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582:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:06:21 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
ああ、我ら日本連合 クロス版 その15


「ポイントEに敵が下りてきました!」

「よし!予定通り足場を崩せ!」

「おお!敵が穴の底に落ちていくぞ!」

「ゼロ参謀の言ったとおりだ」

「間髪入れず追撃せよ!連中を浮かせるなよ!!」


ギアス世界での戦いの様子。

日本連合内でも下の方の戦力であるギアス世界であったが、謎の指揮官ゼロに率いられた日本軍及び友好国軍との連合軍は想定以上に善戦していた。

なお全身黒ずくめで変なマスクを被っているこの御仁は参謀本部から派遣されてきた列記とした正規軍人…らしい。

因みに正体を隠している理由については「本来この場にいてはいけない人物なので察しくれるとありがたい!」とゼロ本人から堂々のお願いをされていた。



(戦闘獣…百鬼メカ…ロボット獣に巨烈獣?…駄目だ…知らん敵ばかりだ)

(機械獣なら知っているが…戦闘獣はそれよりずっと強い。他のも大体同じで脅威だ)

(キリコもヒイロも刹那もいない…いや、このレベルの敵なら必要なのは特機組の方…)

(そもそもがない物ねだりか…スザクとカレン…は平和に暮らしている!戦場に出すわけには…!?)

(例の装備と自軍を信じるしかない!彼らもスザクたちには勝るとも劣らない腕前ばかりだ!!)

(あとはブリタニアと中華連邦の動き次第…もどかしいな)


こちらはゼロの内心。
割と百面相であるが、指揮官故に表には出さなかった。こういう時にマスクは便利である。

此度の敵は知らない相手ばかりだったが、どうやら何か別の知識を持っているようで?



「本当に指定ポイントに敵が来たぞ!」

「降りてくればこっちもんだぜ」

「特式輻射波動装備の威力を見せてやる!」


まんまと落とし穴にはまった地底ロボ部隊を待ち構えていたKMF部隊。

彼らが手にするは特式輻射波動武装。
KMFの全長もあるかという巨大なパイルバンカーであり、串刺しにした敵の内部へ直接輻射波動を送り出すという代物。

ギアス日本が対地底ロボを睨んで開発していた装備の一つである。

内部からの浸透なので一度貫通できれば地底ロボ相手にもダメージが通る優れものであった。

反面KMFサイズで送り出せる輻射波動の量では巨大な地底ロボ相手に致命打を与えられず、戦闘獣やロボット獣相手でも数機、巨体の百鬼メカや巨烈獣相手には十数機で囲んで突き刺さねば撃破できないなど、言うほど便利な装備でもなかった。

何より小型機であるKMFで肉薄しなければいけない関係上、担当する部隊の消耗率は酷いことになっていた。



「ハドロン砲台、大型超電磁砲艦、雷光、ヴァリスタンク、雷槍装備の戦闘機、ヘリ。そして特式輻射波動装備のKMF。
どれも想定以上によく働いてくれています」

「ですがやはり消耗が激しく…」

「やはり防衛線は持たないか…」

「事前の作戦通り敵が海上にいるうちに反応弾を使い出来るだけ減らします」

「まさか太平洋沿岸要塞群が役に立つ日が来るとはな」

「ブリタニアの侵攻に備えて作っていたものが地底人相手に実戦デビューになるとは思いませんでしたね」


ギアス日本軍の総司令部の会話。

上から順にハドロン砲を用いた砲台群、大型レールガン装備の砲艦、原作でも登場していたKMF四台繋げた移動砲台雷光、ヴァリスに相当する主砲を装備していた戦車。
輻射波動装備のミサイル版を搭載した戦闘機とヘリ、前述の特式輻射波動装備のKMF隊となる。

雷槍は弾頭の先端をドリルにして輻射波動装置を搭載した対特機兵器。
当れば地底ロボにもダメージを与えられる優れもの。

欠点は特式輻射波動と同様に一発では致命打にならないことと、ミサイルであるため迎撃・回避される点。
KMFや対空車両、艦艇などにも装備され激しく打ち出されているが、地底ロボの脅威の性能の前にほとんどは着弾する前に迎撃・回避され想定より戦果は出ていなかった。

