642 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:02:10 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [205/297]
「いけ!いけ!いけ!光子力研究所は目の前だ!」
「他の同盟相手に後れを取るな!一番乗りは我らミケーネぞ!」
「ユリシーザー様!目の前に変な奴がいます!!」
「変なやつぅ!?」
光子力研究所に攻撃を仕掛けるミケーネ兵士たちのセリフ。
率いるは七大将軍の一人ユリシーザー。戦闘獣や妖機械獣だけではなくミケーネスと言った歩兵部隊も共に進軍していた。
しかしその前に変な奴が現れた模様。
「ミケーネス第七、第八大隊壊滅!」
「戦闘獣押されています!?」
「何なんだこいつら!!」
「どこからこのような戦力が!?」
「知りたいかい?なら親切に教えてやろうじゃないか!」
「まずはこいつ。うちらくろがね屋の一番槍。Zの腕のクロス!その相棒タイターンGG!」
「クロスに続く切込み隊長と言えばこの人。包丁の腕も刀の腕も一流!Zの刀の先生&キングダンXX!」
「三番手は狙撃も乱れ打ちもお手の物。Zの弾丸ことジャンゴとジェノバMM!」
「忘れちゃいけないのがこいつ。見てくれからして怪しい爆弾魔!イタチの安とジェノサイダーFF!」
「最後のオオトリ。仲居頭のお菊の御婆とのんびり屋のスパルタンKK!」
「因みにあたしは通り過ぎの温泉宿の女将。兜つばさっていうもんさ」
ミケーネの軍団の前に現れたのは熱海の温泉宿くろがね屋の女将つばさとそこの従業員五人+機械獣の集団であった。
その名の通り甲児君とシローの実家である。
なお息子二人は通学のため東京の兜十蔵博士の自宅に住み込んでいた。
「馬鹿な!そやつらは所詮は機械獣!所詮は人間!何故戦闘獣に太刀打ちできる!!」
「そりゃあんた。この子らが使っている武器。一体何製だと思う?」
「…まさか超合金Zか!」
「惜しいけど違うよ!今まで子供のこと放り出して隠れていたどっかのすっとこどっこいから搾り上げた超合金ニューZ!それで作り上げた新しい武器達さね!!」
「超合金ニューZぉ!?我々のデータにないぞ!!」
ここでネタバラシ。ただの人間…ただの人間?とカスタムされたとは言え単なる機械獣がミケーネの戦闘獣と渡り合えた答えがその武器である。
超合金Zを越えた超合金ニューZで作り上げた武器弾薬が彼らの強さの一因であった。
なお超合金ニューZ製の武器はつい最近女将がどっからか分捕ってきた物である。
643 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:02:56 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [206/297]
「ええい!所詮敵は数人とたったの五機!幾ら武器が強くとも基礎性能で勝る戦闘獣が囲んで掛かればイチコロよ!!」
「ふふん。誰があたしらだけだと言ったさ」
「な、なにぃ!!!」
「でませい!十蔵爺の遺産共!」
「あ、あれは何だ!?」
「マ、マジンガーZに似ている」
「ふふふ…こいつの名前はエネルガーZ!」
「こっちの名はアイアンZ!」
「「そしてこれらを駆るは連邦軍からの出向組の東と大出!」」
「まだ出てくるぞ!? これは女のロボットぉ!!」
「しかも三体いるぅ!!」
「「これはビューナスA!私たちの新たな翼!!」
それを駆るはロールとロウリィ姉妹!!」
「そして私こと弓さかや!乗る機体はミネルバX!光子力研究所製のマジンガーよ!!」
「マジンガー軍団だとぉお!!」
「こいつら壊滅したんじゃなかったのかよ!!」
ミケーネの前に現れたのは壊滅したはずのマジンガー軍団の面々であった。
暗黒大将軍率いる本隊との戦いに敗れ、マジンガーZに殿を任せて撤退した彼らは光子力研究所にて新たな機体を受け取ったのであった。
実際には各々の機体はぶっつけ本番。痛み止めを服用しながらの無茶な再出撃のためノリノリの口上に対して割とギリギリの状態だったりする。
「それだけじゃないよ!!今日は特別ゲストも来ている!!来なシュトロハイムの小娘!」
「颯爽登場ドナウα1!お父様の願いとシロー君との未来のためにあなた達を討つわ!」
