ラグワース級高速輸送艦

ラグワース級航宙高速輸送艦はオード社が設計、開発したロケットのような前時代的外観を持つ航宙艦である。
艦首がコクピットになっており、居住区画がそのすぐ後ろに隣接している。残りは貨物区画で占められており、機関部はその外部に３基が設けられている。従って敵の襲撃を受けると機関部が真っ先に破壊されて航行不能に陥る可能性があった。その代わりコクピットと居住区画は単純かつ頑丈に設計されており、乗員の生存性が高められている。
生産性も非常に高く、まさに「宇宙のトラック」とでも言うべき存在であり、アミティル連邦の縁の下の力持ちと言っても過言では無い。
登場は太古史に遡るが、基準年代においても改良を施されながら生産と運用が続けられており、基準年代においては機関部の生存性向上が図られ、ちょっとした武装も施すことができるようにされている。