『便器の子』(べんきのこ、英語:Defecationing With You)は、新海田端監督によるデンタンカンオウ国のアニメーション映画作品。
2019年7月21日公開。
概要
前作『尻の名は。』から3年ぶりとなる、同監督の7作目の劇場用アニメーション映画。
あらすじ
ムー大陸外縁の島嶼部にある伊奈楠島(いなくすじま)で暮らす高校生・森嶋たばた(もりしまたばた)は繰り返される日常に腸閉塞感を感じて家出をし、フェリーに乗り王都デンタンへやって来る。
数日の間ネットカフェで生活するが所持金が底をつき、雑居ビルの下で雨宿りをしていたが、ゴミ箱の中からトカレフTT-33を拾ったたばたはお守り代わりに持ち歩くことにした。
裏通りを歩いていたたばたは少女を連れた怪しげな二人組の男を見つけたので撃ち殺した。
その後、たばたはフェリーで出会ったライターの田端圭介(たばたけいすけ)を頼る。圭介は姪の夏美(なつみ)と2人で零細便器プロダクションを営んでおり、たばたはそこで住み込みで働くようになる。
その年の夏、ムー大陸では異常気象による豪雨災害が多発し、各地の便器工場が被害を受けて便器の供給が著しく不足したため、その結果として慢性的な便秘を抱えるTBTが爆発的に増加していた。
そういった状況のなか、一時的な快便を呼ぶ「1おくまん%のお通じTBT」なるものが存在するという都市伝説が流れていた。
実はそれは以前に出会った少女のことであり、またその力も真実であったのである。
紆余曲折あり、王都デンタンは糞尿の海に沈むことになった。
最終更新:2019年09月11日 21:52