タイトル:ブルックリン事件 |
オープニングイメージ |
テーマの提示 ・ディスヴェリオン・ゾイド連合軍。メカアトミカントの軍勢を見たゾイド司令が参謀に「なんだあれは」と言い、参謀も初めて見たと言う。メガトロンが急で申し訳ないと謝罪しつつ、その内容は、今 回の作戦がディスヴェリオンが主導権を握る事をにおわせるもので、ゾイド達を困惑させる。しかしゾイドは作戦遂行を優先する。 |
セットアップ |
きっかけ |
悩みの時 |
第一ターニングポイント |
サブプロット |
お楽しみ |
ミッドポイント |
迫り来る悪い奴ら |
全てを失って |
心の暗闇 |
第二ターニングポイント |
フィナーレ |
ファイナルイメージ |
Aストーリーはブルックリン事件そのもの。 |
・ベラザーノ・ナロウズ橋の真下の海底に投棄自動車として潜むブラックリーコン隊員と、それに付随する4体の人型ブラックリーコン隊員。
彼らの頭上を今回の標的、大型自動車運搬船「オリンポス・キャリアー号」が通過する。
「オリンポス・キャリアー号」についていくブラックリーコン海中部隊(Cod
MW3で米軍特殊部隊が頭上をオスカーⅡ級原子力潜水艦が通過するのをやり過ごすシーンのオマージュ)。
・「オリンポス・キャリアー号」が入港し、錨を下ろしたタイミングでニュージャージー州等にゾイド襲来。
SNSやニュース映像から、国防総省や北米防空司令部(NORAD)は、サンディエゴを襲撃した軍勢と酷似している事を突き止める。
北米防空司令部のレーダーには反応が無かった。
・米空軍機にスクランブルをかけさせるが、前回同様まともに対峙しては勝てないと分かっているので、石巻湾の戦いで有効性が証明されたEMP弾のデータをベースにGフォースが開発した特殊弾頭を取り付けたミサイルや、任意のタイミングで起爆する弾頭のミサイル、ゾイドのレーダー周波数を解析した電子戦機によるECMで対抗した事によりある程度撃ち合えるようになっていた。
しかし制空権確保には至らない。
・東海岸の陸軍、海兵隊、空軍、海軍、Gフォース等が展開。
上空観測するブラックリーコン隊員が、ガバナーズ島に120mm迫撃砲陣地(射程10km、援護射撃には十分)を築く第10山岳師団に注目し、作戦に使えると判断し、海中部隊にその旨を知らせる。
・西海岸のオーディアンや第1混成小隊、アベンジャーズがゲートを使用して救援に駆け付ける。国防総省を通じて前線司令部には突然増援が現れる事を事前通知。
ジョン・F・ケネディ国際空港に前線司令部を配置。
西海岸組はリバティー州立公園に現れる。
・オーディアンが前に出てゾイドと戦い、米軍が火力支援を実施。ガルトライザ小隊が飛行ゾイドと戦って制空権確保。
待機していたスーパーガルーダやA-10、F-16部隊が離陸し、地上ゾイド軍を空爆で圧倒する(地上のレーザー誘導やカラースモーク弾による目印)。じりじりと後退を始めるゾイド軍。しかしこれは陽動だった。
・ブラックリーコン海中部隊がカリオスパーク起動。「オリンポス・キャリアー号」や積載自動車、周辺の機械や乗り物も影響を受けてアートロン化する。
ブルックリン方面で異変を最初に発見したのはガバナーズ島の迫撃砲陣地。
すぐに航空機や無人機が確認に向かうと、うじゃうじゃ犇めくアートロンの群れを確認。アートロン達は何が起こったのか分かっておらず放心状態だった。
・迫撃砲陣地や航空隊にディスヴェリオン(アートロンの事)の急襲部隊を攻撃せよとの命令が前線司令部から下り、アートロンの群れに砲弾と爆弾の雨を降らせる。それで何体かのアートロンが撃破されてしまう。
しかしこれは、ゾイドによる陽動の間に傍受した米軍の無線周波数と、前線司令部の声をコピーしたブラックリーコンの策略であった。
実際、後から現れた茶番役のディスヴェリオンが航空隊を蹴散らしてアートロンに地球人を攻撃するよう煽りたてる。何も知らないアートロン達は、しかし実際攻撃してきた地球軍に牙をむく。
米軍は正面のゾイドと東から迫るアートロン軍に十字砲火に晒される危機に直面。
