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294:戦車の人:2025/07/27(日) 22:12:11 HOST:110-130-196-35.rev.home.ne.jp
  • 大陸化日本-01式軽対戦車誘導弾車載型

01式は川崎重工業が中心となって開発した戦後5番目の国産対戦車誘導弾で、非常に軽量コンパクトなシステム構成が特徴である。
当初は豊和工業が生産する84ミリ無反動砲の後継として開発され、紆余曲折を経て対戦車戦闘に特化した構造となった。
コンセプトでは合衆国のジャベリンに近いが、より軽量化を果たし人員運搬も容易で、非冷却シーカーを用い射撃即応性にも優れている。

00年代前半に開発された対戦車誘導弾としては優秀な部類で、トップアタック発射にも対応し、その場合の射程は3000メートルと言われる。
COTSリフレッシュにより照準器側センサと飛しょう体シーカー双方の性能改善を図り、悪天候でのロックオン確実性を改善している。
一方で普通科小銃班にはやや重たい装備で、大陸化以前は普通科中隊付対戦車小隊などに集中配備されていた。

平成22年度までに1100セット近くが配備されており、中距離多目的誘導弾と並ぶ普通科の対戦車火力の根幹を為していた。
大陸化に伴い本誘導弾も大幅に配備数を増やしたが、初期の混乱から立ち直り再編を果たした陸自で逆に持て余しがちとなった。
戦車、機動戦闘車。あるいは中距離多目的誘導弾等が潤沢に配備され、大隊戦闘群レベルまで火力密度が著しく向上。


高性能とは言え射程3000メートルの誘導弾は中多や戦車砲には劣り、世代的にもいささか古い部類に属してしまう。
では中隊や小隊レベルではと言えば84ミリ無反動砲M3、パンツァーファウスト3代替のAT-4CS等が軽便さと即応性から好まれていた。
帯に短し襷に長しといった状態であり、一時期は用途廃止も考慮されたが、機甲科と普通科双方から提案が登った。

機動装甲車や装輪装甲車などで多用されている国産RWSに、合衆国のプロテクターがジャベリンを介するように搭載してはどうかと。
固定武装が重機関銃と自衛用に留まるこれらに、射程が短いとは言え即応性の高い対戦車攻撃能力を付与する。
それもRWSという全天候自動追尾FCSを当初から備えている機材を介せば、より確実なロックオンや命中も見込めるであろう、と。

既に開発済の装備品の組み合わせ故に防衛装備庁や川崎重工業、日本製鋼所等のシステム改修コストも最低限であった。
というより日本製鋼所側がプロテクターRWSを参考とし、将来的に増設できる余裕をハードとソフト双方に持たせていた。
結果として発射機と誘導弾双方が豊富に退蔵されていた01式は、各種装輪装甲車の高度な自衛手段として再利用の道を見つける。


また日本製鋼所側からも提案が行われた。彼らは高機動車等にも搭載可能な小型軽量RWSの開発と生産も担当している。
空挺普通科大隊の高機動車等に中多を補う形で、01式専用として軽量RWSとセットで運用するのはどうであろうかと。
場合によっては小型トラックにも搭載は不可能ではなく、大型装甲車に搭載するより軽便で暴露危険性も小さい。

航空自衛隊の基地警備隊もその点を聞きつけ、警備車両の一部に対戦車誘導弾搭載RWSの開発を予算提供と共に要求。
本来は5.56ミリ軽機関銃及び7.62ミリ機関銃までとされた軽量RWSだが、01式の軽便さが幸いして専用化すれば搭載に成功。
制御ソフトウェアも基本となる車載RWSと同一のもので、軽便四輪駆動車に搭載可能な攻撃手段として重宝されることになる。

普通科でも空挺や基地警備隊から始まった発想は好ましいと捉えられ、本来輸送用の車両搭載より優先順位が高いと判断。
人員に比べれば迅速に移動可能で大型装甲車より暴露面積の小さい四輪駆動車に搭載し、中隊付対戦車小隊に配備されている。
流石に発射機本体は予備部品の再生産に留まるが、思いの外の使い勝手の良さから誘導弾の再生産と弾薬備蓄が再開された。



ジャベリンを搭載したプロテクターRWSの日本版です、最近のRWSは本当に便利で高度なシステムとなりましたね。
国によっては機関砲を搭載するのも納得です。AESVも艦載RWSを介して30ミリチェーンガンを両舷に各1基搭載するそうですし。
wikiへの転載はご自由に願います。01式は対戦車攻撃手段としては埋もれさせるのが惜しい程度には優秀なんですよね。

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最終更新:2026年04月09日 22:13