とある国に伝わる民話  はちやふ

ある国にはこんな話が伝わっているそうだ。


神は後に伝説となる新たな世界を創り出した。


世界は「神」と、神が創り出す無限の可能性を秘めた「粉」、さらに「ユーザー」と呼ばれる人々で成り立っていた。
ユーザーは「空間」の中で粉を自在に操って人生の楽しみとし、時折神の手助けもしていたが、全てを司るのはやはり神であった。

神はある一定の期間をおいて、世界を「更新」していた。
更新とは、神が世界に改変を施すことで、粉を新たに創り出したり、世界のシステムを変更、さらには新たな世界まで作り出すことも可能だった。

更新、世界の発展はユーザーの誰もが心待ちにしているもので、文句を言う人は誰一人おらず、時には祭りが行われるほどだった。
代表的な更新が 「プレイヤー族」「空間公開システム」 を創り出した時だ。

ところが、世界を愛しすぎるためかユーザーの中には過剰な程までに更新はまだかと神に迫ったり、乱雑な空間を創り出す者もいた。
そのような行為は神やこの世界への侮辱とされ、他のユーザーに嫌われた。



その世界はどこかで今も生き続け、更新されているそうだ。

今、ユーザー達はどうあるべきなのだろうか。


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最終更新:2011年02月03日 18:07