・アートロンの誤解を解く為、偽通信の発信源を探ると共に、二度と偽通信されないようにオーディアンや米軍兵士による伝令で無線封鎖を実施。航空隊にも一時避退させる。
通信は有線限定となるが、如何せんワイヤーの長さが足りず、難儀する。
(米軍にアートロンが攻撃すべき敵ではないと周知させるシーンが必要)。
ゾイド軍を米軍に任せ、アベンジャーズやオーディアンがアートロンの前に立ちはだかり、時間稼ぎを行うが、特に「オリンポス・キャリアー号」になったアートロンの進撃を食い止める事に難儀する。
また、戦闘技術は未熟ながら数で進撃してくるアートロン軍と支援するディスヴェリオンに徐々に押され気味になる。
ディスヴェリオンは今回の戦いで未熟なアートロンに「実戦的な訓練」を経験させて戦士化させ、機を見て撤退する方針だった。
また、オーディアンは二度と傍受されないように独自の無線回路を構築し始める。
米軍側も無線が使えない事で連携に手間取り、ゾイドとは一進一退の攻防となる。
・発信源特定。シールドで擬装していた上空観測のブラックリーコン隊員を発見。このブラックリーコン隊員はそそくさと逃げて行く。
また、オーディアンによる無線回路が構築され、米軍に繋がれる。無線が回復した米軍は、またゾイドを押し始める。攻撃ヘリ部隊も到着して空爆に激しさが増す。
しかしこの時、混乱に乗じて米軍内に車輛に化けたブラックリーコン隊員が数体紛れ込んでおり、オーディアンの秘匿回線を傍受、解析し始めていた。
・釈然としないマクラナハン少尉。それはガルトライザの隊員も同じで、そんなこんなで一緒に行動し始める。マクラナハンの提案でガルトライザ隊員がドローンを飛ばし、状況を空から確認する。マクラナハンも小型モニターか何かで見せて貰う。
すると、ガバナーズ島の迫撃砲陣地の様子がおかしい事に気付く。迫撃砲の数と動いている人影が釣り合わないのだ。
拡大してみると、人型オートロンで、周辺にはいつの間に殺された第10山岳師団兵士の死体が転がっていた。
そして砲が、ニュージャージーでは無く、ジョン・F・ケネディ国際空港に向いている事をが判明。
射程はギリギリだが、オートロンの技術なら簡単に射程を延伸出来るとガルトライザ隊員は言い切る。
・マクラナハンがガバナーズ島の迫撃砲陣地が全滅していると報告する間、ガルトライザ隊員がガバナーズ島を砲撃し、迫撃砲を残らず吹き飛ばす。バレたと分かったブラックリーコン海中部隊はそそくさと海中に退避していく。
しかし、砲弾が発射された後で、ジョン・F・ケネディ国際空港に警報発令(アイアンマンの無人スーツか何かで砲弾落下前に破壊するシーンとか)。
二度目の前線司令部壊滅の危機は脱したが、油断は禁物。前線司令部は場所を変える為に退避する。
・この件で、米軍内にディスヴェリオンが紛れ込んでいると判明し、オーディアンは米軍車輛のスキャニングを開始。
1体のブラックリーコン隊員にスキャンがかかった瞬間、通信ブラックアウトをかけながら潜入ブラックリーコン隊員達が一斉に変形して近くの米軍部隊を蹴散らしながら撤退していく。
オーディアンの一部が追う。これまでブラックリーコン隊員を捕獲した事が無いからだ。
・ここでアートロンの本格寝返りシーンを持ってくる?(気を良くしたディスヴェリオンのいらんことしいによるちょっかいで想定以上の離反者数を生み出してしまう。疑問に感じていた個体の疑惑は確信に変わる。この隊員は後でメガトロンから折檻される)。
更にこの寝がえりアートロンの活躍でブラックリーコン隊員の1体が捕虜になってしまう。自爆装置は波動フレアグレネードで封じられ、その後外される。
<考え雑記>
・ジョン・F・ケネディ国際空港をアートロンの一部が攻撃に向かって来る展開もあり?空港をオーディアンのシールドで防御してジョン・ウェイン空港の惨劇の二の舞を防いでいるので、アートロン達にシールド発生装置を破壊させ、そこを改造迫撃砲で猛爆させるという案。但し、空港に肉薄されると司令部は撤退すると思うので、ストーリーとして成立するかは疑問。