太平洋要塞群は関東を中心に日本大陸の太平洋沿岸上に築かれた多数の軍事拠点による要塞線である。

かつての世界大戦前から対ブリタニアを睨んで整備がされ続けており、今まで日の出を見ていなかったが、今回地底人が攻めてきたということで遂に実戦となった。

583:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:06:54 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「ほう。この世界にもできる奴らがいるとはな」

「我ら十本刀!虚名にあらず!」

「来るならこい!相手になってやる化け物共!」

「その意気や善し!!」


地底同盟の前に立ちふさがる日本の精鋭たち。

十本刀とはギアス日本がブリタニアのラウンズに対抗するため集めた10人の精鋭たちのことである。
中には藤堂中佐や紅月ナオトなど原作で見られた人々の姿もあった。

彼等は先行生産された紅蓮一式を素体にカスタマイズされた専用機を駆りながら善戦。

乗機を失う者や負傷する者こといれど此度の戦いでは全員生還するなど、その練度の高さを証明した。



「うぉおおお!退くな!絶対に退くな!」

「ここがジルクスタン戦士の死に所!皆覚悟を見せろ!!」

「日本が落ちたら…日本が落ちたらまた昔の貧乏生活!それだけはごめん被る!!」


こちらは日本本土を始め、東南アジアやオセアニアなど各地で戦っているジルクスタン傭兵たちのセリフ。

彼等も地底同盟の迎撃に動員されていたが、兵器の質の差は如何ともできず苦戦していた。
しかし彼らもジルクスタンの誇る戦士たち。文字通り死に物狂いで戦っていた。

なんせ石油の最大取引相手は日本!
日本が落ちたら連鎖的に彼らの祖国ジルクスタンも落ちぶれ確定なのである。



「さて。日本から共同戦線のお誘い…どうするかな」

「シュナイゼル殿下。これは日本に攻め込む好機かと思いますが」

「好機?とんでもない。あの日本軍が苦戦しているような相手だよ?
下手に手を出すべきではないね」

「では如何いたしましょうか?」

「そうだね。太平洋艦隊は動かしておこう。そしてタイミングを見計らって介入するように。
勿論日本側の味方でね。上手く行けば大きな借りを作れるよ」


ブリタニア側は今回の出来事に日本の味方をすることを決めていた。

しかし現在前線は太平洋の真反対。すぐさま介入するには時間がかかり、何より出来れば日本にはある程度消耗してもらいたかった。
そして最高のタイミングで介入し、政治的に大きな借りを与えようと考えていた。

しかしその考えが甘いことをこの後思い知ることとなる。



「ウ、ウェーク島基地から入電!我未知の敵の攻撃を受けていると!!」

「ミッドウェー!ジョンストン…ハワイからも同様の報告が!」

「敵は極東にいたのではないのか!?」

「日本からミッドウェー、いやハワイまでどれほど距離があると思っているんだ!」

「駄目です!ミッドウェー、ジョンストン、ウェークからは通信途絶!」

「ハワイからも救援要請が出ています!」

「西海岸沿岸においても敵影と思わしきものを確認!航空部隊が迎撃に出ましたが全滅!?」

「…少々見積もりが甘かったかな。これは」


ブリタニア側に攻め寄せてくる地底同盟の構図。

シュナイゼルは前線が遠く離れていたと考えていたが、地底同盟の誇る地底ロボ軍団の性能の前では太平洋の横断など数時間もかからなかった。

太平洋各地のブリタニア拠点は陥落していき、戦場はハワイ、西海岸までもつれ込むことに。

584:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:07:33 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「北米への侵攻は後回しでもいいと思ったが…」

