ブリッジ部隊/装備

●13式統合自動火器(本編では単にフルメタルショットガンと表記?)

防衛隊が開発した小火器。
元々はユニット化されたパーツを組み替える事でショットガン、アサルトライフル、サブマシンガン、軽機関銃、狙撃銃に変貌するシステムウェポンとして開発が開始されたが、デストロイアの出現で完成を急いだ結果、要求機能のカットが行われ、最終的にショットガンとグレネードランチャーの機能に絞られた。
これはアメリカで既に出回っていたAA-12オートマチックショットガンの事例を参考にしたからである。

尚、アサルトライフルや軽機関銃としての機能の統合は、別機種として開発される事になったらしいが、ブリッジ部隊では、それよりも早く実用化されたG54自動小銃(後述)が採用されている。

主力弾薬は対小型怪獣用の12ゲージ・フルメタルスラッグだが、通常の散弾やスラッグに加え、専用のグレネード弾、冷凍弾、焼夷弾、催涙ガス弾、閃光弾、ゴム弾を発射可能なマルチロール性を有している。
10発入り箱型弾倉や、25発入りドラム型弾倉を使用する。
デストロイア幼体にも有効な火器として開発された事から、ブリッジ部隊主力装備の1つとして採用された。

●12ゲージ・フルメタルスラッグ

防衛隊が開発したショットガン用弾薬。従来の円筒型のショットシェルでは無く、フルメタルミサイルをショットシェルサイズに縮小したような見た目を持ち、貫通力が非常に高い。

実は対デストロイア戦においてSUMPが試験的にショットガンに装填して運用しており、これの集中攻撃を受けたデストロイア幼体が、その威力に怯んで逃げ出す程であった。

●12ゲージ・CB弾

CBとはCritical Breachingの略称で、通称重破砕弾。防衛隊が13式統合自動火器用に開発した12ゲージ弾薬。
対デストロイア幼体までを想定し、敵怪獣の表皮に食い込み、破砕して傷口をこじ開ける。
Gグラスパーが使用していた追跡弾技術(ゴジラの表皮に食い込んだ技術)やANEB弾技術(ゴジラの表皮を通じてANEBを注入した重火器弾)、D-03削岩弾の技術を混ぜたような性能で、着弾後に弾頭の小型ドリルが数秒間表皮を掘削した後、表皮のすぐ下層部分で破砕する。
概ね表皮の弱体化を狙った武器だが、弾頭に特殊火薬が装填されている為に破砕能力が高く、ジラやメガヌロンだと1発で致命傷になり得る。
デストロイア幼体も、この弾丸を浴びるとタダでは済まない。

<報告>
前に投稿したCBWの設定を改良、置き換える形で設定したMPWタイムラインにおける対小型怪獣用銃弾。かなり手直ししたので実質別物と言える装備となった。

●04式火炎放射器

防衛隊が開発した大型火炎放射器で、SUMPも保有していた。第13次ゴジラ事件で出現したメガヌロンの群れと巣を焼き払う事を目的に開発された経緯を持ち、群れや巣を探知する為の動体探知機が搭載されたが、三次元探知は不可能で、初実戦の対デストロイア戦では、存在を探知しながら天井からの奇襲を許してしまった部隊もあった。

出力が屋内モードと屋外モードの2つに調整可能だが、低出力の屋内モードはデストロイア幼体の外骨格にダメージを与えられなかった。

しかし屋外モードの出力は絶大で、2丁がかりではあるがデストロイア幼体を短時間で焼き殺す事に成功している。

●GF-07サンダーバード

Gフォース保有のVTOL汎用機。人員・物資輸送に使用される。機関砲やマイクロミサイルランチャーで武装したガンシップタイプもある。

コールサインは「ヴァイパー」。

●13式汎用機動車

防衛隊が開発し、特生防衛隊・特生レンジャー大隊及びSUMPが保有する機動車輌。SUMPの緊急車輌のように民間車輛を転用したもので、ピックアップトラックがベースとなっている。

人員5名に加え、テクニカルのように荷台に重機関銃や04式火炎放射器、マイクロミサイルランチャーで武装可能な他、荷台も人員輸送用に割り当てたり、通信装置や武器運搬用ラックを据え付けたりする事が可能。

●G54・ディスラプター・CXW(本編ではディスラプターやG54と表記?)

