『シャトルのハッチを開く、慎重に行けよ!』

彼は俺の専用小型シャトルのパイロットの『ズー』

「任せろっ!」

俺はシャトルから飛び降りた。



しばらく飛行し、ある谷で天使軍の一団を見つけた。

あれが目標のゼットか・・・こちらには気付いていないみたいだな
さっさと片付けるか。

「隊長、悪魔軍は現れないみたいですね・・・」

部下は大体10体くらいか・・・

「ここは地形的に防御の穴になっているんだ、俺達が守らないと・・・
ん・・・・?」

おっと、気付かれたみたいだ。

「敵だ!戦闘態勢に移行しろ!!」

ゼットが叫ぶ、だが遅い。

一気に接近して、敵の兵士にブレードを斬り付けた。

「うわあああ!!」

兵士が2体吹っ飛ぶ。

「悪魔軍?・・・いや、バスターか!」

ゼットが右手の銃を構える、その一瞬の隙に奴の懐に潜り込み斬撃を与えた。

だが、左手のシールドで防がれた。

「くっ・・・お前ら戻れ!コイツは私に任せろ、増援を呼んで来い」

兵士達が逃げて行く、まぁ・・・俺には関係無い。

「私にもそれなりの報酬が掛かっていると言う事か・・・
貴様ほどの腕のバスターが狙ってくるとは・・・」

「よくしゃべる奴だな・・・!」

俺はビームガンを連射した。

「簡単にやられる訳には・・・いかない!」

ゼットが弾を回避し、ライフル銃を撃ってくる。
命中率はかなりのものだ、報酬額に嘘は無かったか・・・

「やるな・・・だが・・・」

弾を受けつつも、ゼットに接近しブレードを振り下ろした。

「うぐっ・・・」

ゼットがよろめく、すかさず俺は至近距離でビームガンを発砲した。

「させ・・・るかぁ!!」

敵も反撃する・・・・・だが手遅れだ。
ビームの弾はBDを直撃した。

「あづぁぶっ!!」

ゼットは断末魔を上げ、BDを粉砕され、地面に落ちた。



「・・・ふぅ・・・終わったぞ・・・聞こえるかズー?
 シャトルの位置を教えてくれ、帰還する」

今回の任務は特に問題なく終わった
バスターの仕事に問題は付き物だ・・・
俺はゼットのHDを持ちシャトルへ向かった
最終更新:2010年07月22日 23:22