「別世界に侵攻した部隊の話ですと米国かそれに相当する国が我々に通じる兵器を持っている可能性があるそうです」

「日本戦線側は順調。ならば予備部隊を中心に北米侵攻軍を組織する余裕はあるか…」

「他の世界に攻め込んだ仲間の二の舞になる理由はない。連中が何か危険な攻撃を仕掛けてくる前に、こちらから攻め込んでやろうではないか」


ギアス世界に侵攻した地底同盟軍指揮官たちの会話。

マブラヴ世界へ侵攻した同胞たちから回ってきた報告を受け、北米への侵攻を決めた。
この動きはギアス世界のみならず、各世界の地底軍にも伝播していき、現地に余力のある侵攻軍は挙って別部隊を編成し、北米へと歩を進めていた。

これもどっかの世界の米国がG弾なんて使って地底同盟に脅威と思われたせいである。



「太平洋要塞群は見込み通り機能しております。しかし…」

「相応に被害も出ております。市民の避難こそ順調ですが、どこまで時間を稼げるか…」

「ふむ。ゼロ参謀。どうする?」

「十本刀、輸入兵器群は東西で戦闘中。艦隊戦力は再編中…と来れば持久しかありませんな」

「意外だな。君ならもっと積極的なことを言い出すと思ったが」

「我々がここで激しく抵抗していれば、その分だけ敵の注目を引けます。
敵が当要塞群に群がっているうちは民間人へは目がいきません。。
全国の市民の避難が完了していない以上、我々は敵をこれ以上通すわけにはいかないのです」

(スザクやカレン…何よりナナリーたちが安全な場所に避難するまでの時間は稼いでみせる!そのあとは…持久戦しか…ない!!!)


怪しげな男ゼロ。
そんな男が口にしたのは民間人を優先する言葉であった。

場にいた兵士たちは彼の言葉に胸を熱くしていた。
しかし内心では何よりナナリィイイイ!!という思考である。

まあ優先順位は下がるが民間人の避難優先という言葉は嘘偽りなく、また他の友人たちのことも気にかけているので身内以外切り捨てる冷酷漢ではない…はずだ…



「紅蓮白式出ます!」

「続いて紅蓮深紅出ます!」

「スザク!カレン!出撃は認めたが二人とも無茶はするんじゃないぞ!危ないと思えばすぐに撤退するんだ!」


「ネモ!力を貸して!私も…みんなを守りたい!!!」

「わかった。これは契約だ。お前に力を与えよう」


うぉおお!!友人、家族は俺が守って見せる!と奮闘していたゼロと異なり元気に出撃している友人二人と妹一人の様子。

友人二人は元々バイトでやっていたシミュレーター訓練でいい成績を叩き出していたため、自ら志願して実戦へ。

妹は最近海岸で拾ったよくわからない喋る遺物と契約したら何かKMFっぽいのが召喚された。

このあとこの三人の頑張りで前線が多少好転するなど流石原作最強格と言える活躍を見せたが、原作より実戦経験不足なことが祟り流石に戦況を覆すほどの戦果とはならなかった。

なお戦闘後にゼロは緑髪の相棒に「あれお前の差し金!?」と詰め寄ったが当の緑髪のピザ好き女からは「何それ知らん…」といわれたそうな。

伝手を使ってギアス日本の上層部こと現地の夢幻会に問い合わせても「何それ知らん…こわ…」という回答が届くなど完全なイレギュラー案件であった。


このあとギアス世界は宇宙世紀側の戦況が好転するまで持久戦を続けていくのだが、向こう側では怪獣王陛下が大暴れした結果案外早くにギアス世界方面の地底軍団が撤退することとなる。

地底軍団が引いた後に日本とブリタニアはボロボロな部隊を再編し、小笠原沖で合流。

こちらでは銃口を突きつけ合うことはなく、握手でお出迎え。
お互い敵対していた国同士であるのに理性的である。
その後両者はそのまま即席の連合軍を組んで宇宙世紀へ歩を進めることとなる。

585:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:08:34 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「敵地底軍。小笠原ラインを突破。そのまま伊豆諸島に向けて進撃中」

