547 :名無しさん@秘密の花園:2007/04/29(日) 07:30:48 ID:JZLQEbH+
楓「拙者、エヴァ殿に恋人を喜ばす方法を学んだでござるよ!」
真名「ほぅ。やってみろ」
楓「では」(椅子に座り、右足を差し出して)「まずは足を舐めるでござる」
真名「……」
楓「……真名?」
真名「……はい、マスター」

エヴァ「ほぅ、これは予想外だな」
ゼロ「覗キカ。趣味悪ーナ、ゴ主人」
エヴァ「お、長瀬がくすぐったがってるぞ」
ゼロ「無視カヨ」

楓「やめるでござる! 拙者、笑いが堪えられないでござる!」
真名「学んだんだろう? 我慢するんだな」


557 :とまあそんなこんなで流れ無視 :2007/04/30(月) 00:18:28 ID:ZOMasYkl
「いい天気でござるなぁ……」
「……そうだな」
二人は世界樹の根元で肩を寄せ合って座りのんびりとしていた。
ゴールデンウィークで殆どが帰省や旅行にいってしまい人が殆どいない。二人を邪魔するものは何も無い。
「お腹空いたでござろう。ほい、おにぎり」
「ああ、すまない……だがいくらたらこの握り飯が好きだからと言っても全部たらこはありえんだろ」
「残念だが冷蔵庫にはたらこと海老しかなかったでござる。まあ真名が海老マヨおにぎりを食べ……」
「いただきます。うん、美味い」
あっと言う間に二人はおにぎりを平らげまた青空を見上げながらのんびりする。
二人の間には会話はないが別に苦ではない。とても穏やかなひと時。ふと楓は思った。

昔の彼女ならとても考えられなかった。傍にいる者全てに神経を張り巡らせ常に警戒していた。
比較的仲のよかった刹那でさえ完全に気を許すことはなかった。
だけどいつの間にか彼女は自分に近付きこうして接してくれる。

その時、楓の肩に体重がかかった。見れば真名が楓の肩に頭を預けて寝息を立てていた。
「ふふふ……いい寝顔でござるなぁ」
普段の厳しい雰囲気など微塵も感じない安心しきった寝顔。楓は起こさないように真名の頭をそっと自分の膝に持っていった。
「まだ誰も知らない拙者にだけ見せる本当の真名……何とも言えない優越感でござるなぁ」
楓はそのまま体を丸めると真名の頬にキスをした。
「大好きでござるよ……」

おわり


562 :名無しさん@秘密の花園:2007/05/01(火) 12:09:19 ID:1+ePxt4N
楓「拙者、気持ち良くて眠くなってきたでござ~」
真名「……それは枕じゃない」
楓「温泉に枕があったら変でごろう」
真名「お前……」
楓「いい湯でござ~」
真名「……今は枕にするがいい」
楓「お、どんな心変わりでござるか~?」
真名「その代わり、部屋では私の抱き枕になってもらうぞ」

こうですかわかりません


571 :名無しさん@秘密の花園:2007/05/04(金) 15:34:47 ID:05JgZdpP
○月×日
朝起きたら楓がカッパになっていた。とりあえず頭の皿を撫でてみた。

「カパ!?や、やめるでござるぅ~!」

あまりにも可愛かったので抱き締めた。気が付けば夜になっていた。

「お腹空いたでござる……」

夕飯を食べる。口の周りに食べカスが付いてたので拭ってやる。至福の時間だった。
夜、楓を抱き枕代わりにして寝た。いい夢が見れそうだ。


572 :名無しさん@秘密の花園:2007/05/04(金) 15:42:33 ID:05JgZdpP
○月×日
朝起きたら真名が熊になっていた。とりあえず毛皮をモフモフしてみた。

