718:戦車の人:2025/11/05(水) 01:26:09 HOST:110-130-196-35.rev.home.ne.jp
1.15インチ砲(38.1センチ砲)搭載WW1世代戦艦
日英共同開発の「奇跡の大砲」とさえ呼ばれた45口径15インチ砲を国産艦としては最初に搭載した超弩級戦艦。
15インチ連装砲を艦首及び艦尾甲板に各2基を背負式で搭載。高性能な測距儀や方位盤を含め絶大な火力を有する。
装甲防御も舷側垂直305ミリ、水平20ミリ+102ミリ+51ミリ、司令塔305ミリの低コストだが靭性の高いVH鋼板を適用。
ダメージコントロールの一環として弾薬、装薬の装甲区画内配置の徹底。艦内可燃物の減少等を推進している。
居住性は高級将校の役得はやや減じたが、冷暖房装置の配備や大容量冷凍庫の搭載。
定数乗員分の寝台を完備することにより総合的な居住性には優れ、若い将校や下士官兵からは好評であった。
主機は艦政本部が民間企業複数と共同で開発した重油燃焼ボイラー8基及びオールギヤードタービン4基4軸より構築。
22気圧/300度と当時としては優秀な性能で定格最大出力は12万馬力に至り、最大速度は30ノットに迫った。
航続距離も巡航18ノットで9000海里と当時としては図抜けおり、金剛型は日本の誇りと呼ばれる総合性能を発揮した。
建造数は金剛、比叡、榛名、霧島、吉野、妙義の6隻で何れも第一次世界大戦で欧州派兵を経験している。
後述する扶桑型戦艦と共にユトランド沖海戦にすら参戦し、沈没艦を出さずにドイツ大海艦隊首領に痛撃を与えた。
ワシントン軍縮条約調印以降もしばし現役にあり続け、新型艦竣工以降は英連邦海軍へ供与されている。
かの15インチ砲を搭載した第二世代の国産超弩級戦艦であり、金剛型に比べ火力と防御力をより重んじたクラスである。
主砲として45口径15インチ連装砲を艦首2基、艦尾3基の背負配置で搭載、無論測距儀と方位盤で射撃統制を行う。
また電気機械式の発砲遅延装置を導入、金剛型より増大した砲門をより有効に用いる努力が施された。
装甲防御は傾斜多層式となり舷側270ミリ/15度、水平主要部38ミリ+127ミリ+25ミリ、司令塔356ミリのVH鋼板を適用。
ダメージコントロールも金剛型で実施されたそれを踏襲の上で、応急(機関)分隊の人員数を増大している。
居住性についても金剛型と劣らぬレベルは維持され、特に大阪金属工業の空調装置は好評を博している。
主機は金剛型とほぼ同一で定格出力12万馬力、最大速度は26ノットと若干低下したが十分高速戦艦の域に留まっている。
航続距離も巡航18ノットで8000海里以上と必要十分は維持しており、重油専用燃焼式故に機械運転と補給も容易であった。
同型艦は扶桑、山城、伊勢、日向の4隻が竣工し、やはり第一次世界大戦で実戦を経験している。
かのユトランド沖海戦では扶桑、伊勢が金剛型4隻と共に戦隊を編成し、英本国艦隊指揮下にて奮戦。
垂直防御には優れるが火力に乏しく、機動性でも優位を発揮しドイツ大海艦隊主力を痛打し、制海権獲得に貢献した。
ワシントン軍縮条約締結以降も近代化を施され現役にあり、1940年代に金剛型と同様に英連邦へ供与された。
719:戦車の人:2025/11/05(水) 01:26:51 HOST:110-130-196-35.rev.home.ne.jp
2.41サンチ砲(16.1インチ砲)搭載八八艦隊計画戦艦
かの八八艦隊計画で竣工した最初の戦艦クラスであり、金剛型及び扶桑型の正当進化型というべき高速戦艦。
15インチ砲を拡大改良した45口径41サンチ連装砲を前部2基、後部3基と扶桑型と同様の背負式で搭載。
米英の16インチ砲と並ぶ当時最良の戦艦主砲で、方位盤や測距儀もより実用性に優れたものが開発された。
当初より重厚な傾斜多層装甲を持ち舷側305ミリ/15度、水平38ミリ+127ミリ+51ミリ、司令塔400ミリのVH鋼板を適用。
上構造物も塔型艦橋に大型煙突など近代的なものとなっており、既存戦艦と一線を画する外観を有する。
ダメージコントロールもより冗長性を向上させ、化学消火装置が当初より搭載されたことも特徴である。
重油専燃ボイラー8基及びオールギヤードタービン4基4軸のパラレル配置と、既存戦艦のそれを踏襲している。
一方で25気圧/325度とより高効率なものを採用し定格最大136000馬力、最大28ノットの快速を発揮。
航続距離も巡航18ノットで8000-9000海里と必要十分以上を持ち、高いレベルでバランスの取れた高速戦艦である。
居住性は扶桑型と大差ないが指揮通信設備は大きく改善され、艦隊旗艦能力も相応に向上している。
同型艦は長門、陸奥、加賀、土佐の4隻であり、軍縮条約締結以降は長く連合艦隊第一戦隊を務め続けた。
新型艦竣工以降も近代化改装を施され、第三次大戦でも欧州新型戦艦相手に奮戦を示している。
八八艦隊計画で竣工した第二陣の戦艦であり、同計画で竣工した最後の超弩級戦艦クラスででもある。
