〔その1〕
ある女子大生2人(A子とB子)がコンパして4人で飲んでて、その後男とは別れて、家へ帰ろうとしたんだけど、よっぱらってたからB子はA子のアパートに泊まることになって一緒に帰った。
A子の部屋についてB子がベッドのところに座った。
B子は思い出したかのようにA子に、「買い物あるからコンビニ行こうよ」って誘った。
A子は行かないと言っていたが、あまりにもB子が誘うので行くことにした。
鍵を閉めて外に出たところでB子は警察に連絡をした。
なんとA子の部屋のベッドの下の隙間にナタを持った男がいた。
B子は窓ガラス越しに男がいることに気づき、そこで声を出したならきっと殺されるという考えから、機転をきかせてコンビニに行こうと誘った。
その男は近くにある精神病院から抜け出してきた患者だったらしい。
〔その2〕
あるアパートで一人暮しをしている女性のもとに、同年代の友人が遊びにやってきたときのことだ。
時間を忘れておしゃべりに夢中になるうちに辺りはすっかり暗くなってしまい、友人は彼女の部屋に泊まっていくことになった。
彼女はベッドの上に、友人はベッドの脇に敷かれた布団の上にそれぞれ横になる。
部屋の中はすっかり静まりかえり、彼女はうとうとと眠りにつこうとしていた。
するとその時、突然友人が布団から飛び起きて彼女のことを揺さぶり、「急にアイスが食べたくなっちゃった。一緒にコンビニまで買いに行こうよ」と言い出したのだ。
彼女はもう眠かったし、別にアイスなど食べたくなかったので「私はいらない。一人で行ってくれば」と答えたのだが、友人は「夜道を一人で歩くのは心細いから」と言って聞かない。
根負けした彼女は仕方なく友人と一緒にコンビニへ行くことにした。
ところが、家を出た途端に友人は彼女の手を強く引き、なぜかコンビニとは逆方向に向かって走り始めたのだ。
いったいどうしたというのだろう。
不審に思った彼女がわけを尋ねると・・・
「大きな声を出さないで!今から交番に行くのよ。私、見てしまったの。ベッドの下に、大きな包丁を持った男が隠れているのを!」
〔その3〕
5,6年前、大学入学で地方都市にいった友人から聞いた話ですけど。
その町でほんとにあったこと、ということですが、
1人暮らしの女の子がいて、ワンルームマンションに
住んでいたんですが、
ある日友達が二人遊びに来て泊まって行くことになったそうです。
夜になり、そろそろ寝よう、というときになって、
友達二人は床に寝ることになり、
その家の子はいつものようにベッドで眠ることになったのですが、
しばらくしてベッドの横の床に寝ころんだ友達が、
「牛乳が飲みたい」と言いだしたそうです。
結局牛乳は買い置きがなかったので、
「ジュースでいいでしょ」となったのですがその友達はどうしても
「牛乳が飲みたい」と言って聞きません。
仕方がないので、3人でコンビニに行くことになり、
外に出たのですが、
その牛乳が飲みたいといった子は外に出た途端警察に
電話をかけ始めました。
事の真相は、その子が寝ようとベッドの横に寝ころんだとき、
ベッドの下に両手に草刈り鎌を持った男が入り込んで
横たわっているのを見つけたらしい。
男はその子の方を見たけど、見られた子は気がついたのが
ばれるとヤバイ、と思って気づかないふりをして、
なんとかみんなを外に連れ出そうとしたんだそうな。
結局警察がその男を捕まえ、事情を聞いたところ、
男は「女どもが寝静まったら全員殺してやるつもりだった」と
いう電波さんでした。
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最終更新:2010年09月02日 00:11