「やはり水際では止められなかったか…」

「各勢力からの応答はどうなっている?」

「GAとBFFの艦隊は太平洋中部に展開中。このまま目標地点まで移動するとのこと」

「レイレナード、アクアビットの部隊は事前の予定通りに展開中」

「ローゼンタール、イクバール、インテリオルユニオンは最低限の部隊を派遣しただけでした」

「やはり全面共闘とはいかなかったか…」

「彼らの本拠地は太平洋と離れています。きっと対岸の火事気分なのでしょう」

「それにどうせ我々の勢力が削れてくれれば儲けもの程度に考えていると思うぞ」

「オーメルやインテリオルなどは水面下でゲートの運営権を寄こせば更なる援軍を寄こすと言う話も出ています…」

「わかっていたことだが露骨だな」

「ここは表向き敵対行動に走らなかっただけ善しとしましょう」

「やりたくはない…やりたくはなかったが仕方ない…」

「コードN発令。小笠原-八丈島ラインでの迎撃作戦発動だ」


こちらはAC4世界の様子。

元々親日企連組であったGA(AF最高!)、BFF(天然紅茶最高!)、レイレナード(宇宙最高!)、アクアビット(コジマ最高!)を除いた企業からは最低限の援軍しか送られてこなかった。

まあAC4世界の情勢を考えれば露骨な敵対行動しなかっただけマシである(露骨に足元見た交渉はしてきたが)

既に小笠原諸島群の防衛線は破られており、現在地底同盟の軍勢は日本へ向けて前進中であった。

これに対して日本企業連合こと日企連はコードNを発令。
八丈島沖にて迎撃態勢を構えた。

コードN…それはネクスト戦力の無制限投入指令。

実質ネクストの乱用によるコジマ汚染を認めるこの命令は勢力圏内の自然環境維持と汚染除去を命題に掲げる日企連としては断腸の決断であった。

これには日企連のネクストだけではなく各企業から送られてきたネクスト戦力、コジマ兵器も含まれており、作戦範囲とされた八丈島付近へ深刻な汚染が残ることを示唆していた。

同時に原作より先んじて建造を始めていたAF群や既存戦力及び異世界からの輸入戦力も全ブッパ。

汚染と被害はここで食い止めると言わんばかりの迎撃態勢である。



「これだけのネクストが勢ぞろいとはな」

「国家解体戦争以来じゃないか?」

「再び全企業での共闘が起こるとはな。世の中とはわからないものだ」


八丈島沖に集結した各企業のリンクスたちの会話。

日企連は総ざらい、BFF、GA、レイレナード、アクアビットなどは主力級を総動員。
他企業からはボチボチと言った感じで集まっており、国家解体戦争以来の規模の終結となっていた。



「別天津神シリーズも総動員か」

「まさか初のシリーズ全動員が本土防衛の時になるとはね」

「強大な敵だな。しかしだからこそ挑む価値がある」

「この機体を与えられたことに恥じない狩りをするだけだ」

「じゃあ、いってみようか。何…いつも通りに戦って、勝てばいい」


日企連の切り札。別天津神シリーズ5機とそれを与えられた五人のリンクスたちのセリフ。

上から一目連、虎鶫、不死人、狩人、アンノウンの五人である。

不死人、狩人は大陸化したことで生えてきた人物。二人とも転生者ではあるのだが多くを語らない謎の多い人物。

名前はソウルシリーズとブラッドボーンから。
不死人(フシト)と狩人(カリンチュ)と読む。
別天津神シリーズを与えられるだけあり、二人とも凄腕である。

586:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:09:28 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「フィッティングは済んでいるな!」

