麻帆良市内。そこにとある家族がありました。その家族は大変幸せそうでした。
「お母さん!ワタシ昨日の格闘大会で優勝したアル!!」
龍宮家の次女くーふぇい。明るい性格と人懐っこい性格でみんなから愛されています。
「おお!それは凄いでござるな~くーは強いでござるからな」
龍宮家のお母さん長瀬楓。ほんわか優しいお母さん。でもいざという時はとっても頼りになります。
「母上、ただ今戻りました」
龍宮家の長女桜咲刹那。しっかり者だけど時々うっかり者になります。
「お帰り刹那。剣道の段審査はどうだったでござるか?」
「はい、二段合格できました」
「おめでとう!よし!今日はお祝いでござるな」
そう言って楓は刹那を抱き寄せて頭を撫でました。
「あ、ありがとうございます…///」
「あー刹那だけズルイアル!ワタシもなでなでして欲しいアル!」
「ふふ……はいはい」
「ただいま」
「あ!お父さんが帰ってきたアル!」
龍宮家の大黒柱龍宮真名。仕事人だけど家族への愛情はとっても深いです。
「真名、今日は二人のお祝いでござる」
「聞いたよ。だからほら、ケーキ買ってきたぞ」
「わーい!ケーキアル!!」
「ありがとうございます、父上」
龍宮「ただいまー」
クー「お父さんおかえりなさいアル!お風呂沸いたからすぐに入れるアルよ」
龍宮「うん、ありがとうな。じゃあ悪いがお先に・・・うっ!痛たた・・」
クー「ど、どうしたアル!?ま、まさかケガしたんじゃ!?」
龍宮「いや・・疲れからか肩が凝っていてな。クー、すまないが叩いてくれるか?」
クー「まかせるアル!肩を思い切り叩いていいアルね?」
龍宮「お、おい!待て!叩くといってもそんなに力むな!!ましてやお前の力で・・・わわっ!タンマ!!」
龍宮「うう・・・肩が壊れるかと思った・・・。おーい楓!風呂が沸いている事だし久々に一緒に入らな・・」
楓「おお真名!いい所に帰ってきたでござるな。実は今ちょっと困った事が起こって・・・」
龍宮「何!?それは大変、一刻を争う事態だ!いったい何があった!?楓は大丈夫なのか!?」
楓「実は刹那の学校の宿題を見ていたのだが途中で拙者にも訳が解からなくなってしまってな。二人で途方に暮れていたでござるよ」
龍宮「・・・・・・・・・・・・・・・」
楓「いや、最近の学生というのは大変でござるなぁ~あっはっはっは!!」
龍宮「風呂が冷める。続きはまた後にしてくれ」
楓「は、薄情でござるよ!真名!!」
史伽「お姉ちゃん・・パパとママは何をしているのですか?」
風香「シッ!史伽は黙っててよ!今そーっとドアの隙間を開けるからさ・・・」
龍宮「(ふふ・・いつ見てもお前は綺麗だ。愛しているぞ・・・楓・・・・)」
楓「(そんなの当たり前でござろ・・・・・・真名がいつも拙者の事を愛してくれているから・・・・あんっ!)」
史伽「パパもママもはだかんぼですー。暗くて細かいところはわかりませんけど・・・」
風香「むむむ・・前にテレビで似たようなのを見たことがあるぞ!でもあれはケンカしてるみたいだったしなぁ。」
史伽「でもあれはちょっと怖いけど、今のパパとママは凄く幸せそうですし・・」
風香「う~ん・・・わっかんないなぁ!明日刹那姉に聞いてみようかな?」
クー「う~んもう肉まん食べられないアルよ・・・・ムニャムニャ・・・・・」
刹那「(今日も父上と母上の声が・・・やっぱり今日の授業で習った“アレ”をしているのかな・・あ、明日どんな顔をしていればいいのだろう・・)」
今日も龍宮一家は平和なのでしたー いい意味で!
刹那「父上、母上…実はお伝えしたい事があります」
楓「何でござるか?」
龍宮「何だ?遠慮なく言っていいぞ」
刹那「じ、実は……結婚を前提にお付き合いしてる人がいるんです」
楓「おお!それはまことでござるか!?」
刹那「それで今度家にお連れしたいのですが……」
楓「もちろんでござる。なあ真……」
真名「亜wせdrftgyふじこlp;@」バタン!
