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341:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:31:10 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
ああ、我ら日本連合 クロス版 その14


「撃て撃て撃て!今日は幾ら弾薬を消費してもいい!」

「敵をゲートより先から通すな!ここで押しとどめろ!」

「第55、56VF部隊はそのまま前進。デストロイド隊はそのまま海上、艦上から支援を継続」

「第五、第七戦隊は補給のため交代を。代わりに第十二、第十五戦隊が前線に詰めます」

「第三衛星軌道艦隊から入電。5分後に五回目の軌道爆撃を開始するとのことです」

「1分後に機動部隊の撤退を開始。巻き込まれないよう厳命せよ」

「作戦通りですね。敵の目は完全にこちらに向いています」

「ああ。このまま敵の注意をこちらに引き付け目をそらす」

「他の世界と違い我々は小笠原諸島の放棄は許されません」

「南アタリア島にSDF-1(マクロス)があるからなぁ。あれを地底人共に奪われては世界の危機だ」


前回の最後から少し時は戻り、ここはマクロス世界。

開幕反応弾の飽和攻撃から始まり、太平洋付近の戦力全てを搔き集めた迎撃、そして駄目押しとばかりに衛星軌道からの爆撃も加わっており、さしもの地底同盟の軍団も大打撃を被っていた。

だが相手も伊達にスーパー系ヴィランロボではなく、大きな被害を喰らいながらも持ち前の頑丈さを活かし徐々に前進。
ゲート向こうのマクロス世界へ海底要塞サルードを移動させ橋頭保を作ることに成功するなど一進一退の攻防が続いていた。



「う、うぉおおお!空か大量の光がぁ!?」

「クソ!前からも上からもなんて弾幕だ」

「海だ!海の中に飛び込め!」

「駄目だ!海の中も人類共の兵器でいっぱいだ!」

「海と空が3で敵が7!海と空が3で敵が7だ!」


こちらはEDF世界の様子。

EDF総出での歓迎に地底同盟の皆も感激で胸いっぱいみたい(棒)



「ふはははは!逃げる奴は地底人だ!逃げない奴はよく訓練された地底人だ!」

「ええ!!今日は功績ポイント関係なく好きに爆撃要請してもええんか!!!」

「ああ。いっぱい要請していい。おかわりもいいぞ!」

「今日は無礼講だ!フーリガン砲も砲身が焼けつくまで撃ち込んでいいぞ!!」

「チラン爆雷第三陣発射します。機動部隊は効果範囲から退避を」

「艦載式カッパー砲。過剰火力かと思っていたが使えるな」

「量産して正解でしたね。カッパー砲艦」


ゲートから出てきた地底軍団を元気いっぱい迎撃するEDFの図。

プライマーとの戦争で鍛え上げた各種兵器をこれでもかとぶつけており、さしもの地底ロボ軍団も散々に滅多打ちされている。

こんな弾幕の中でも進もうと努力するのだから地底人諸君の戦意には関心するばかりである。



「あははははは!!あははははは!!!うひゃひゃひゃひゃ!!」

「サテキチさん。今日はいつにもまして元気だなぁ」

「今日は制限なしに撃っていいと言われたらしいからな」

「バルジもバスターも撃ち放題だから、そっちの担当官たちも珍しくテンション高かったぞ」


こちらEDF衛星兵器管理部の様子。
サテキチ姉さんは今日も元気である。

今回の地底同盟侵攻に際して衛星兵器管理部は兵装の無制限利用許可が下りていた。

342:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:31:43 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「ストーンヘンジ第五射。着弾まで30秒」

「北海道のタイプ6からの攻撃は順調に稼働中だな」

「ああ。散弾ミサイルも足止めにはなっている。本命の反応弾も在庫はまだまだある」

「高空の敵にはストーンヘンジ。低空には反応弾で抑え込めているな」

「問題は反応弾の在庫と水中から来る敵だが…」

「既に小笠原諸島付近の防衛線は突破されています。水中を進む敵はどうやら北海道の方へ向かっているとの情報が」

「誘引には成功したか…」

「敵の注目がストーンヘンジに向いているうちに市民の避難を進めましょう」

「本土のバルガ、スーパーX、タイタン。その他輸入兵器部隊も北海道へ集中されてますので抵抗は可能です」

「メタルギア・ダイダラボッチ軍団は北海道へ移送済みです」

「米軍、中国軍、ロシア軍と近隣の空海部隊も北海道近辺に集結中。いつでも号令は出せます」

「やれるだけの手は打った。あとは異世界の同胞たちが一早くゲートを奪還してくれることを祈るしかないか…」


こちらはエースコンバット世界の様子。
戦況優勢なマクロス世界やEDF世界と打って変わり、戦力値が低いこの世界では周辺の友好国と協力しながら必死の遅滞戦闘と繰り広げていた。