「ああ。しかし凄いなこいつは。前の機体の30倍以上のエネルギーゲインなのに負荷はずっと低い」

「日企連がお前さん向けにあつらえてくれた専用機だそうだ。大事に使えよ」

「大事にできるような戦況ならそうするさ。アメノオシホミミ出る!」

「無事に帰ってきてくださいね」


日企連に雇われ新型機受領のために日本へ来ていたアナトリア組とアナトリアの傭兵。

無事新たな乗機を受け取り、試験をしていたところ地底軍が襲来。
これの迎撃のために動員され、彼も戦場へ向かうこととなった。

アメノホシホミミは日企連が開発していた外部協力者用に開発していた新世代ネクスト地神五代シリーズの初号機。

その性能は別天津神シリーズに準じるものであり、異世界技術モリモリ。
既存のネクストをぶっちぎる性能を持っているが、日企連の手伝いがなければ整備すら覚束ない代物である。



「クソ!こいつら強いぞ!」

「俺たちリンクスがこんな苦戦するなんてな!」

「本来戦いとはそういうものということだ!!」

「気を抜けば一瞬でやれれる…これこそ戦場というもの!!」


八丈島沖で衝突した企業連合軍と地底同盟軍。

案の定ほとんどの企業戦力は地底ロボ軍団に押されがちであったが、しかしかつての国家解体戦争以前の争いを知るベテランリンクスたちは臆せず戦っていた。

戦場とは本来一瞬の油断が命取りとなる場所。
彼等は言う。改めてその姿が現れただけだと。



「フェルミ4番!6番轟沈!」

「フェルミ7番大破!高度維持できません!」

「駄目です!敵の攻撃はPAを貫通しています!?」

「馬鹿な。我がレオーネメカニカが誇る移動要塞群がこれほど容易くやられるなど…」


戦場のルールは平等に全てへ牙をむく。
インテリオルが持ち込んだフェルミ軍団であったが、強力な地底ロボ軍団の攻撃により次々と沈められていくことに。

このような光景は珍しくなく、特に日企連の警告を甘く見ていた反日企連系企業が寄こした戦力の多くは真っ先に沈んでいった。



「コジマキャノンやコジマミサイルは当たれば流石に効果があるようですね」

「とはいえ一撃とはいかない。あくまで既存兵器よりはマシという程度だ」

「大口径レールガン、ハイレーザーキャノン、パイルバンカー、高出力レーザーブレード…比較的通じているのはここら辺のようです」

「ネクストのPAもぶち抜ける類だな」

「これらを搭載していればネクストでなくとも一応ダメージ与えられるのは朗報だな」

「しかし消耗速度は速すぎる。このままで押し負ける可能性も…」

「AF艦隊を回せ。別天津神シリーズも全投入だ。ここで押し返せなければ次は本土でネクストを飛ばすことになるぞ!」


日企連軍総司令部の様子。
戦況はやはり人類側が不利。しかし思ったよりダメージは通っており、当初の想定よりは善戦できていた。

しかし根本艇な挽回には届いておらず、じりじりと戦線が押され始めた。
この戦況を挽回するため日企連は切り札であるAF連合艦隊(日企連とGAが作りました)と別天津神シリーズの全投入を決定。

ここで押し負けてはならぬと力比べと相成った。

587:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:10:22 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「コジマミサイル群第七射は3分後。核ミサイル第五射は5分後に着弾します」

「予想加害エリアから部隊は後退してください。繰り返します。当該エリアから退避を」

「コジマも核もバンバン飛んでくるな!」

「ああ。国家解体戦争の時より激しい戦闘だ」

「防護装備なしで外に出るなよ!放射能とコジマで一瞬で死んじまうぞ!!」


八丈島戦線の様子。

日企連はここが使いどころとコジマ、核分裂弾頭、反応弾を総動員していた。
このためギリギリだが地底軍団相手にも互角の戦いへ持ち込めていた。
なお戦後は八丈島とその周りはもう駄目である。