山岳名から察する通り名目上は巡洋戦艦であるが、実質的には当時最速の高速戦艦として竣工した。
合衆国海軍がコロラド級、サウスダコダ級の重戦艦各4隻で計画を打ち切ったのとは対象的である。
主戦兵装は砲配置を含め長門型と同様の45口径41サンチ砲10門で、まず当時として不足ないものだった。
方位盤や測距儀も長門型と同様のものを導入しスケールメリット、訓練及び運用の共通化を図っている。
副砲は金剛型以来の50口径14サンチ砲をケースメート方式で両舷合計16門搭載している。
主機は長門型と同規格の専燃ボイラー10基及びオールギヤードタービン4基4軸を備え144000馬力を発揮。
実効最大速度で30ノットに達し、航続距離も18ノットで1万海里近くと俊足と長足を兼ね備えている。
上部構造物も長門型と同様に近代的なもので、艦内容積効率化で長門型と同程度の居住性を維持している。
装甲はやや軽く舷側275ミリ/15度、水平25ミリ+127ミリ+51ミリ、司令塔356ミリと扶桑型に近いレベルである。
とはいえ当時建造し得た高速戦艦としては英国のアドミラル級、セント・ジョージ級と比肩する最良のものであった。
同型艦は天城、愛鷹、高尾、愛宕の4隻で近代化を重ね、第三次大戦でも有力な高速戦艦であり続けた。
720:戦車の人:2025/11/05(水) 01:27:23 HOST:110-130-196-35.rev.home.ne.jp
Q:何でこんなトチ狂った超弩級戦艦を量産したんですか?(半ギレの大蔵省)
A:私の趣味だ、良いだろう?(海軍省)
戯言はさておきRSBC日本大陸における日英共同開発の15インチ砲搭載戦艦、八八艦隊計画戦艦の一覧です。
勿論ワシントン海軍軍縮条約により八八艦隊、ダニエルズプラン、標準艦隊計画は中断されます。
しかし日本は言うに及ばず英国も満州に進出した工業地帯により、特殊鋼供給などに不安がなくなったこと。
第一次大戦で後追い参戦で利権を得ようとした合衆国へ不信を抱き、割とガチの艦隊近代化に踏み切ってます。
勿論ものには限度がありますし、ある程度は
アメリカのメンツを立てるためにワシントン海軍軍縮条約は史実同様に締結されます。
しかし大量の護送船団が支えた兵站と、最新戦艦すら惜しまずドイツ大海艦隊と戦い英国を全面的に支援した姿勢。
これを前にして英国も表面上は信義に応えるため、内実は有力な同盟国を留め置くため援護射撃を実施。
史実の米英6割と異なり日本、英国、合衆国は主力艦や補助艦等でほぼ同等の保有枠となりました。
エラン・ヴィタールを発揮したフランス海軍も日英米比で5割程も艦隊枠が認められてます…彼等けして弱兵じゃありません。
そして
夢幻会も何の考えもなく趣味だけで戦艦の量産を行ったわけではなく、合衆国を本土防衛ドクトリンへ徹底して回帰。
結果として速度に劣るが重装甲、大火力の戦艦整備に走らせ、日英の支配領域をチラ見しにくい軍備へ落とし込む。
また合衆国崩壊・分断時に過度に海軍力を失っては困ると、ある程度の大艦隊の整備を強いた側面が強いです。
あるいは戦間期に日英同盟へのヘイトを蓄積し、短絡的な外交を軍備を頼みにやってくれれば万々歳。
合衆国が提唱しながら参加しなかった国際連盟の場で、堂々と日英の利権を合法的に主張できればという含みもあります。
後は「原作」でジュネーブ海軍軍縮会議を合衆国が台無しにすることに備え、工業インフラを整える準備期間でもあります。
上に述べた金剛型から天城型の戦艦は書類上は現役艦ですが、平時における稼働数は5割以上程度に抑制。
残るは基幹将校と下士官のみが乗り込む事実上の予備艦で、平時における過度な将校下士官兵の人口負担を軽減。
海軍予算の一部さえ充当し造船所、工場、工廠、製鉄所等の拡充を日本大陸基準で行っていたりします。
勿論それら造船所や工場、製鉄所は平時で最も活躍する高速貨客船多数を、有事徴用と引き換えの補助金で量産。
有事における造艦能力向上を見込みつつ、世界大恐慌に伴うブロック経済における日英同盟の海洋経済を回し続けます。
夢幻会からすれば15インチ砲戦艦や41サンチ砲戦艦量産は、この種の高速大型貨客船量産の呼び水が本命です。
RORO船やコンテナ船という時代を先取りした貨客船で日英同盟の領域を、早期資源及びインフラ開発と並行し回せば。
十数隻の戦艦やそれに付随する多数の補助艦建造の出費程度はすぐに補填し、黒字でお釣りが来るのです。
大陸日本と英国の支配地域のポテンシャルはそれほど大きく、未来知識による資源採掘などを考慮すれば尚更でしょう。
いわば合衆国を抑え込むという迫真の演技の元、合衆国ですら追いつけない産業と資源と流通を開拓する。
それこそが上述した18隻の戦艦とそれを支える補助艦整備計画の、本当の目的でありました。
あるいは一度本土を失って頂く予定の英国が再起再建を図るための、もう一つの心臓かもしれませんが。
wikiへの転載はご自由にお願い致します。
最終更新:2026年06月11日 23:11