[VisualStudio]
XNA でも通常のウィンドウズアプリケーション開発と同様に VisualStudio のデバッグ機能が利用できます。
Visual Studio 2008 Express Edition には以下のデバッグ機能が搭載されています。
○ブレークポイント
○ローカルウィンドウ
○ステップイン
○DataTips
○エディットコンティニュ
○ステップオーバー
○ステップアウト
○呼び出し履歴ウィンドウ
○ビジュアライザ
○ウォッチウィンドウ
○イミディエイトウィンドウ
○出力ウィンドウ
○例外処理アシスタント
[コンテント・パイプライン]
コンテント・パイプラインはゲーム実行前に MSBuild によってビルドが行われます。そのため、ブレークポイントなどの VisualStudio のデバッグ機能が利用できません。
○CLR デバッガ
CLR デバッガを使用してデバッグを行います。これは .NET Framework 2.0 SDK に含まれていますので、下記からダウンロードして下さい。
ブレークポイントの代わりに下記のように記述し、CLR デバッガを起動します。
System.Diagnostics.Debugger.Break();
○ContentProcessorContext.Logger
ContentProcessorContext クラスの Logger インターフェースを使用し、エラー一覧ウィンドウへエラー出力を行います。
使用例：
context.Logger.LogWarning(null, null,
"Mesh {0} is a child of bone {1}. SkinnedModelProcessor " +
"does not correctly handle meshes that are children of bones.",
mesh.Name, parentBoneName);
[シェーダ（HLSL）]
シェーダ（HLSL）のデバッグには PIX for Windows を使用します。これは DirectX SDK に含まれていますので、下記からダウンロードして下さい。
※PIX for Windows には以下の機能が搭載されています。
○１フレーム、もしくは複数のフレームのレンダリング情報のキャプチャ
○レンダリングに使われたDirect Xの描画関連命令の表示
○リソース使用量の表示
○各段階でのグラフィクスリソースの状態表示
○シェーダーデバッガ
○NUnit
NUnit は単体テストの自動実行を支援するツールです。
最終更新：2009年07月24日 12:21