「グレートキャノン発射ぁ!!」

「我がGAの火砲は世界一ぃいい!!異世界のメカにも通用することをお見せしよう!!」

「うぉおお!AF最強!AF最強!」

「GAさんとこはテンション高いっすね」

「まあ今までネクストが主流ってところに異世界の情報と我が社の支援でネクストに勝てるAFを建造できたんだ。テンションの一つや二つも上がるだろ」

「そこ!GAの船!前に出すぎるな!囲まれればAFでも沈められるぞ!」

「随伴部隊を前に進めましょう。あと近隣のネクスト部隊にも援護要請を」


こちらは企業連合が送り出した切り札その1ことAF連合艦隊。
中身は日企連製とGA製の混合である。

AFとはいえ両社とも建造し始めたばかりの黎明期であり、その性能は後の時代の物と比べれば巨大戦艦の延長線上であった。

しかしその火力は本物。馬鹿みたいに頑丈な地底ロボ軍団にも十分通用しており、この戦場において数少ない地底勢を真正面から殴り倒せる戦力であった。



「あれが噂の日企連の新型か」

「凄まじい性能じゃないか!」

「既存のネクストを超える性能と聞いたが真実だったのか」

「少なくとも今は頼もしい味方だ。素直に頼ろうじゃないか」

「そっちはいいよな!俺のとこはお前さんたちの企業と仲悪いから今後が怖いんだよ!!」


日企連が投入して別天津神シリーズの活躍を見た企業連合兵士たちの会話。

この戦場でAF艦隊と並んで数少ない真正面から地底ロボの相手をできる兵器であり、既存のネクストと比べても桁違いと言えた。

これには苦戦の続いていた企業連合兵たちの士気もあったが、日企連と仲の悪い企業 (ローゼン、インテリオル、イクバールなど)から援軍にやってきていた兵士や指揮官は頭を抱えていた。
この戦い生き残れても次はこれが相手なのかと…



「あれはアナトリアの傭兵か」

「凄まじい動き。噂に偽りなしか」

「流石4世界初代イレギュラーだな」

「機体は…俺たちの兄弟機か」

「こと共闘する限りは頼もしいばかりだな」


新型機に乗り縦横無尽に駆け回るアナトリアの傭兵を見た別天津神シリーズで暴れている日企連トップ部隊の会話。

AF艦隊、別天津神シリーズに続き、アナトリアの傭兵と彼が駆るアメノホシホミミは地底ロボに対して互角に戦える数少ない戦力であった。

その動きは新型に乗り換え初の実戦とは思えないほどの暴れっぷりであった。

588:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:11:01 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「動きの良い奴らが混ざっているな」

「それも一つ二つじゃない。かなりの数が混ざってやがる」

「強い敵を倒してこそ戦果を誇れると言うもの!」

「危険になったら海に飛び込みなさい。連中どうやら水中は苦手なようです」


AC4世界で戦っている地底同盟の指揮官たちの会話。

ネクスト部隊や別天津神部隊、アナトリアの傭兵など手ごわい敵を見てテンションを上げる者もいれば、冷静に対処するものもいた。

事実水中から進んでくる地底ロボ相手には余り有効打は出せておらず、こちらに反応弾や水陸両用バルガを当てるなどして抑えていた。

しかしそれも長く続かず、遂に戦線は後退。
八丈島から御蔵島、三宅村と徐々に日本本土へ近づいていくことになる。



「クソ!もう本土まで目の前だぞ!」

「伊豆防衛線…持たないか…」

「わかっていたことですがやはり戦況は苦しい…」

「やりたくはなかったが本州で持久戦か…」

「で、伝令!敵部隊が後退を開始!理由は不明!?」

「ここまで来て敵が後退だと? まさか!」

「どこの世界か地球連邦かわかりませんが向こう側のゲートの奪還に成功したのか!?」

「少なくとも連中が後退するくらいには宇宙世紀側の戦況は優勢なようですよ!!」

「この機を逃がすな!追撃をかけろ!」

「損傷した部隊やネクスト部隊は一時帰還を。補給と整備の後に追撃を行います!」

「本土に残っているミサイルをありったけ連中の背中にぶつけろ!全部だ!」


徐々に押され遂に本土決戦を覚悟していた日企連のメンバー。
しかし突然地底同盟の部隊が後退を開始したことで九死に一生を得た。

その隙を逃がさず追撃を開始。
損傷している船、兵器も戦闘力が残っているなら参加させるなど、かなり強引な攻撃となったが、急いでゲートへ後退している地底軍には効果的な攻撃となった。

