オープニング
~衣笠キュウの場合~
キュウは10月のある日、同じ水泳部の部員でクラスメートの高山翔子に、学校の裏手に呼び出される。彼女のことは前から気になっていたのだ(というGM設定)。
GM/翔子「ねぇ、もうすぐ私の誕生日なの。…知ってるでしょ?どこかに行かない?ふたりきりで…」
キュウ「…うん、いいよ」
というわけでデートが決まったのだった。場所を選ぶのはキュウの役目だ。どこで聞いていたのかクラスメートの男子達にからかわれる。
男子生徒「ひゅーひゅー、このカップルどもがー!」
男子生徒「ちっくしょー!キュウのヤツ、地獄に落ちろ!」
女子生徒「はいはい、やっかまないの!翔子、よかったね」
クラスの雰囲気が大体伝わっただろうか?
~蔵持定保の場合~
定保は仕事で高山夫妻の住む町の近くまで来ていた。そういえばこの前顔を合わせたのは3年も前のことだ。あの時は夫妻の一人娘、翔子の葬式の後だったか…。あれから何となく足が遠のいていた。
定保 GM、まずは電話してみます
GM/綾子「はい、あら定保さんじゃない!お久しぶりね」
電話に出た綾子婦人の声は快活そうで、昔と変わっていなかった。挨拶を交わした後で、綾子は定保に言った。
GM/綾子「良かったら今晩いらっしゃいよ。きっと娘も喜ぶわ」
>定保 娘っ!?(笑)
定保「…ありがとう。久々に一茂さんと飲みたいね」
~笹二シキの場合~
師匠がふらっと旅立ってから何日かたったある日、一人の婦人が訪ねてきた。師匠の重良に依頼をしていたのだという。彼女の名前は高山綾子といった。
シキ あの~、GM?おじいちゃんから何か聞いていませんか?
GM 聞いてないよ~(笑)
シキ うわー(笑)
依頼では、木梨(きなし)村という山奥の村で、先祖を慰めるための儀式を神社で行うのだという。その儀式には和太鼓による演奏が必要で、半年前に重良本人に依頼した。
相手のどうしてもという要望を断りきれず、シキは師匠の代わりに依頼を遂行することになった。儀式は一時間程度だが、その前日に木梨村に行き、そこで一泊する予定だという。綾子がシキを車で迎えに来ることになっている。
GM/綾子「では、また儀式の前日にお迎えに上がりますので」
シキ「はーい」
>シキ「おじいちゃんめ~」
~獅堂龍奈の場合~
街中のオフィスビル、その3階に小さな探偵事務所があった。いつもと同じ暇な午後を過ごしていた龍奈と円だが、そこへ大学生風の女性が訪れた。不安そうな表情の中に何か決意のようなものを秘めている。二人は顔を見合すと探偵の顔になった。
その女性は村瀬静と名乗り、龍奈たちの先導によってポツリポツリと事情を語りだした。以下要約。
- 双子の妹である村瀬風香を探してほしい。三日前から行方不明。
- 家出をする理由は見当たらない。二人は同じ大学に通っている。
- その日もいつも通りに見えた。帰宅時間を知らせている。携帯電話は繋がらない。
- すぐに警察に捜索願を出す。ただ、あまり重要視されていないように見えた。
静は泣き出してしまう。龍奈たちは二人の住むマンションへ向かうことにした。
龍奈「大丈夫よ、安心して。必ず私たちが見つけ出すから」
GM/円「そうよ、この人はこう見えて優秀なんだから」
>龍奈 こう見えてって何なんすか!
最終更新:2009年11月18日 21:39