刹那「ち、父上!?」
楓「あまりのショックに気絶してるでござる……」
龍「相手は一体…誰なんだ?」
楓「真名。取り敢えず銃を仕舞うでござる。」
刹「はい…実は…近衛木乃香さんです。」
龍「(;゜Д゜)」
楓「(;´ワ`)」
古「(;゜ロ゜)」
双子「(;-x-)(;-x-)」
刹那「父上!雷鳴剣の打ち込み練習の相手になって頂けませんか?」
龍宮「うぇぇ、やだってアレ痛いし痺れるしー。
おっ!くーちょうど良かった刹那の練習相手になってくれ、なっ!?」
古菲「えぇー嫌アルだって痛いし痺れるアル……風香!換わりにやるアル!」
風香「えーヤだよーだってアレ痛いしー……史伽換わりにやってきな!」
史伽「あぅぅ、嫌ですぅおかーさん><」
楓 「およ?史伽どうしたんでござるか~?」
史伽「ぅっく、あの、あのね……」
楓 「真名、やってくるでござる」
龍宮「ぅ、いやその、な?」
楓 「真 名(にっこり)」
龍宮「うぅぅ解ったよ……。」
3人「わぁーぃ、さっすが父さんvv」
刹那「な、なにもそんなに嫌がらなくても……orz」
楓「んやぁあ、真名/////」
龍宮「楓…愛しているぞ」
双子「昨日ってお父さんとお母さん何してたの?」
楓「!…ん~なんのことでござるかな~?;;」
古菲「言うアルよ~」
楓「あっはっはっは;/////」
龍宮「特訓していたんだよ」
双子,古「特訓~!?」
龍宮「そうだ、夜の特訓だ」
双子「お父さんとお母さんすご~いw」
古菲「むむっ!クーも頑張るアル!」
刹那「…………//////;;;」
自分の中では楓と龍宮はこんな感じ
困る楓が書きたかっただけなんだが
クー「フム。刹那も色を知る年齢アルか~。なんかくやしいアルよ。
ん?そーいえば日本ではこんな恋人もいたアルね~」
クー「お父さん!実は私にも恋人出来ちゃったアル!!」
龍宮「うおおっ!?だ、誰だ!?相手は一体どんなヤツだっ!!」
クー「フフフ・・・・聞いて驚くアル・・それは『右手』アル!!右手が恋人って言うアルね!」
龍宮「え!?右手??何だ人じゃないのか・・・・何いいいいぃぃぃぃ!!」
クー「早速刹那に自慢しに行くアル~♪」
龍宮「何てこった・・・・・orz」
クー「・・・私はこの右手でどんな男も倒してきたアル!どんな物も壊せるし、最高のパートナーアルよ♪」
刹那「そうか。そりゃあ結構な事だが決して人に言うなよ・・あらぬ誤解を受けるからな」
クー「?」
それはそれは穏かな、いつもとさして変わらない夜。
「楓、子供も寝たし、いいだろ?」
「ふ、しょうがないでござるなぁ真名は」
真新しいシーツの上で2つの影が1つに重なっていく、そのとき。
真名が組み敷いていたはずの楓の身が霧散する、まるで煙。
変わりに無防備な背後から覆いかぶさってくる影。
「んふふ、真名程の達人を騙すほどの分身となると1体が限度でござるが」
「いやぁ分身といえども楓だ見惚れてしまってな、不覚だったよ」
「ずいぶん甘い語を吐くでござるな、ひょっとして拙者を誘って……?」
口付けを交わす、最初は感触を楽しむような優しいキス。それが時が経つにつれ濃厚で深いものになっていく。
真名の唇を割って口内に侵入していく楓の舌が歯列をなぞる。
さしだされた真名の舌を絡め、弄び、吸う。意識が溶かされていく感覚を覚え始めた龍宮がそれでも口を開く。
「んっ…楓、ひょっとして私がその……凹か?」
「たまには好いでござろう、な?」
それだけ言うと楓はまた愛撫に精を出す。首筋に舌を這わせながらハリのある両の乳房を緩急をつけて揉みしだく。
それと同時に乳首を口に含んだり、転がしたりして弄ぶ。さらに愛撫は下へさがっていき太股から尻をいやらしく撫で回していく。
「っ……ぶ、分身は反則、だ、っ//」
「分身?なんのことでござるか?拙者、一般人であるゆえそのようなことは存じんでござるなぁ」
「ぅ、ん!……こんな時でも秘密、か。という…か多分皆にバレて!、ると思うぞ私、っは!」
「むー、そんなことを言うなんて酷いでござるなー。お仕置きでござる!最大の16分身でござ~♪」
「じ、自分で分身て、うぁぁ、あ!そこ!?らめぇぇぇ///」
それはそれは穏かな、いつもとさして変わらない夜。
真名「……とまあここまで家族がどーこー出たが所詮女同士。夢のまた夢だな」
楓「そんな事はないでござる」
真名「何を言っている?」
楓「だから真名との子供でござるよ」
真名「出来るわけが…!」
楓「キスすると子供が出来るでござる。実はこの前のキスで……///」
真名「ま、まさか……」
楓「この子が生まれたでござる!」
ちび楓「ござ~!」
真名「…………これおまえの式紙だろ?」
楓「…………ちっ!」
最終更新:2007年04月10日 04:32