その後小笠原ゲートの奪還に成功。AC4世界の戦闘は一応の決着を見る。



「ええい!合体百鬼ロボだ!合体百鬼ロボを出せ!」

「で、ですがヒドラー元帥。あれは対ゲッターのための切り札では…」

「このままではゲッターと戦う前にあの怪獣にやられてしまう!この場を切り抜けねばゲッターと戦う明日すらないぞ!!」


再び場面と時系列が変わり、こちらは宇宙世紀世界。

東宝世界ゲートからゴジラがやってきて蹂躙され中の小笠原ゲート沖の地底同盟部隊の様子。

科学要塞島で指揮をしていたヒドラー元帥の命令で百鬼の切り札の一つである合体百鬼ロボが出撃した。

六体の百鬼メカが合体したこの機体は原作でもゲッターロボGを苦戦させた代物である。
巨体故に小回りが利かない欠点はあるものの、同じく巨体であるゴジラ相手には問題ないとされた。



「あれは破壊の竜神…いや、その末裔か」

「ご存知なのですがバラオ様!?」

「我々やムーよりも古い時代。まだトカゲ(爬虫人類)が元気だったころの話だ。
その際に地上の覇権を掛けて蜥蜴共の守護神と争った竜の一族がいたという。
黒い巨体、青白い熱線。何より怒りに満ちたあの目。全ての要素が合致する」

「で、ではあ奴は伝説の竜神ということですか!」

「流石にその末裔だと思うがな…かつての竜神は守護神との争いの末に互いに大きな傷を負ったと言う。
その後は一族と共に別世界へ旅立ったというが…
どのみち侮れぬ相手だ。ベロスタン!儀式の準備をせよ!!バラゴーンを出す!!」


解説役のバラオさん。古い存在だけあり、太古の知識も豊富である。

かつての竜神の末裔なら手加減せぬと妖魔帝国の切り札であるバラゴーン出陣の準備を始めた。

589:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:11:35 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「うぉおお!やれ!頑張れ合体百鬼ロボ!」

「破壊光線が直撃したぞ!あの怪獣に初めてダメージらしいダメージが出ている!!」

「ああ。合体百鬼ロボ投げ飛ばされたー!追撃の熱戦が来るぞ!」

「おお!分離して回避したぞ!」

「そのまま逆襲を!今度はブレス対決だ!」

「駄目だ。怪獣のブレスに押し返されて、あああ!」

「いやよく見ろ!合体百鬼ロボはまだ動けるぞ!頭を損傷しただけだ!」

「観戦してないでお前らも援護しろ!ここが正念場だぞ!」


合体百鬼ロボの有志を見守る地底同盟兵士の皆さんの様子。

百鬼の切り札だけありゴジラ相手にも善戦するが、しかし合体百鬼の攻撃には決定打がなかった。
まあ武装の多くは元となった百鬼メカのものを流用しているため仕方ない。
実弾はともかく、これでもエネルギー系攻撃の出力は上がっているのだが…



「ふふふ…苦戦しているようだな百鬼の」

「な!?妖魔のバラオ!! なんのようだ!我々の合体百鬼ロボはまだ戦えるぞ!」

「なに。我々も同盟のよしみということだ。手助けしてやろう。ゆけぇい!大妖魔竜バラゴーン!!!」


百鬼が時間を稼いでくれた(棒)ため、無事出撃できた妖魔のバラゴーン。

原作と違い剛烈兄弟の魂は入っていないため若干パワーダウンしているが、しかしそのことを鑑みても今までの巨烈獣とは比べ物にならない強さを持っていた。



「あれは妖魔の竜か!」

「おお!黒い怪獣に巻き付いてブレスを浴びせかけたぞ!」

「合体百鬼ロボもいったぞ!」

「俺たちも続くぞ!あの黒い怪獣に目に物見せてやる!!」


バラゴーン参戦によりようやく戦況が好転してきた地底同盟側。

バラゴーンがゴジラの動きを封じ、合体百鬼ロボが襲い掛かり、その周りを囲む地底ロボ軍団が援護をする。

今までにない大きな流れを感じた地底勢はこの戦いに勝機と希望を見出していた。
しかし…

590:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:12:32 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
「ふははは!合体百鬼ロボよ!そのまま止めを刺すのだ!ドリルチャージ!」