切り札の北海道ストーンヘンジ砲台群は通用していたが、原作エスコン同様低空を進んでくる敵には効果的な打撃を与えられず、そういった敵には輸入して貯蓄していた反応弾で対応していた。

反応弾の在庫が切れて以降は通常戦力を用いた消耗戦へ移行予定であり、各国部隊の指揮官と共に厳しい表情が目立っていた。



「駄目です!伊豆の第三防衛ライン抜かれました!」

「相模湾に敵戦力侵攻。沿岸部の陸上部隊が迎撃中…いえ、たった今壊滅しました…」

「第21,33、55戦術機隊反応途絶!」

「大東亜連合艦隊、統一中華戦線艦隊、ソ連太平洋艦隊共に損耗率5割超えました!」

「我が方の第三艦隊は既に壊滅。第一、第二も損害が多く…」

「国連軍及び米軍からの援軍も神奈川、千葉沖に展開しておりますが、敵地底軍団へ効果的なダメージは与えられておりません」

「まだだ!まだ我々は戦える!戦略要塞群の起動準備はどうなっている!」

「香月博士からはあと1時間かかると…」

「1時間だと!?…いや、わかった。あと1時間何ともしても持たせる。しかしできるだけ急いでくれと伝えろ」

「残存する戦艦、重巡洋艦による特務打撃軍の編成が終わりました。これらを相模湾へ突入させれば多少の時間は稼げるかと」

「伊豆諸島に敵が集まり始めています。宇宙軍に連絡して再突入殻を打ち込みましょう」

「核分裂弾頭ミサイルの使用を開始します。敵がまだ海上にいるうちに使うように命じます」

「総理…米国からG弾使用の話が来ていますが…」

「断固拒否だ!あと1時間!1時間だけでいい!!そうすれば戦略要塞群が起動できる!!」


こちらはマブラヴ世界の様子。
多くの世界同様苦戦を強いられていた。

既に輸入兵器群及び反応弾の在庫は枯渇しており、現在は周辺国と共に苛烈な防衛線を繰り広げていた。

彼らが期待している戦略要塞群とはオルタネイティブ4計画(AL4)にて開発されている二基の戦略航空機動要塞及び日本政府が開発している二体の戦略合神機であった。

これらは完成すればその性能は地底ロボにも対抗できるレベルと日本連合の技術者たちから太鼓判を押されている正に切り札であった。

現在香月博士を始めとするAL4チームを中心に急ぎ起動準備を進めていた。

343:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:32:20 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「まったく無茶言ってくれるわね。こっちはまだ起動試験すらしてないっていうのに」