「人の頭の付いたロボット…まさか我らと同じ戦闘獣なのか!?」
「違うわ!至高の天才シュトロハイム・ハインリッヒが作りし最強のロボにして兜シロー君の将来の花嫁よ!!」
「私はまだシローとの仲を認めてないよ!まだ子供だろあんた!!」
「わかっています!お義母さま!ちゃんと清いお付きあいですから!」
「お義母さまって言うんじゃないよ!?」
ゲスト参戦ドナウα1。
原作では悲劇的な最後に終わった彼女はどうやらこの世界では立派に生きているらしい。
なお父親は光子力研究所から「我が娘の可愛さは世界一ぃいいいい!!!できんことはなぁあいいい!!」とか叫んで応援していた。
因みに意外とシローとの付き合いは認めている。
「更に更に!大奮発!地球連邦軍の皆様の登場さぁ!」
「へへへ…待ちくたびれたぜ」
「今までよくも好き勝手してくれたなミケーネ!」
「まんまとおびき出されてくれたなぁ!!」
「な、なんだこの数は!?それにその機体はマジンガー軍団そのもの!!」
「山の向こうからも大量に飛び立っている!」
「そりゃよぉ。量産型なんだから量産するよなぁ!!」
「サシでは敵わなくてもこの数で攻撃したらどうなるかな?」
「ひゃっはー!手段ブレストファイヤーに集団ルストハリケーン!」
「おまけに集団光子力ビームだ!持ってきな!!」
「う、うおぉおおお!申し訳ありません暗黒大将軍!!!」
光子力研究所やその周辺地域の地下から大量に現れた量産型マジンガーことミリオンα、バイオンβ、ダイオンγの軍団。
光子力研究所やその付近の地下から大量にでてきた量産型軍団は物量という名の大火力をもって侵攻してきたミケーネ帝国の部隊を包囲。
四方八方から攻撃を加えてタコ殴りにした。
流石の超人将軍ユリシーザーと言えど数の暴力には勝てず、あえなく光子力研究所攻略部隊は壊滅となった。
644 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:03:37 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [207/297]
「半ば勢いと数で誤魔化したが罠に嵌ってくれなければ危なかったかもしれんな」
「量産型マジンガー軍団はこのまま周辺の救援へ。最低でも中隊規模で動くように。
単騎、少数では戦闘獣や百鬼メカ相手に不利だということを忘れるなよ!」
「光子力研究所面々は休ませておけ。一戦して帰ってきた後でこれだ。疲弊している」
「研究所の防衛はくろがね屋でやっておくよ。あとで軍に請求しておくから」
「ははは…お手柔らかに」
光子力研究所はミケーネの軍団をはじき返した。
しかしそれは上手く敵が罠に嵌ってくれたからである。
マジンガー軍団の面々が乗り込んだ新型やくろがね屋のカスタム機械獣、量産型マジンガーメカの性能は決して戦闘獣や百鬼メカなどを上回るものではない。
今回の勝利は光子力研究所を囮とした包囲攻撃と集団戦法による火力の集中が上手いこと嵌った結果であった。
「畜生。流石に数が多すぎるぜ」
「エネルギーの消耗も激しい。できるだけ節約しないと不味いぞ竜馬!」
「だけどよ。ここで食い止めないと早乙女研究所が危ないぜ」
「ははは。流石のゲッターチームもこの数を前にはお手上げのようだなぁ。この独眼鬼が引導を渡してやろう」
場面は変わってこちらは早乙女研究所付近。
ゲッターチームが百鬼帝国の軍勢を迎撃していたが、しかし多勢に無勢。
ゲッターGの性能を以てしても徐々に追い込まれていた。
「ゲッタァアビイィイイム!!」
「なに!あの光はゲッタービーム!」
「馬鹿な。もう一機のゲッターだと!?」
「苦戦しているようじゃねえか。手助けはいるか?竜馬!隼人!弁慶!」
「「む、武蔵!!」」
「先輩!来てくれたんですか!!!」
ゲッターチームの危機を救ったのもまたゲッターチームであった。
巴武蔵ここに帰還。
「しかし何だよ。その黒いゲッターは」
「こいつはブラック!ブラックゲッター!ゲッターロボを改良した機体だぜ」
「最近博士たちが予備のゲットマシンを使って何をしていたかと思えば、そいつを作っていたのか」
「こいつは一人乗りのゲッターだがよ。しかし性能は保証するぜ」
「なら頼りにさせてもらうぜ武蔵!行くぞ!!」
武蔵が乗ってきた機体はブラックゲッター。
