| 影縫妖精ジオ・バクリン C 自然 コスト4 |
| クリーチャー:スノーフェアリー/エイリアン 3000 |
| ■相手は、バトルゾーンにあるカードを持ち主の手札に戻すことはできない。 |
| (F)自らの身体に感じた違和感の正体を確かめようと首を動かす男。しかし、動かすことはできなかった。いや、動かす必要はなかった。なぜなら、今目の前にいる、自らの服を脱ぎ捨てた少女が、男のすぐそばまでやってきてそれを、男を縛りつける細い糸をこれ見よがしに指で弾いたからだ。男の内から恐怖の感情が湧きでる。それを楽しむように見ていた少女はおもむろに男に顔を近づけ、その唇を男のそれと重ねる。突然訪れた快楽に男は一時恐怖を忘れていたのだが、少女の身体から濃い血のにおいを感じ、必死で顔をふりほどいた。その反動で、少女の帽子が払い落され、その顔を月明かりのもとに晒し出した。 「・・・みられちゃったね。まだ、見せたくなかったんだけど・・・」 少女の帽子の下に隠された真実。彼女には、目がなかった。そして代わりに存在したもの、それは顔の上半分を占める、巨大な牙の生えた口。そこに並んだ鋭利な歯、そしてこびりつく紅い液体を見た瞬間、男はすべてを悟った。 「・・・まあ、ばれちゃったら仕方ないよね・・・。それじゃあ約束通り、御兄さんを『天国に招待してあげる』。」 |