「やはり1時間以上はかかりますか博士?」

「ハッ 誰に物言っての? 30分あれば起動できるわ。護衛部隊の準備をしておきなさい」

「了解です!!」

「地底人だか異世界人だか知らないけど人類なめんじゃないわよ!このデスマーチの借りは三千倍にして返してやる!!」


急遽戦略要塞ことXGシリーズを起動する羽目になった樺太研究所の香月博士たちの様子。

桜花作戦に間に合えばいいよ!なスケジュールからいきなり実戦に出して!なので関係者総出のデスマーチ状態である。

せっかく余裕あるスケジュール組んでいたのに、突然のデスマなので博士は切れた。



「ウォーケン少佐!我が隊の損耗率6割を超えました!味方部隊の大半とも通信できません!」

「国連軍の方も加速度的に消耗しています。一度母艦へ後退しましょう!」

アジア艦隊の母艦はさきほど沈んだ・・・俺たちに帰る場所はない! S-11を使う覚悟をしておけ」

「米国とは言えお客人にそこまでしてもらうのは流石に苦しいな」

「これの通信は…IRG? 帝国近衛軍か!」

「国連機と共に下がれ。後は俺たち近衛がどうにかする」

「だがあんたらの機体でもあいつらには」

「問題ない。時間は稼ぐさ。そのための近衛だ」


伊豆諸島防衛線の様子。
既に防衛線は崩壊寸前となっており、駆け付けた近場の米軍、国連軍も既に消耗しきっていた。

この時改めて突入してきた近衛特務連隊は異世界技術を用いた武御雷の正式仕様のみで構成された近衛軍の虎の子であった。

マブラヴ世界では比類なき性能を持つ機体とパイロットたちであったが、しかし地底軍団のロボットの前には分の悪さは隠せず、戦線は更に交代。

相模湾及び神奈川沿岸部への上陸を許し、横浜と言った沿岸部の都市が戦場となった。



「それでG弾の準備は?」

「はい。万歳であります」

「よろしいでは始めたまえ」

「しかしよろしいのですか?日本政府の許可は取れていませんが」

「何を言う。どう見ても人類の危機であろう。ならば一国家の承諾など些細な問題な。
そう。カナダに落着したハイヴを迎撃した時のようにな」


米国上層部の会話。戦況の悪化を鑑みて独断でのG弾使用に踏み切ることに。
その目的には日本の弱体化と実戦におけるG弾の運用も実験も含まれていた。

344:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:33:02 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「目標は小笠原沖と…横浜? 日本本土にも打ち込むのか」

「司令。現場にはまだ戦っている友軍機おります!本当にやるんですか!?」

「敵の通信妨害により撤退命令も届きません!このままでは我が軍の部隊も巻き込まれます!!」

「発射措置については本土から来た人員が行うことになっている。我々にはどうしようもないのだ…」


米国太平洋艦隊司令部での会話。

G弾発射目標は日本の横浜及び小笠原沖のゲート。
太平洋艦隊及び米国本土から発射されたG弾が両目標へ向けて放たれることに。

上述の会話の通り、現場の米軍には友軍を巻き込む攻撃を嫌う人物は多かったがG弾の運用から発射までは専任の人員が担っており、現場の人間には関われる余地は存在していなかった。



「そ、総理!米本土から飛翔体の発射を確認!同時に太平洋艦隊からも巡航ミサイルが発射されました!」

「まさか…本当にやったのか!? この土壇場で!!」

「どこに着弾するかわかりません。これらの迎撃命令を出しておきます!」

「頼む…まさか…まさかここまでやるとは…アメリカめぇ!!」


米国がG弾と思しき飛翔体を飛ばしたことを察知した日本上層部の会話。

これに対してすぐさま迎撃命令を出したが、しかし地底同盟との戦闘で消耗している現状ではどこまで落としきれるかは未知数であった。



「よ、横浜で謎の重力反応と閃光を確認!現地の部隊と通信途絶!?」

「あの光はまさか…噂のG弾か?」

「あり得ない…あそこにはまだ俺の部下が残っていたんだぞ!祖国は!俺たちの祖国が見捨てたって言うのか!!!」


神奈川内陸部で補給を行っていた日本帝国軍と派遣されてきた米軍戦術機部隊の会話。

最後のセリフは機体の損傷で一時下がっていたウォーケン少佐である。

米国は神奈川、相模ラインで米国戦術機部隊が戦闘中なことを承知にG弾を撃ち込んだ。

このことは後に米国全体を揺るがす問題となるのだが、当時の米国上層部は遠征部隊のほとんどは米国籍目的の難民であるため“消費”しても問題ないと考えていた。



「何発迎撃できた!!」

「房総半島、東京、伊豆を狙ったと思しき6発は迎撃成功!」

「しかし2発が迎撃をすり抜け横浜へ着弾!一体の友軍の反応が消失…」

「小笠原沖のG弾は全て地底同盟が自力で迎撃したようで、ゲートまで辿り着いたミサイルは皆無のようです」

「国土への被害を許してしまったか…」


再びマブラヴ日本の上層部側。

発射されたG弾のほとんどは迎撃できたがすり抜けた2発のみが横浜へ着弾。
現地の日本軍、国連軍、大東亜軍、統一中華軍、ソ連軍。そして米軍すらも巻き込み一帯を消失させた。

同地域に攻め込んでいた地底ロボも多くが巻き込まれたが、しかし地底同盟が拠点を置いていた小笠原沖へのG弾は全て迎撃され無傷で残る。

結果的に味方を巻き込みながら敵の一軍を多少消耗させるだけで終わったという最悪の結果であった。



「日本本土への着弾を確認。しかし小笠原への攻撃は全て迎撃されました」

「上は第二射の準備との命令が…」

「し、司令大変です!

