田代まさしのプリンセスがいっぱい
「田代まさしのプリンセスがいっぱい」は、
田代まさしをフィーチャリングしたアクションゲームである。
ストーリーは主人公である
田代まさしがヨーヨー片手に四人のお姫様を救出しに向かうというもの。
具体的なゲームシステムは、1989年当時のキャラゲーとしては一般的な横スクロールアクションゲームであるものの、最終面はトップビューのゼルダ風アクションゲームとなる。
妙な慣性の付くジャンプに代表される全体的な難易度など、その完成度については疑問視される意見も多く、よくある一般的なキャラクターゲームとして認知されている。
1988年の3月頃、製作にあたりゲーム中に登場する4人のお姫様、シンデレラ姫、人魚姫、おやゆび姫、白雪姫のイメージモデルを選考するオーディションが行われた。
審査員は
田代まさし、『ファミリーコンピュータMagazine』編集部、エピックソニーレコードである。オーディションに合格した4人のプリンセスには、賞金10万円の他、ゲーム内での名前の使用など、様々な特典が用意されていた。
選考は1,107通の応募者の中から、まず一次審査が行われ、前述の審査員によって1人のプリンセスにつき候補者10名、合計40名にまで絞り込まれた。その後の一般投票で4人の少女が田代に救出されるプリンセスとして選び出された。選ばれた4人の少女は、ゲームのパッケージにも名前と年齢、顔写真が掲載された。
審査の発表は1988年6月頃に行われ、審査発表からMSX版発売まで11ヶ月、FC版発売までに16ヶ月の期間が費やされたが、何故これまで時間が必要だったかは、今なお明らかになっていない。
最終更新:2008年10月09日 03:54