アットウィキロゴ
776モントゴメリー:2025/11/07(金) 00:13:13 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
Patin de Répartition de Charge 又はpointes d'acier

Patin de Répartition de Charge(パタン・ド・レパルティシオン:PRC)は銀髪のラ・ピュセル(La Pucelle aux cheveux argentés)」用の拡張部品である。
一言で言えば“足裏”の面積を拡大し、接地圧を低下させるための機構である。
ラ・ピュセルは、性能自体は申し分ないものであったがその性能を獲得するために払った犠牲も大きかった。
その中で市民生活に最も障害となるのが「重量」であった。
彼女たちの素体重量は250㎏、そこに各種蓄電池や燃料を満載したら確実に300㎏を超過する。
対して彼女たちの容姿は人間と変わらない(2mという“身長”は一先ず置いておく)ので、足のサイズも人間に準じている。
するとどうなるか?小さい面積に圧力が集中するのである。その値は概算で「1 m² あたり約 3.75 トン分」である。
この数字は(戦時運用を想定している)FFR開闢以降に建設された学校や病院などの公共施設や行政施設、また民間でも都市部の集合住宅や一部の戸建て住宅ならば対応可能であるが、FFR創世記(WW2)以前の建築物や過半の一般家庭には致命的なものである。
構造材である梁・床合板・根太などを圧壊・変形させる危険があるのだ。
しかしラ・ピュセルたちは民間での活用が前提である。一般家庭に受け入れてもらわないと
困るのである。
それに対する回答がPRCである。

777モントゴメリー:2025/11/07(金) 00:13:45 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
本装置はラ・ピュセルの両脚に備えられた可変接地装置であり、彼女たちの“第二の足”とも呼ばれている。
その役割は単純明快であり、「地を掴むこと」である。だが、それは単なる補助脚ではない。地盤の硬度、傾斜、積載重量、さらには加速度までも瞬時に解析し、四~八本の副脚を展開して自らの「立つ姿勢」を再定義する。
具体的には地盤条件および積載重量に応じて接地面積を可変制御する機構であり、各脚部部分には4本の副脚(最大8本展開可)が格納されている。
必要に応じて自動的に展開、角度・圧力を独立制御することで、軟弱地盤上でも常に平均接地圧を200kPa以下に維持する。
(最大展開時には“足”の面積は5倍にまで拡大する)

通常歩行時(舗装路/荷重1.5t以下)では格納状態で動作し、必要に応じ展開→地面反力確認→荷重再配分→安定化ロックの順で作動する。
展開完了まで平均1.8秒。
本システムの導入により、従来比で安定性は270%、牽引力は約1.9倍向上した。
都市の舗装路では静かに収納され、ただの人型に見える。だが荷を背負い、ぬかるみを踏みしめる時、彼女の足裏から機械の根が生えるように副脚が伸び、鋼の花のように大地に咲く。
その姿を見た市民たちからは「pointes d'acier(鋼のポアント:バレエで使用される靴)」ととも呼ばれている。

この“靴”により、ラ・ピュセルたちは一般家庭にも広く受け入れられるようになったが、PRCの効果はもう一つ存在する。

——積載上限の拡大である。

PRCを完全展開した場合、ラ・ピュセルは「3.5トン」の各種物資を“背負う”ことが可能となる。
これは民間の物流でも大活躍するが、戦場での兵站作業に「革命」を起こした。
極論、「歩く輸送トラック」が最前線の歩兵分隊に同行することも可能となるのである。
無論欠点もあり、PRCを完全展開した場合、ラ・ピュセルの最高速度は路面上でも20km/h前後まで低下(市街地では安全を考慮し10㎞/h以下に制限)し、戦場となる不整地や山岳地帯では4~5km/hが実用値となる。
されどこれは人間の歩行速度と同等であるため、前線での使用に問題はないとされている。

778モントゴメリー:2025/11/07(金) 00:14:16 HOST:124-141-115-168.rev.home.ne.jp
以上です。
ウィキ掲載は自由です。

銀髪の乙女たちに用意したしましたガラスならぬ「鋼の靴」でございます。
3.5トンの積載量!!
数値だけ見れば、「3トン半」こと73式大型トラックの荷台を背負って塹壕でも山岳部でも歩兵の前進に追随できるのだ!?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2026年06月11日 23:14