「どうした!」

「地底人の軍勢がこちらに向かっています!この速度だとあと10分もしないうちに我が艦隊と接触します!」

「ふん。やはりかぎつけてきたか。戦術機、戦闘機全て発進させろ。艦隊も迎撃態勢を取れ!」

「司令。当艦隊のG弾搭載艦はいかがしましょうか?」

「もちろん迎撃に参加してもらう。時間を稼ぐからご自慢のG弾で迎撃してくださいと伝えておけ」

「了解しました!」

「味方殺しの罪状・・・こうも早く支払う時が来るとはな」


G弾を放った米太平洋艦隊の様子。
無論その威力を見た地底同盟の矛先が向くことは必然であった。

このあと米太平洋艦隊は果敢に迎撃へ出たか、両者の戦力差はいかんともし難く、30分ほどの奮闘の末に全滅。

G弾搭載艦も戦闘の余波で被弾。発射調整中だったG弾が自爆し、襲っていた地底軍団及び残存米太平洋艦艇と共に太平洋のど真ん中で汚い花火を上げた。

345:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:33:50 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「馬鹿な!20発以上のG弾のほとんどが迎撃されただと!?」

「太平洋艦隊とは通信途絶!衛星からは紫色の閃光の映像が届いています!」

「地底人の軍団はそのまま北米へ向けて侵攻を開始しております!!」

「西海岸、いや全土に非常警戒発令だ!」

「戦闘機部隊、戦術機部隊で上がれるところは全て上げろ!」

「艦隊は全て戦闘態勢で出向だ!出れる船からでいい!連中はすぐにハワイに来るぞ!」

「核兵器も動員するだって!? 米国沖が汚染されるぞ!!」

「政府は半狂乱状態です。迎撃のためのG弾使用すら議論され始めています!」

「G弾…やはりあれは福音ではなかったか…」


こちらは北米の米軍総司令部。

G弾の迎撃。太平洋艦隊の全滅の悲報に続き、地底軍団は日本への侵攻を一旦取りやめ、全軍で北米を目指し始めた。

巡航速度においては軽く音速を越えている地底ロボ軍団はそう時間もかからず、ハワイ沖へ到着。
現地の米軍を蹴散らし、進路そのまま西海岸へ侵攻していった



「この世界の人類は何ともまぁ凶悪な兵器を持つものだな」

「しかし投射手段が未熟で助かりましたな」

「ああ。我々ならば極音速の弾道弾程度の迎撃は難しくもない」

「弾頭付近に展開されていたバリアは厄介でしたが、無人機を物理的に突っ込ませれば問題ありませんでしたな」

「おかげで少なくない無人部隊は消耗したが…まあいい。必要経費だ」

「北米への侵攻の戦法は無人機部隊に任せましょう。連中は先ほどと同じ兵器を使ってくるはずです」

「本命は海中から進ませろ。あの投射手段では水中からの迎撃はできんだろうからな」

「日本方面はどうしますか?」

「今まで散々ダメージは与えたから後回しでいいだろう。抑えの部隊を派遣して伊豆諸島から東京や房総半島に攻撃させておけ。
今はあの危険な弾頭を持つアメリカを先に潰す」


マブラヴ世界侵攻の地底同盟部隊での会話。

小笠原沖と相模湾沖に飛んできたG弾に最初は面をくらった地底同盟であったが、ネタが割れれば苦も無く対応し始めた。

射撃兵器での迎撃効率が悪いと判明した後にすぐさま無人機部隊(妖機械獣や百鬼獣、化石獣など)を突っ込ませ物理的な迎撃へ切り替え。
G弾頭から発生するラザフォード力場の圧力を物ともしない速度と質量を四方からぶつけられたG弾道弾は全て迎撃されることとなった。