予備の初代ゲットマシンを集め改造した代物で合体変形機能こそなくなっているが、その代わりゲッターロボGの7割ほどの出力を手に入れた機体である。
645 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:04:23 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [208/297]
「一機増えただけだぞ!? だと言うのに何故我が軍団が追い詰められるのだ!!」
「悪ぃな。俺たちは目をつぶっていても連携できちまうんだ」
「俺らは単純な1+1じゃねえーんだよ!」
「ダブルゲッターは伊達じゃないのさ」
「うぉおお!ダブル大雪山おろしぃいいい!!!」
さっきまでの優勢がどこかに行ってしまった百鬼軍団の様子。
武蔵のブラックゲッターが加わっただけだが、二機のゲッターの連携は単純な足し引きで測れない強さを発揮していた。
その後ミケーネ部隊を蹴散らしたマジンガー軍団が現場へと到着。
既にダブルゲッターにボコボコにされていた百鬼軍団も撤退する運びとなった。
「うぉおお!超電磁流合体!ジーグ・パーンサロイド/アシュラ!!」
「わ、わぁ!鋼鉄ジーグが六本腕の人馬に!?」
「強化パーツが来たからにはもう負けないぜ!うぉおお!!死ねええ!!!」
「真正面からロボット獣を粉々に!?」
「馬鹿な!全長50mの巨烈獣を放り投げただと!?」
「ああ…蹴られた妖機械獣が粉々に…」
「あいつ(ジーグ)の方がよっぽど化け物じゃねーか!!」
「今の俺は阿修羅そのもの…いや!阿修羅すら凌駕する存在だ!!」
こちら西日本戦線の鋼鉄ジーグの様子。
当初は数で押され苦戦していたが諸々の強化パーツを装備したアシュラ・ジーグとなった瞬間に形成は逆転した。
「鋼鉄ジーグ!この俺!竜魔帝王が相手してやろう!」
「うぉおお!誰だか知らんが死ぬえええ!!」
「え、ちょまて名乗りとか、ぐわあああ!!」
「ああ!竜魔帝王様が!」
「竜魔船が木っ端みじんだ…」
「見ろ!帝王様はまだ生きているぞ!!回収しろ!」
「帝王様は回収した。撤退だ!撤退!」
竜魔帝王参戦!竜魔帝王敗退!
即落ち二コマとはこのことだろうか。
彼が乗ってきた竜魔船はアシュラ・ジーグの必殺技である六連スピンドリルの前に敢え無く粉々となった。
竜魔帝王が生き残ったのはひとえに幸運であったからと言える。
指揮官を失った邪魔大王国はこの後撤退を決定。
一時は地底同盟の中で最も日本侵攻が進んでいた勢力であったが、散々にジーグに追い掛け回され、せっかく制圧した九州も手放し、地下の本拠地へ逃げ帰ることとなった。
この戦いで生き残った兵士たちは地上には人馬六腕の悪魔が住んどると震え上がったという。
「途中に武装の封印が解けパワーアップした時は冷や汗も流れた…」
「用意した合体巨烈獣三体と多数の巨烈獣、化石獣の犠牲。だがそれらと引き換えた価値はあった!」
「まだまだ残る巨烈獣軍団。ふふふ…いっそ哀れだな哀れライディーン」
「貴様の命運もここまでだ!」
「ふ…ふふふ…ふはははは」
「何が可笑しい!それとも遂に狂ったか!!」
「確かに…残る二体合体巨烈獣…多数の巨烈獣と化石獣軍団…流石に消耗しきった俺とライディーンではキツイ…だが果たしてライディーンだけがお前たちの敵かな?」
「なんだと?」
場所は伊豆半島。伊豆基地。
ライディーンは奮戦の末に巨烈兄弟が用意した合体巨烈獣三体を見事撃破した。
現地連邦軍やブルーガー飛行隊もライディーンを援護するべく奮戦。
しかしそれで力を消費した結果残る敵軍団に追い詰められてしまうことに。
だが、味方が機体を調整する時間は稼げた。
因みにライディーンはしれっと単独で合体巨烈獣三機を打ち倒すという中々の快挙を遂げている。
646 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:05:39 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [209/297]
「ありがとう洸君!ありがとうライディーン!時間は稼げた!残りの敵は任せてくれ!!」
「何奴!名を名乗れ!!」
「EDF特務遊撃隊ストームチーム所属!!コールサインストーム1!!
