ヴェルヒ・メルステンとは、第2次コルサディル戦争後期に生きたアミティアン軍人であり、新共和国側から「最脅威将校」として恐れられていた名将として知られる。
敗北続きで後退の連続だったにも関わらず、一時的ながら逆攻勢による領域奪還を何度も成功させており、永続的な占領を完了した場所もいくつかあった(基準年代でもその領域はアミティル連邦領域となっている)。
これらの功績を認められ、グローゼル星雲会戦ではグローゼル星雲に集結したアミティル連邦軍の総司令官に任命されている。
彼の他にも有能な指揮官が揃っていたグローゼル星雲における戦いは、文字通りの「死闘」となり、泥沼化する。最終的にグローゼル要塞の陥落を持って決着はつくが、勝利を収めた新共和国軍にとっては「悪夢」の一言しか出ない因縁の戦場となったのであった。
実際のところ、グローゼル星雲におけるアミティル連邦軍の頑強な抵抗によって新共和国軍は極度に疲弊し、その後の和平交渉への道が開かれている。
勝利の連続で勢いに乗っていた新共和国軍に最後の痛打を与え、和平交渉へと持ち込んだ彼の戦略は、多大な犠牲を強いながらも基準年代における良好な関係へと繋がっている辺り、確かに名将だったのである。
軍の名家に生まれたものの、父親からは厳しい教育を受けて来たようで、「七光りではなく、独力で自分の栄光を勝ち取れ」と何度も言い聞かされてきたという。
「家名を利用するは我が家系の恥」とも言われ、彼は死にもの狂いで自分の地位を築きあげたのである。
ただ同時に、「我が家系に生まれた事に自信を持て」とも励まされており、これが彼の踏ん張りの原動力ともなった。
<報告>
旧ドイツ軍軍人、エーリッヒ・フォン・マンシュタインをモチーフに作成したキャラクター。ただしモチーフ止まりなので悪しからず。