その後は同じく無人機を前に押し出しマブラヴ米国側の核兵器、G弾すら動員した迎撃を開始。
オワフ島を中心に一帯が人の住めない土地と化した。

しかし地底同盟の本命部隊は水中から進撃し、ハワイ上空の迎撃網をすり抜け西海岸へ殺到。

サンフランシスコ、サンディエゴ、ロサンゼルスと言った大都市や海軍基地がある地域を強襲。
上陸から30分もかからずこれらは瓦礫の山と化した。



「西海岸に上陸されただと!? 軍は何をやっていた!!」

「ハワイ上空は囮か!?」

「それよりなんだあいつらは!さっきまで日本にいたんだぞ!なのにこの短時間で西海岸に辿り着くだと!?」

「G弾の在庫は!? 核弾頭はまだあるのか!!」

「馬鹿なことを言うな!曲がりなりにも本土に落せるか!あれらには重大な汚染があるんだぞ!?」

「…秘匿機動要塞群を使うしかあるまい」

「しかし大統領!あれは表向きには存在しないはずの部隊です。何より存在がばれたら各国からの批難が」

「G弾や核を本土に落すよりはマシだ!エリア51のXG艦隊を今すぐ起動させろ!!」


無敵と思っていたG弾が無力化され、挙句にほんの数時間で地底軍団が西海岸まで到達したことに混乱する米政府の様子。

既にハワイ防衛線は崩壊し、西海岸の多数の地域に敵は上陸。
陸軍も迎撃を行っていたが焼け石に水の状況であった。

この状況に米大統領は秘匿していた量産型XGシリーズの投入を決定。
エリア51で密かに開発していたこれらをもって戦局の挽回を図ることとなった。

346:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:34:39 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「戦略合神機1号!2号!出撃!!」

「凄乃皇弐型、四型発進いけます!」

「敵が一度引いてくれて助かりましたね」

「ああ。しかし切っ掛けがG弾だと思うとやるせないな…」

「横浜周辺の様子はどうなっている?」

「防衛線の再構築と同時に救出作業にもあたっていますが、現地で巻き込まれた人員のほとんどが見つかっておりません」

「民間人の避難が進んでいたことだけが幸いか…」

「国連軍と共に展開していた米軍はどうなっている?」

「駄目ですね。半ば士気崩壊気味です。仲間から後ろ玉撃たれたことが余程ショックだったようで」

「国連軍の方はマチマチと言った感じです。まだやる気の部隊もあれば、戦意が下がり切った部隊もいます」

「仕方あるまい…一応は信じていた祖国や仲間に見捨てられたも同義なのだから」

「彼らは日本のために戦ってくれた戦友だ。扱いは慎重、丁寧に」

「はい。そのように取り扱います」


こちらは地底同盟の侵攻が一時停止したマブラヴ日本の状況。

皮肉なことに米国がG弾を使ったが故に地底同盟の目が逸れ、戦線を編成するだけの時間が手に入った。

同時に祖国に後ろ玉撃たれたせいか戦闘に参加し生き残った米軍の戦意が崩壊。
国連軍も生き残りの約半数が戦闘続行できる精神状態ではないと判断されるなど、物理的なものだけではなく精神的な部分の被害も甚大であった。

このあとAL4の凄乃皇二基と日本の戦略合神機こと火乃加具槌(ひのかぐつち)二体は無事起動に成功。

現在は残存部隊を再編した護衛隊と共に伊豆諸島に居座っていた地底同盟部隊を蹴散らし始めている。



「何だあの超兵器は!」

「まさか日本以外の国がこれほどの戦力を持っていたとは」

「想定以上の被害で出ています。特に無人機部隊の損耗は激しく…」

「悔しいが一度小笠原のゲートまで引くべきか?」

「隊長!日本方面でも似たような兵器により伊豆諸島で待機していた部隊が全滅したと言う報告が…」

「この世界の戦力を見誤っていたか…撤退だ!一度ゲートまで戻り体勢を立て直すぞ!」


米国へ矛先を向けていた地底同盟軍指揮官たちの会話。

米国が投入し始めた虎の子ことXG艦隊により戦況は逆転。
G弾とは違い完璧に制御されたラザフォード力場の防御と高出力の荷電粒子砲の威力を前にしては流石の地底ロボも手酷いダメージをくらっていた。

元々日本方面の侵攻で相応の被害を負っていたのもあり、想像以上の被害から戦線は西海岸で停滞。
また日本方面からの人類反撃開始の報告を効き、ゲートが奪還されることを危惧し撤退。

その後は北米からは米軍が、日本からは日本軍と各国連合軍が押し込んでいき、地底同盟側は宇宙世紀側からの“謎の援軍途絶”と合わさりマブラヴ世界からの総撤退を決行。

マブラヴ世界の人類は小笠原ゲートの奪還に成功することとなる。

しかしその後小笠原沖で日米両軍の握手は起きず、代わりに銃口を迎え合うこととなる。

米国は今回の被害は日本側がゲートを独占していたせいであると言って憚らず、逆に日本を始めとした諸外国は無許可G弾での被害及び隠匿していたXG艦隊の存在を批判し返した。