そしてこいつこそEDFが作り上げた対特機用巨大機動兵器!その名もストームバルガ!!!」
「ストームバルガ? ムートロンもないただの木偶の坊ではないか!」
「ただのバルガのカスタム機如き!叩き潰せ巨烈獣軍団よ!」
「さて。それはどうかな。こいつをただのバルガと思っちゃ怪我するぜ」
ライディーンの奮戦の末に登場したのはEDFのストーム1と彼の新たな専用機ストームバルガであった。
これはEDFが対特機戦を前提に再設計したストーム1専用バルガ。
彼の言う通りただのバルガと思っては怪我する代物である。
「陽電子エンジンフルドライブ! ストームバスター発射ぁア!!」
「なんだと!?巨烈獣が一撃で!!」
「まだまだ!重力制御指示完了!グラビティバンカー!!!」
「化石獣が再生する間もなく粉々だと…」
「合体巨烈獣ドリンザル!奴を止めろ!!」
「うぉおお!両腕部にフィールド集中!エネルギーフルチャージ!!ポジトロンインパクト!吹き飛べ!!!」
「馬鹿な…真正面からドリンザルが競り負けただと…」
「ありえん!ムートロンエネルギーさえない人間の作ったものだぞ!?」
「人間を…舐めるなよ!」
ストームバルガ。ストーム1専用に新規設計されたバルガであり、日本連合の技術の粋が集められたワンオフ機である。
マクロス、ヤマト、EDFの三日本が共同で開発したグラビティコントロールシステムによって開発された実用陽電子炉が搭載された初の兵器である。
わかりやすく言えば一昔前に対消滅炉と呼ばれていたエンジン。こいつはそれを搭載したスーパーロボットと言える。
ポジトロンインパクトは重力制御を用いて両腕部に陽電子を集めてゼロ距離から敵にぶつける必殺技。その姿はどこぞの勇者王が行うヘルアンドヘブンそのもの。
操作を間違えばバルガ自身に陽電子(反物資)のダメージが行く諸刃の剣。こちらは言わばゼロ距離ショックカノン(陽電子衝撃砲)
「俺とライディーンのことも忘れてもらっちゃ困るなぁ!」
「残存連邦部隊は続け!ブルーガー飛行隊も総攻撃だ!」
「くそう。ライディーンも動き出したぞ!」
「我々の巨烈獣が…妖魔帝国の精鋭が次々と溶けていく…」
「悪夢だ…これは悪い夢だ…」
ストームバルガが暴れだした結果体力の回復に成功したライディーンも再び動き出し、ムトロポリスに残っていた残存砲台群とブルーガー隊も加わったことで形成が逆転。
この日のために巨烈兄弟が頑張って作り上げた巨烈獣軍団は壊滅する憂き目となった。
「決めるぞ洸君!」
「了解です!ゴッドォクロォス!ボンバー!!」
「ライディーンとの即席合体技!バルガラリアット!!」
「ああ!ドテツザンが!!」
「戦力が底を尽きた…撤退だ…」
「バラオ様になんと報告すればいいのだ!!」
最後はストームバルガとライディーンによるダブルラリアットが決まり、合体巨烈獣ドテツザンが爆散。
ここに巨烈兄弟が連れてきた軍団は全滅した。
侵攻のための戦力を失った妖魔帝国はムトロポリス付近から撤退。
この後本拠地である妖魔島まで逃げ帰るのだが、そちらでも防衛部隊とバラゴーンがゴジラ相手に敗北したことを知り驚愕することとなる。
「ソンネン隊長。連中ここにはMSや既存兵器しかいないと思って油断しているようです」
「地底人の奴らもう勝った気がいるみたいですぜ」
「そうらしいな。では教育してやるか。懇切丁寧に戦車乗りの強さってやつを!」
こちらは打って変わって北米戦線。
MSや既存兵器主体のこちらは苦戦が続いていた。しかし人類が何の対策も講じていないというのは早計である。
