アットウィキロゴ

ダング(惑星。BCP-22)

ダングとは、ブレイトンが入植した惑星の1つで、BCP-22(『ブレイトンの22号植民惑星』の意)という通し番号を持っていたが、帝政の放棄と連合王国の設立に伴い、一国家として独立を認められた経緯を持つ。

ブレイトンは当初この惑星を「カナベア(ブレイト語で『灼熱の鍋』)」と名付けていたようだが、後述の理由により「ダング」と改めている。

陸地のほとんどがデュータンのような砂漠だが、実は生態系も¥はそれなりに豊富で、ブレイトンが入植開始した時には、一定の知性を持つ原住種族がこの惑星の主導権を握っていた。ただ砂漠と言う過酷な環境であることに変わりは無かった為、主に集団狩猟を生業としていたのでブレイトンの入植者側と何度も衝突したようだ(捕食されたブレイトンもいたようだ)。

それらの種族は自分達を「ダーン」と名乗っており、ブレイトンをよそ者というよりは捕食対象の獲物として見ていたようだ。

飛行能力を有し、アリやハチのような集団生活を送るものの、まだ道具の発明にまでは至っていなかった。

ブレイトン自身、この集団の存在は入植前に知っていたようだが、この時期のブレイトンは宇宙進出からまだ日が浅く、経験値が低く、銀河社会への本格的な参入の前だった事、この原住種族(ダーンの事)が他の生物と変わらず知性が低いであろうという推測、そして宇宙進出者としてのプライドから、入植を強行したようだ(今ならそのような事はしない)。

実際の所、ブレイトン主導の共存体制の確立を目論んでいたようではあるが、現実はそう甘くなく、寧ろ彼ら「ダーン」の方が、ブレイトンの入植者達を圧倒しつつあった。数による暴力と言う事もあるが、彼ら自身が学習能力が異様に高く、急速に道具の扱い方を覚えて行ったらしいのである。

更には「ダーン」自身、集団生活種族ではあるが個性は持っており、平和裏に接触を試みてくる個体も存在しており、ブレイトンはそれらとのコンタクトを取る事で、「ダーン」との共存計画を進めていく方向に舵を切って行った。この辺り、圧倒的なテクノロジーを背景に殲滅作戦を取らなかったブレイトンの理性が垣間見えるであろう。

長い年月をかけてブレイトンとダーンの共存システムは確立された(ダーンと紛争状態になった時点でかなりの入植者が住んでいた)わけだが、開発者はおろか消費者の段階すら踏んでいないダーンが銀河社会に触れるという、ある意味では「危険な現象」に遭遇する事態となった。

しかしブレイトンという自分達とは外見の異なる知的生物との遭遇によってそのショックは意外にも小さい。寧ろ知性が低い生産者種族だったからこその怪我の功名とも言える(食料と見なしており、自分達とは外見の異なる別の知的生物がいるわけないと考える消費者種族よりは単純な思考だった事が幸いしたようである)。

ただブレイトン自身は種族としての段階を踏んできた経験を持つ為、無防備にダーンを銀河社会に進出させるのは危険と考えた為、地上に国際都市ならぬ「銀河都市」を建設し、そこでブレイトンがコンタクトした別種族と接触させることによって慣れさせていったようだ。勿論かなりの時間がかかったようだが。

最終的に「ダーン」が開発者としての知性を獲得するのは、皮肉にも第2次コルサディル戦争勃発時であり、彼らが平和な銀河社会を経験できるようになるのは更に先の話となる。

このような経緯から、この惑星は数奇な運命を辿りながらも、原住種族が駆逐されるという最悪の事態には陥らなかったレアなケースとして知られている。

そしてこの惑星が「ダング」と名付けられたのは、彼らがこの星をそう呼んでいたからである。

 

<報告>

SWEP7の砂漠惑星ジャクーをモチーフとしつつ、映画「ピッチブラック」に登場したこれまた砂漠惑星(名称不明)のイメージも混ぜ合わせた惑星ですね。

原住種族「ダーン」は、「ピッチブラック」で登場した肉食エイリアン(これまた名称不明)をモチーフとして作成した知的生物です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年09月13日 22:51