また国際社会とは別のところでは米国社会において今回の戦いと現在の米政府へ大きな批判が起こっていた。

自国の部隊すら巻き込んだG弾の使用及びハワイへの核兵器及びG弾による迎撃による多大な民間人への被害。
そしてそれらに対して「所詮は戦争難民と移民の犠牲。形容範囲内」といった政府及びオルタネイティブ5(AL5)関係者の肉声がすっぱ抜き(一帯何マスターTの仕事なんだ…)によって米国内に大きな波紋を生み出すこととなった。

特に横浜及びハワイにおいて多数の友軍が核とG弾に巻き込まれた米陸海空海兵の四軍は痛烈に政府を批判。

政府側もまさか軍や国民がここまで反発すると思っておらず(現政府からすれば米国籍取得のために軍で働く移民や難民は同胞とは認識していなかった)、内外からの強い批判に晒され政治的な進退が極まり始めていた。

347:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:35:10 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「うぉおおわああ!!」

「ああ!バーダラー将軍が!!!」

「熱線に押し込まれてミケレスごと爆散!?」

「馬鹿な。あの人は七大将軍の一人…ミケーネ有数の戦士だぞ。それがこんなあっけなく…」

「ご、巨烈獣部隊が歯が立たない…だと!?」

「百鬼獣がごみのように薙ぎ払われていく…」

「あり得ない…単なる獣一匹に我々地底同盟がここまでやられるなど…」


時系列を少しずらし、こちらは宇宙世紀側の地底同盟の様子。

東宝世界のゲートから現れた“黒い怪獣”相手に自慢のスーパーロボット軍団があっけなく蹴散らされていた。

ミケーネ七大将軍に数えられるバーダラーはその熱線を受け、万能要塞ミケレスまで押し込まれて要塞諸共爆散。

あのライディーンをして毎度ズタボロにしていた巨烈獣の群れは熱線の一薙ぎで蒸発。

一機でメカザウルスの軍団を壊滅させられる百鬼メカ軍団に関しては振るわれる尻尾とその衝撃でバラバラにされていく。

人類の虚を突き、怨敵スーパーロボット軍団を孤立させ、完全なる優位な戦況を作っていたはずの地底同盟はここに地獄を見ていた。



「なんか上が騒がしいですね?」

「地底同盟からの攻撃も止まっています。援軍が来たのか?

「うーむ…何か猛烈に嫌な予感がする…今のうちに偵察を出すか」


こちらは硫黄島の地下拠点にて持久を図っていた日本連合軍の様子。

先ほどから地底同盟からの攻撃が途絶えており、更に地上が騒がしかった。

もしや援軍が!?と思ったものの、司令官が猛烈に嫌な予感がするとのことだったので、とりあえず偵察部隊を地上に送ってみた。

そこで見たのは一匹の巨獣にゴミのように吹き飛ばされていく地底同盟の姿であった。



「ああ…お、俺たちはなんて御方に喧嘩売っちまったんだ」

「お、お許しを…お許しを…」

「まさか異世界にこそ竜神様がいらっしゃったとは…」


こちらは恐竜帝国残党の様子。

地下に撤退し損ねた残党たちは地底同盟の世話になっており、同盟の先槍という名の露払いに使われていた。

この待遇に不満こそ溜まっていたが、だからと言って人類に降伏するほどではなかった彼らは小笠原ゲート制圧戦にも参加。

しかしそこで見てしまった。天を突くほどの巨体を持つ竜とその暴威を。
潜在的、文化的、そして本能的に竜への畏怖を持っていた爬虫人類たちはその姿に挙って平伏し始めた。

かの黒い怪獣も敵意を持たない物には興味を向けず、平伏した恐竜帝国残党は数少ない小笠原沖の生存者となる。

その後彼等恐竜帝国残党は全員人類へ降伏。
これから竜神の怒りをぶつけられる地底同盟にいるよりずっとマシという判断であった。

想定外の捕虜に戸惑った人類側であったが、宇宙世紀に置いていてはどこから恨みが向けられるかわからないということで日本連合へ管理を委託。

その中でも現在進行中で人材募集中であったEDFが引き取り、かの世界にて竜神様の仏像(手作り)を崇めながら復興作業に従事する人生を送ることとなる。

348:トゥ!ヘァ!:2026/01/01(木) 18:36:16 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
投下終了

可笑しい…まだヤマト世界の話や偉大な勇者登場まで進めていない…
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最終更新:2026年06月11日 14:58