647 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:06:35 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [210/297]
「うぉおお!突然戦闘獣が吹き飛んだ!?」
「何だこの攻撃は!艦砲射撃か!!」
「近場に陸上戦艦の類はいなかったはずだぞ!どうなっている!?」
「隊長。連中狼狽えています!」
「まったくなっとらん連中だな。全車突撃!退き潰してやれ!」
「な、なんだあれは!?」
「馬鹿デカい戦車だぞ!!」
「集中攻撃されたとはいえ巨烈獣が沈んだ!?なんという威力なのだ…」
北米に攻め寄せる地底同盟の部隊を襲ったのはデメジエール・ソンネン“中佐”率いるヒルドルブ・リベンジの部隊であった。
対地底義勇軍用に日本連合がヒルドルブを魔改造して作ったこの兵器は対地底ロボ戦闘を想定された結果更に大型化。
全長40mの車体に46cm単装砲を備えた火力お化けである。
その火力は戦闘獣や百鬼メカにも通用し、集中して浴びせれば巨烈獣すら仕留めるレベルである。
「近づきさえすれば!!」
「それは甘いぜ!スタンディングモード!!ナックルバンカー!!」
「な、変形した!?あべし!!」
「空から攻撃しろ!地表にいては不味い!!」
「なっちゃいねぇなぁ。空ってのは遮蔽物がないんだぜ!特注のルナチタニウム製散弾だ!くらいな!!」
「ぬおぉお!!これじゃ空飛ぶ的だ!?」
「おらおらおら!地底人さんどうしたよ!!」
「地上は俺たちの土地だぜ。不法侵入者にはご退場願おうか!」
「戦車は依然地上最強!戦車万歳!!」
横殴りの奇襲から蹂躙を開始するヒルドルブ・リベンジ(R)部隊の様子。
一応戦車枠であるが、地上戦艦に片足突っ込んでいる存在である。
ヒルドルブRの40mという大きさは戦闘獣やロボット獣を上回り百鬼メカと同じかそれ以上であった。
こんな大質量が速度を付けて突進してくるだけでも大きな脅威である。
「ガルマ様!敵の戦列に乱れがあります!!」
「ソンネン中佐のヒルドルブ隊!来てくれたか!」
「よし!敵も隊列は崩れた!予備のバルガキャノン隊を出せ!こちらから打って出る!」
「連邦軍にも連絡を入れろ!ありったけの航空戦力を飛ばせ!連中ヒルドルブの対空砲火にビビって地上に降りてやがる!!」
ガルマ率いる北米の対地底義勇軍部隊の様子。
ニューヤーク防衛と市民避難のため不利な戦いを強いられていたが、ソンネン中佐のヒルドルブ隊が横から敵へ殴りかかったため、機を逃さず攻勢に転じた。
このあと現地の連邦軍もこの動きに便乗。
一時的ながら航空優勢を作り出せた結果、閉塞していた陸上戦艦艦隊の火力を活かし、敵地底部隊に大打撃を与えることに成功した。
「こいつら手ごわいぞ!」
「ただのロボではないのか!?」
「ゲシュペンストMarkⅡと特殊戦技教導隊。お見知り願おうか」
「ただのゲシュペンストのマイナーチェンジとは思わないことだな!」
「ゲシュペンストMarkⅡ/S。対特機用に再設計された代物だ。パワーアップした地底ロボ相手にも引けは取らんぞ!」
「我が斬艦刀に絶てぬものなし!いざ参る!!」
こちらは日本連合の誇るゲシュペンスト部隊の様子。
流石のゲシュペンストSの部隊でも百鬼メカや巨烈獣相手には苦戦は必須であった。
しかしそこへ駆けつけたのがこの特殊戦技教導隊と彼らの駆るゲシュペンストMarkⅡ/Sである。
準特機仕様であるゲシュペンストSを改めて対地底ロボ想定の機体として再設計しなおしたのがこのMarkⅡ/Sとなる。
これに乗り込むは特殊戦技教導隊!