ドイツの銃器メーカーであるH&K社が開発した自動小銃。
CXW(Counter Xenomorph Weapon 対特殊生物火器)に分類される、MPWタイムラインにおける新型自動小銃。アサルトライフル寄りのPDWというコンセプトで開発された為、サブアサルトという呼び方もあるようだ。
6.1mm×30mm・CX弾を専用弾として発射する。
全長690mmだが、ストックは折り畳み式であり、更にコンパクトに運用可能。

CX弾とは対小型怪獣用に開発された高速破砕弾で、毎分1000発にも及ぶ連続射撃によりメガヌロンやジラには高い効果を発揮するが、デストロイア幼体相手には分が悪い(というよりデストロイア幼体がイレギュラー)。
この問題は13式統合自動火器との併用で補う事で対処しており、同銃のアンダーバレルにはCB弾(後述)もしくは12ゲージ・フルメタルスラッグや12ゲージ・グレネード弾を発射可能なM260マルチランチャー(後述)を装着可能である。

箱型弾倉は41発装填。
上述の通り、凄まじい連射速度を誇る為、反動制御が難しいが、セミオート、フルオートに加えて、3点バースト機能が備えられている。

元々は対ジラ戦を経験し、無数の幼体の存在を知った米軍が、将来的に起こり得る戦闘と想定して、対小型怪獣用自動小銃の案の提出を、自国を含む各国銃器メーカーに依頼した事に由来する。
自国アメリカ、ドイツ、ベルギー、イタリア等がこれに応じて案を提示し、特に新型銃弾の提案も盛り込んできたドイツ案に興味を示したものの、アルファ計画の凍結で開発が頓挫し、そのまま15年近くの年月が経過。
しかし、アルファ計画に目を通したハッチンソンが、この銃器の存在を知り、米軍が興味を示したドイツ案を提出したH&K社に接触を果たし、ブリッジ計画が加速すると同時に試作品の開発を依頼。
いくつもの手直しを経て、ブリッジ部隊の装備として採用され、SUMPや特生レンジャー大隊、米軍特殊部隊や香港SDU、更にSASと採用が続く事になった。

ただ、CX弾そのものは対小型怪獣用であり、凄まじい貫通力を誇る為、対人戦での使用は余程特別な事情が無い限り禁止されている。
この為、通常タイプも開発されており、対テロ作戦や警備行動においては通常弾が装填して使用されるようだ。

<報告>
先に投稿したMP8の設定を改良、置き換える形で設定したMPWタイムラインにおける新型自動小銃。

●P84・バンディット・CXP(本編では自動拳銃やバンディットと表記?)

G54と同じ弾丸を発射する自動拳銃。18発装弾。
CXPとは対特殊生物拳銃の略称。

<報告>
先に投稿したP50の設定を改良、置き換える形で設定したMPWタイムラインにおける架空の自動拳銃。

●M260・スカーフェイス・マルチランチャー(本編では単にマルチランチャーと表記?)

12ゲージショットガンを自動小銃装着型にしたタイプで、12ゲージ・フルメタルスラッグや12ゲージ・グレネード弾等、各種弾薬を装填可能。
小型化が図られている為、箱型弾倉には3発まで装填。但し薬室に1発装填すれば4発に増強出来る。
G54を携帯する隊員が臨機応変に対応する為に、アメリカで開発された。

●電磁ナイフ(スタンナイフ)

対小型怪獣用近接格闘用武器。グリップ部分にバッテリーが内蔵されており、スイッチを押すと刃の部分が高圧電流を帯電する仕組みである。
単に突き刺すだけでもスタンガンのように瞬間的な高圧電流を浴びせられるが、超音波カッターのような振動切断機能も持ち合わせており、メガヌロンやジラ、ショッキラスのバイオデータから得られた小型怪獣の表皮の硬度を切断可能な振動を行う。
グリップにはバッテリーの他に振動データを蓄積するマイクロチップも備えられており、実戦後のフィードバックで改良を加える事も可能。
ナイフにしては割と重いが、あくまで最終手段用なので、使われる機会は少ないが、いざという時には頼れる暗器でもある。
刃渡り20センチ。

 

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最終更新:2021年07月23日 22:19