一之章:コズミック・ルネサンス
緑豊かな平和の惑星「ポイーン」
そこでは個性豊かな機械の身体の生命体、コズミックロボたちが住んでいた。
鹿のような頭を持つもの、鳥のような姿のもの、戦闘機のようなもの
そこでは、ポイーンを拠点とする「天使軍」が街を作り、基地を設置した。
彼らはポイーンに住む市民を外敵から守るため、日々鍛錬を怠らなかった。
街を守る兵士の一人「レオンハルト」もその一員だった。
レオンハルト
「ふー。今日もポルドシティは異常なしっと、平和なのはいいことなんだけど、やっぱり退屈だなぁ~」
レオンハルト、街の警備をする一般の兵士の一人だ。
凪(なぎ)
「なに、警備を怠らずに続けていれば、そのうち前線にも派遣してもらえるようになるじゃろう」
彼は凪、レオンハルトの良き理解者で先輩だ。
歳はレオンハルトより一つ上くらいなのだけれど…少し爺臭いところがある。
レオンハルト
「うーん、そうだといいんだけどね。」
凪
「さあ、そろそろ交代の時間だ。次のやつに任せて、早く飯を済ますぞ。」
レオンハルト
「もうそんな時間だったのか!じゃあ、凪は先に戻っててよ。ボクは次の警備にバトンタッチするまで待ってるからさ。」
凪
「うむ。ばとんたっちじゃな!!」
そう言うと、凪は基地へ帰っていった。
レオンハルト
「あーあ、早く交代の人たち来ないかな」
レオンハルトは天使軍に所属してからというもの、ルーキーを卒業して以来
まともな戦闘関連の任務についたことがない。
いつも同じ基地の少し離れた箇所の警備を繰り返す毎日だった。
レオンハルト
「さて、そろそろ来る頃かな。今日は帰って何しようかな?」
後ろの方から駆け寄ってくる足音がする。
レオンハルト
「あぁ、やっと来たのか。」
駆け寄ってくる3人分程の足音
レオンハルト
「なんか、足音が一人分多いような?確か警備は二人一組のはずなんだけど」
レオンハルトは疑問に思い振り返る、そこには…
兵士アーシ
「お前は…レ、レオンハルトか…?」
レオンハルト
「あぁ、そうだけど…って、その傷はどうしたの!?」
兵士ルジ
「おい止まるな!!まだ近くにッ」
レオンハルト
「ど、どうしたの?」
兵士アーシ
「どうしたもこうしたもない!!いるんだよ、近くにアイツが!!」
レオンハルト
「アイツ?ファットマニモの群れでも現れたの?」
兵士ルジ
「もう話している暇はないんだ!!早く基地へ戻らないと危険だ!!」
レオンハルト
「落ち着いてください、ここは天使軍の領内です。何かあれば教官が…」
兵士アーシ
「しかし、俺は見たんだ!!あっちで他の天使軍ロボを襲っている何かを!!」
兵士ルジ
「ああ、悪魔軍の者かもしれない。早く基地へ戻って報告を…」
そう言い放った瞬間、兵士の身体が宙を舞った
兵士アーシ
「そ、そんな…ルジッ!!」
無残にも空中で砕け散る兵士の身体、そしてその回りを飛び交う黒い影
レオンハルト
(なんだ…!?なにが起きてるんだ!?彼は、彼はやられたのか!?)
兵士アーシ
「ちくしょおおおおおおッ!!よくもルジを…覚悟やがれ!!」
兵士の一人が何者かの影をめがけて銃を乱射する
兵士アーシ
「俺の大切な仲間だったのに…ルジの仇だ!!!!」
レオンハルト
「き、危険です、相手が何かもわからないのに無茶です!!ここは逃げましょう!!」
兵士アーシ
「うおおおおおおおおッ!!!!」
レオンハルト
(ダメだ、聞こえてない!!)
宙に舞った兵士が散々切り裂かれて地面に落ちた
それと同時に何者かの影は銃を乱射する兵士に襲い掛かる
兵士アーシ
「チィッ」
レオンハルト
「クッ銃で妨害を…いや間に合わない!!」
兵士アーシ
「く、来るなああああああああああっ!!!!」
気付いたときには、兵士は一突きの槍で貫かれたまま動かなくなっていた
レオンハルト
「そんな…間に合わなかった?助け…られなかったんだ…」
影は兵士から槍を引き抜き、レオンハルトに狙いを定めようとしている
レオンハルト
(ボク、ここまでなのか?こんな、意味わからないまま?)
レオンハルト
「アンタは一体誰だ!?急に出てきて、なにが目的だ!!」
しかし、影はレオンハルトの言葉など無視して一気に間合いを詰め
レオンハルトの腹部を蹴りつけた
レオンハルト
「がはっ!!」
蹴りの衝撃で意識が朦朧としている
そして、レオンハルトは地面に倒れこんだ
レオンハルト
「ぐ、うぅっ…もう、ダメだ…」
レオンハルトの意識は完全に消え失せた
??
「おい、いたぞ!!包囲しろ!!」
??
「教官!!再起不能2名、負傷者1名を発見しました!!」
??
「生存者がいたか、すぐに救護班に送れ。再起不能者はこちらで回収する。」
??
「はっ!」
??
「何とか生きているようだな。警報が鳴っていたから見に来てみれば…一体何事なんだ。」
レオンハルト
(聞き覚えのある声だ…。でも、誰だろう。考えがまとまらないや…。)
二之章へ続く
久しぶりの更新ですよー(´∀`)
うわっベタな小説できちゃった!!
ベタですね下手。べったべた('A`)
前の痛々しい小説をかなぐり捨テて新しい小説を書きました前回のかシyhかな厨二病とレオんハるとが合わさり最強に見えるこの小説は留まるkとを知らない
ということで、日に日に頑張って更新していこうと思いますので
皆様、どうか楽しんでくださいね!!
ではでは二之章でお会いしましょう!!
bySTー1
最終更新:2011年07月11日 23:04