「SS/スレ10/904,906」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

SS/スレ10/904,906 - (2006/07/26 (水) 10:43:58) のソース

キーンコーンカーンコーン…
「ふぅ~、やーっと今日も終わったな…なあガイ、どっか寄ってこうぜ!」
「悪い、オレジェイドの化学補習なんだ…」
「あ~、大変だな…」
「あれ、お前補習じゃないのか?」
「うん、あれ○×だっただろ?全部×にしたら80点だったから」
「ほんとかよ…」
「考えたら負けだってあーゆーのは。じゃーな♪」
「ガイがいねぇとヒマだしなぁ、真っすぐ帰るのもなぁ…」
「ん?あれは…ティアじゃんか。何やってんだ」

「よう、ティア」
「る、ルーク!!」
「何してんだ?」
「ち、ちょっと考えごとをしてたのよ!」
「わざわざ校門でか?まぁいーや、じゃーな」
「え?ち、ちょっと待って!わ、私も、もう帰るところだったから、その…」
「そうなのか?んじゃ久しぶりに一緒に帰るか。どうせ家隣だしな」
「え、ええ…」
「こうやって2人で帰るのも久しぶりだな~なあティア」
「そそ、そうね」
「お前なんか顔赤いぞ。風邪か?」
「そ、そんなことないわ!気のせいよ、気のせい」
「お前最近変だぞ。廊下で会ってもシカトだし、帰りも先に帰っちゃってるし…」
「う、うるさいわね。ルークには関係ないでしょ!?」
「なんだよそれ。オレはお前が心配でだな…」
「…ねぇ覚えてる?あそこの公園」
「ああ…懐かしいなー。ちっちゃい頃よく遊んだもんな」
「あそこで私に言った事…覚えてる?」
「確か、お前にプロポーズしたんだっけ」
「まだ覚えてたんだ…」
「まあ、一応な。あの時は、お前の事好きだったからな」
「え?(////)」
「あ、いや、深い意味じゃなく…(////)」
「今は…どうなの?」
「い、今でも勿論好きだぞ。大事な幼なじみだからな」
「そ、そうじゃなくて…1人の…女として、私の事、どう思う?」
「…」
「わ、私はね…ずっと、ずっと好きだったの!」
「ティア…」
「高校に入るまでは、そこまで気にならなかったの…でも、最近は何をしてても頭のどこかにルークがいて…学校で会ったりしても恥ずかしくてどうしたらいいのかわからなくて、それで…」
「だから最近よそよそしかったのか。オレ、てっきりお前に嫌われたんだと思ってた」
「ご、ごめんなさい!そんなつもりじゃ…だから、今日はずっとルークを待ってたの。ちゃんと言わないといけないと思ったから」
「もういいよ。ティアの気持ちはわかったから…」
「ルークの気持ちも聞かせて…」
「…好きだよ、オレも。ここでプロポーズした時からずっと」
「ルークぅ…ぐすっ」
「おいおい…泣き虫は直ってないな」
「だって…だって…」
「もう泣くな!オレが一生お前を守るから…だっけか」
「うん…」
「これから一生守るから…な?」
「うん…」
「なあティア」
「何?」
「キスとかしちゃダメ?」
「ばか…」

----

- 完全的ラブコメですね  -- おぎやはき  (2006-03-30 15:13:41)
- うっわーーーーすご  -- koai  (2006-04-24 20:38:13)
- わかいですねぇ。(ジェイド風)  -- 暴風  (2006-05-13 23:22:30)
- 若いってイイ・・(マテ&br()  -- あず  (2006-07-26 10:43:58)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
記事メニュー
目安箱バナー