日頃はEDF世界において人型兵器のモーションデータ開発、味方機動兵器部隊相手のアグレッサー役、試験機の実験データ取りなど行っている部隊である。
つまりはゲシュペンストSを乗りこなしているRDAT(即応展開強襲兵団)の育て親となる集団。
今回は新型であるMarkⅡ/Sの先行生産機をRDATへ渡すためにわざわざ渡航してきたところ、地底同盟の侵攻に鉢合わせてしまった形である。
無論黙って見ているなんて大人しい集団ではなかったため、新型であるMarkⅡ/Sを携え暴れ散らかしている。
648 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:07:14 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [211/297]
「なんだこの機体は!見たことないぞ!?」
「ビビるな!俺たちの方が性能は上のはず!!」
「踏み込みが甘いな。ステーク!全弾もってけ!!!」
「な、こいつなんて加速力を…ぬぉおおお!!?」
こちらまた別の日本連合部隊。
その名はベーオウルブズ。MarkⅡ/Sに続く新型試作機アルトアイゼンを携えた日連肝いりの部隊である。
特殊部隊ほどの技量がなくとも真正面から地底ロボぶちのめせる機体をコンセプトに開発された機体であり、実弾をメインに添えている。
その馬鹿加速力と近距離に全部ぶち込んだ火力は最も頑丈と言われる巨烈獣の装甲すら真正面から打ち抜けるレベルとなっている。
なお余りのピーキーさから結局相応の技量と対G能力がなければ乗りこなせない機体となるなど本末転倒気味なのはご愛敬。
因みに正式採用されればゲシュペンストMarkⅢとなる予定。
「それで…この有様は一体…」
「地上に残っていたカメラで確認できました。どうやらゴジラがやったようで…」
「ゴジラ?あの特生自衛隊やGフォースですら攻略に失敗しているという怪獣か」
「はい。そのゴジラがゲートから出てきて地底同盟を粉砕していったそうで」
「なんでまた…連中ゲート先でゴジラの逆鱗にでも触れたか?」
「あの…このデータ見てください。ゴジラの熱線のエネルギー量なんですが…」
「え、なんだこの数字!! ワダツキ型の艦首ショックカノンレベルはあるぞ!」
「しかも映像記録や観測データを見ますと、このレベルの熱線をゴジラは連射していたようで…」
「ショックカノンレベルのエネルギー量の熱線を連発する巨大生物!?」
「うち(EDF世界)にも口から荷電粒子砲ぶっ放す怪獣がいたけど、このエネルギー量はその比じゃないなあ」
「そもそも宇宙戦艦を一撃で轟沈させるような巨大地底ロボの攻撃を受けてもピンピンしている生物isナニ…」
「それを言ったら口からショックカノン級の攻撃を連発しているような生物だし…」
「…地球連邦に警告しよう。こいつには絶対手を出さないようにと」
「多分ぞろぞろやってくるゲート先の各国にも同じ注意をしておきましょう。これを敵に回すのはおっかないです」
またまた場面変わってこちらは宇宙世紀の硫黄島基地。
地底同盟の大群に押され地下に潜って耐久していたところゴジラがやってきて全部ぶっ潰していったあとの時期である。
東宝世界初心者な人々はゴジラの強さに恐怖した。
同時にこいつと同格の怪獣と定期的にドンパチしている東宝自衛隊の凄みも感じた。
その後日本連合経由で地球連邦やゲート先の国々へも連絡が行われ、取りあえず太平洋を回遊しているゴジラへのノータッチが決定された。
現在ゴジラは太平洋のあちこちに点在している地底同盟の拠点を虱潰しにしながら百鬼の科学要塞島や妖魔の妖魔島を探し回っている。
