パルテラル級巡宙戦艦とは、第2次コルサディル戦争後期にアミティアンが開発、運用していた軍用艦艇である。
アムーグア帝国の技術が本格的に導入され始めた事でも知られ、全長900mに関わらず(戦艦クラスにしては)軽快な機動性を実現する出力を発揮出来るタキオンドライブが搭載されていた。これを補助するウィングナセルによって、高い制御も実現できるのだ。
しかし初期は予想外の故障や不具合が頻発しており、その高機動力を発揮するにはまだまだ不安材料を残していた。この為、まだまだアムーグアテクノロジーの習得が初歩的なものであると伺えるが、基準年代以降のアミティル連邦艦艇に技術的貢献をした意義は大きい。
とは言うものの、良好な状態のパルテラル級は走攻守共にスペックのバランスが高い水準で保たれていたという。また、タキオンドライブの不具合とは言ってもそれは高機動性を発揮しようとした時のみであり、従来艦と同じ運用であれば問題は無かったようだ。
しかしそれでは最新鋭艦を開発した意味が無いとして、新型タキオンドライブの改良が続けられた他、実際に専属エンジニアが艦艇に乗り込んでいた程だった。
戦争末期にはかなり技術改善がなされていたようだが、もはや焼け石に水状態であり、グローゼル星雲会戦を持ってアミティル連邦は敗戦したのであった。
技術的欠陥に悩まされていたものの、パルテラル級は次期主力艦艇として生産が続けられていたようであり、方々で新共和国軍艦隊に苦戦を強いていた記録が連邦と共和国双方に残されている。
この要因としては、戦争後期は最早アミティル連邦が一部を除いて大攻勢に出る機会が無く、殆どが防衛戦だった事によりパルテラル級が新型タキオンドライブに過度な負担を与えず騙し騙し稼働させられたからであると言われている。
中口径タキオンレールガン1門を主砲とし、タキオンブラスターとタキオンニードル等で武装した。また、中期生産型からは波動フレアも搭載されたらしい。
艦載機数は40機。
<報告>
元ネタは旧ドイツ軍の傑作中戦車パンター。鹵獲したソ連のT-34を徹底的に調査して開発されたのが本車ですが、ヒトラーはよりT-34に似たダイムラー案を贔屓にしていた模様。ただし砲塔がいつまで経っても完成せず、結果的に史実のパンターが採用されたというわけです。
基準年代のアミティア艦との縁を作っているので、ガミラス艦モチーフの基準年代艦と何となく外観が似ているかも。