「やめろ……」

ちっちゃくなっても相変わらず無愛想だ。でもそんな所が可愛いのでギュッと抱いた。

「楓……腹が減った」

夕飯を食べデザートにあんみつを出した。先程と打って変わり最高の笑顔で食べる。
可愛いすぎるでござる……。毎日熊でいてほしいと思う一日だった。


575 :一発ネタ:2007/05/05(土) 05:54:03 ID:4K5FonEW
題名【彼女達が熱いのはきっと黄金週間だから】

楓「はっ! 拙者の身体に白玉とか乗せれば、真名はあんみつと間違えて拙者を美味しく」

千雨「やめとけ」

真名「むっ!? 私の肌をカラメルソースに見立てれば……いけるか!?」

千雨「あーもーどいつもこいつも……」


635 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/19(土) 15:55:00 ID:iexfvQD2
龍宮「こらこら君達、結婚なんてしてるわけないだろう」
楓(その手があったでござるか……)
龍宮「ん?何か言ったか?」
楓「いやぁ何でも……それより今印鑑は持ってるか?持ってるなら貸してほしいでござる」


636 :sage :2007/05/19(土) 22:26:15 ID:fu7DDeP2
龍宮「う~ん……」
楓「どうしたでござるか?」
龍宮「最近、アレが遅れてな」
楓「奇遇でござるな、拙者もでござる」
龍宮「吐き気もするし」
楓「拙者もでござる」
龍宮「胸が異様に張ってるし」
楓「拙者もでござる」
龍宮「…………」
楓「…………」
龍宮「お前、子供好きか?」
楓「5人は欲しいでござる♪」


643 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/20(日) 20:41:10 ID:satQYJn0
葉加瀬に子供の出来る薬をもらう
  ↓
毎晩愛し合う
  ↓
見事孕む
  ↓
産まれるもどちらにも似ていない
  ↓
成長すると○○にそっくり
  ↓
(裏ルート突入)


644 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/20(日) 21:06:25 ID:6nSbLyFp
楓「うむ、真名にそっくりで凛々しい顔立ちでござる」
龍宮「いやいや、お前に似て優しそうな顔だ」
二人「ふふふ、ははは!」

龍宮「さて、大きくなったら射撃の訓練をしよう。そして私以上の狙撃手に……」
楓「ちょっと待つでござる。まずは忍術でござろう?将来は立派な火影に……」
龍宮「なにぃ?」
楓「戦るでござるか?」

チビ「おぎゃーー!!」

二人「おお、よしよし!泣かない泣かない!」

楓「戦闘技術は拙者達だけでよかろう」
龍宮「そうだな。チビにはしっかり遊んでもらおう。そして幸せになって貰えれば私たちは満足だ」
楓「真名……」
龍宮「楓……」


648 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/21(月) 08:48:05 ID:EJffLuGI
644
――名前はどうする?
この質問に楓は「真名が決めた名前なら異論はないでござる」と言ったが、やはり二人で話し合って決めたい。
「互いの名前から一文字ずつ貰おうか」
「拙者は名前が一文字でごるが」
「じゃあ読みからだ」
「……カナなんてどうでござる」
「それが一番まともだな。……漢字では風名か?」
「風香殿と被るでござるな」
「じゃあどうする」
「……拙者の楓から木偏を取り、真名の真と組み合わせて……」
「槙、か」
「まき絵どのと被るでござるな」
……こいつ。

ごめん、オチはない。


645 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/20(日) 21:52:58 ID:rbcsqWjn
ザジ「…バカばっか」


646 :名無しさん@秘密の花園 [sage] :2007/05/20(日) 22:24:00 ID:ijGUNaW1
真名「…3点。」
楓「真名殿~忍者は何人じゃ?」
真名「1万点」
ザジ「…恋人には甘いですね」
真名「ま―な」


842 :酉が嫌いな流れ無視 [やっぱ短編だな] :2007/06/15(金) 16:10:26 ID:0SYPttLd
シトシトと雨が降り注ぐ。教室で楓はそれをただボーッと見ていた。
「今日はここまで。来週はP78からだから予習しとけよ」
最後の授業が終わり昇降口に向かう。楓は鞄からから折畳み傘を取り出そうと手を入れた。

「どうした楓、まさか傘でも忘れたのか?」

結局楓は何も掴む事無く鞄から手を引いた。
「うむ、うっかりしてたでござる。だから一緒に入れてはくれないか?」
「仕方ないな、ほら、入れ」

龍宮に促され楓は肩をくっつける。
「ち、近すぎだ……」
「気にしたら負けでござるよ♪」

梅雨の時期は欝陶しいと思っていた。
けど、こういうことがあるなら好きになれそうだ。

さて、明日は雨は降るだろうか?


おわり

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年06月16日 23:30