぐ星間超大国「アミティル連邦」の盟主である。
アミティル連邦は軍事同盟であり、現実世界で言うNATOやワルシャワ条約機構を国家化したような星間国家である。
元々はユリス・コルサディル大戦時にコルサディア共和国に軍事侵攻してきたアムーグア帝国の支援によって設立された経緯を持ち、帝国の傀儡国家であったが、連邦にとっての最大の試練はユリス大変動によって後ろ盾のアムーグア帝国がコルサディル銀河系から撤退した時だ。
アムーグア帝国のマネジメント協力を得られなくなったアミティアンは、当然ながら独力でアミティル連邦を維持する必要が生じたのである。アミティアン以外の傘下諸国も決して小さくはない国力ではあったものの、アムーグア帝国が傀儡目的ながら築いたこの星間軍事超大国の規模は、ジェネローグ帝国やティタノード帝国単独では手に余るものがあったのである。
無論、アミティア共和国(惑星アミティアの自治政府を指す場合はこの呼び方となる)だけでアミティル連邦を支える事は出来ないものの、主導するだけの国力を連邦の中で唯一有していたのがアミティアンであった。
アミティアンはこの時、比較的国力が高かったジェネローグ帝国とティタノード帝国を補佐役に据えてアミティル連邦の運営と維持を図った。
しかし当時の領宙勢力図ではこれでも限界があり、こうして新生連邦政府は内向きな政治体制となり、この硬直期にネアロコルサディア共和国が誕生し、コルサディル銀河系は新たな混迷の時代へと突入したのである。
ところが連邦政府は、もはや幻であり過去の遺物となったアムーグア帝国統治時代の栄光にしがみつき、連邦の運営を円滑にするために領域の縮小を頑なに拒んだ為、ネアロコルサディア共和国と摩擦を強めていき、遂に第2次コルサディル戦争が勃発した。
初戦こそ国力が整っていなかった新共和国相手に優位に戦いを進めたものの、第2次コルサディル戦争前に起きていたダグゼル紛争によって戦闘経験を積んでいた新共和国軍の奮闘と、初めから伸びきっていた補給線を更に伸ばす形となった為に新共和国に立て直しの機会を与え、次第に押し戻されていった。
そして最終決戦となったグローゼル星雲会戦における敗戦によって戦争は終結、両者は和平交渉を開始することになるのである。
戦後しばらくは大人しくしていたアミティル連邦であったが、銀河社会の荒波を乗り切ってきた技術者種族だけあって次第に国力を回復し、基準年代の勢力図へと落ち着いていく。
初めてネアロコルサディア共和国と共闘したコルサディル・アリエル危機では、途中参戦であるもののコルサディル銀河系防衛に大きく貢献し、新共和国と完全に和解した基準年代では軍事同盟の性質を最大限に活かし、銀河防衛の要としてコルサディル銀河社会の重要なメンバーとして君臨している。
<文化>
・言語
<舞台>
・ブレーリント(都市)
・アイラス(都市)
・サステナン(都市)
・シュティーナ(都市)
<人物>
・ヴァッツ・ガーレン
・ヴェルヒ・ラデル
・シリス・タイロン
・ベリク・ランベール
・ベルム・ヴァース
・オルド・ルカレス
・ルンスター・バルケンス
・ヴァイル・マッデン
・グロウス・ライヒ
・ヨルド・オルス
・ユルカ・ルアーキ
・ヴェルヒ・ルアーキ
<自然>
<メカニック>
・ゲルツ級航宙戦艦
・ツァーゲン巡宙戦艦
・ネクラス級重巡宙艦
・ドレイル級軽巡宙艦
・アンダーロ級軽巡宙艦
・ガーザ級航宙駆逐艦
・ガタニ級航宙駆逐艦
<軍歌>
・我ら航宙打撃群(レー・ズディーフダスレスフ)
<料理>
・ローツェ