649 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:07:53 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [212/297]
「なるほど。それで現在科学要塞島は逃げ回っていると」
「は、はい…申し訳ありません大帝…」
「ヒドラー。お前に与えた戦力は相応の物だったはず。
それでどうにもできなかったのならば地上の戦力ではどうしようもないという証拠だ」
「そ、それは…」
「仕方ないとは決して言えない結果であるが、同盟内最大勢力であった妖魔もコテンパンにやられたそうではないか。
つまり敵はそれだけの相手ということだ。そんなものが存在していると知れただけでも僥倖だろう」
「た…確かに…あやつは正に伝説で語られる竜神の如き強さでありました…」
「ふむ…ヒドラー。お前は要塞島に残存する戦力を持って大陸に渡れ。そちらの拠点を用いて人類を攻撃せよ」
「では科学要塞島は!?我らが本拠地はどうするのです?」
「例の竜神相手への囮とする。主要な戦力、機材、施設を速やかに運び出せ。以降は最低限の人員と無人機、ロボで動かす」
「りょ、了解であります…」
「それとなヒドラー。今回の失態を不問にするわけではないぞ。大陸戦線で挽回しろ。いいな?」
「ははぁ!大帝の温情ありがたく!!」
こちらゴジラ襲撃後の百鬼帝国。
宇宙にいるブライと科学要塞島で指揮を取っていたヒドラー元帥の会話。
ブライ大帝は大胆にも地上本拠地である科学要塞島をゴジラ相手の囮に使う決断を下した。
残存兵力や機材などは全てユーラシア大陸の拠点へ移し、以降地上戦線はそちらでの戦いを主軸とする模様。
「しかしかの竜神…実在していたとは。それともその末裔か?」
「せっかく用意した合体百鬼ロボも妖魔の魔竜も敗れたという。どちらにせよその強さは本物であろうな」
「また一つ強大な敵が増えたわけだな。世界征服はまだまだ前途多難ですな大帝?」
「お前のキラキラで世界を満たすとかいうファンシーな夢よりは現実味があるとは思うがな。
…それでイオマグヌッソ。物になるのか?」
「君たちの協力のおかげでね。理論上だったものが現実味を帯びてきたよ。無論相応にコストがかかるが」
「ふむ。対竜神用の兵器として必要になるやもな…工業力や技術者確保のための月表やサイド6への侵攻作戦を早めるか。」
「いいのか? 確か同盟の意見は次にジャブロー侵攻作戦だったはずだが」
「太平洋側の戦力は期待できなくなったがミケーネはやる気のままだ。大西洋側からの攻撃は期待できる。
足りない分は衛星軌道から部隊を突入させることにする。主力はお前のアプサラスたちだ。
我が子の晴れ舞台となるのだ。嬉しかろう?」
「恐悦至極でございます。ふふふ…まさか本来の建造目的を果たす日が来ようとは」
「地上こそ消耗したが宇宙ではまだまだ百鬼には余裕がある。
月表か、サイド6か、はたまた衛星軌道か…疲弊した連邦の宇宙艦隊がどこに向かうか見ものだな」
こちらはサイド3に陣取るブライ大帝とそれに協力するギニアスの会話。
彼等の次の目的は月の表側、サイド6、そしてジャブローであった。
百鬼帝国としての本命は月表であるが、どれか一つでも成功すれば良いという算段である。
650 名前:トゥ!ヘァ![sage] 投稿日:2026/01/16(金) 18:09:36 ID:FL1-60-236-166-101.kng.mesh.ad.jp [213/297]
投下終了
ようやく話を次の段階に移せる…
ぼちぼち各世界の反応も入れていく予定。
最終更新:2026年06月23日 17:22