「ヒ、ヒドラー元帥!対象の背部に強烈な発光が!?」

「奴め何をする気だ!!」

「た、対象の背後から大量の熱戦がぁ!!」

「周辺の地底ロボ軍団全滅!巻き付いていたバラゴーンも吹き飛ばされました!!」

「唯一残った合体百鬼ロボに熱線が集中しております!」

「合体百鬼ロボ大破!ああ、大破した合体百鬼に対象が接近…だ、駄目だ!」

「合体百鬼ロボ…対象のブレスの直撃を受け爆散しました…」

「て、撤退だ…科学要塞島をこの海域から撤退させるんだ!残存する百鬼航空隊をだせ!
ここでこの要塞までやられては今後の戦略に関わる!」


追い詰められたゴジラの背びれが発光を開始。
その後背びれから多数の高出力光線が発射され、周囲を囲んでいた地底ロボ軍団、巻き付いていたバラゴーン、ドリルで止めを刺そうと近づいていた合体百鬼ロボのすべてに熱線を浴びせ付けた。

周辺に展開していた地底ロボ軍団は全滅。バラゴーンは深手。
合体百鬼ロボに関しては背びれの熱線全てが集中し大破。動けなくなったところをゴジラの口からの熱戦を浴びて爆散した。

この光景を受けて科学要塞島を預かるヒドラーは撤退を決定。
時間稼ぎのために残存部隊を展開し、ゴジラの注目がバラゴーンに移っているうちに要塞島を全力で後退させ始めた。



「バラゴーンはどうなっておる!」

「至近距離から背びれの熱戦を複数受け深手を負っており、再生も追いついておりません!」

「残存する巨烈獣や化石獣はおらんのか!」

「先ほどの乱射熱線により近場に展開していたのは全滅しております…」

「バラオ様!バラゴーンにゴジラが接近しております!ああ、そんな…」

「バ、バラゴーンの口の中に直接熱線を…む、惨い…」

「バラゴーン爆散…反応途切れました」

「馬鹿な…我が帝国最強の魔獣だぞ…それがこうもあっけなく…」


バラゴーン敗北。
倒れているところを近づいてきたゴジラに踏まれ動けなくなったところで、口の中からゴジラの熱戦を浴び爆散した。

妖魔帝国最大の戦力がこうもあっけなく破られ、さしものバラオもこのことには衝撃を受けていた。


このあと妖魔帝国の妖魔島はバラオとベロスタンの妖術により姿を隠し(オカルト的ステルス)撤退。

科学要塞島も一足先にとんずらしていたためゴジラは目標を見失い、現地には辛うじて生き残っていた地底ロボ軍団へ八つ当たりをかました。
勿論八つ当たりされた残存部隊は全滅である。

その後ゴジラは逃げた科学要塞島と妖魔島を探しに太平洋の海へ姿を消していった。

以降の百鬼、妖魔は本拠地がゴジラに追われ続ける影響で太平洋地域での活動が縮小。
地上では大陸の内陸地域に築いた拠点を中心に戦っていくこととなる。

このため第三者の介入という幸運であったが、宇宙世紀の人類にとって太平洋圏は比較的安全な地域となっていく。
無論それは鬼と妖魔を追う黒い怪獣に攻撃を仕掛けない前提であったが…

591:トゥ!ヘァ!:2026/01/03(土) 19:13:41 HOST:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp
投下終了
これにて三が日投稿完遂。

とは言えまだヤマト世界と宇宙世紀の話を出せてないので遠くないうちに投稿できればなと。
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最終更新:2026年06月11日 15:05