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274弥次郎:2026/03/10(火) 21:43:13 HOST:sp49-109-21-160.smd02.spmode.ne.jp
日本大陸 日蘭世界ネタ 「日蘭世界線の絵画」



〇剣牙虎の行進

作者:ヨハネス・フェルメール
描かれた時期:1658年ごろ
現在の所在:大日本帝国
世界線:日蘭世界

解説:
 フェルメールの作品としては珍しい風景画(史実では3作しか描かず、現存するのは2作)。
 日本からの外交使節についてきた剣牙虎と剣牙虎兵による観閲行進を描いている。
 背景には、あちらこちらに行進を見学している民衆の姿や荷物を運んでいるボートが描かれた。
観衆の中には図鑑を持つ動物学者やスケッチをしている画家の姿も見受けられる。

 アムステルダムに日本の外交使節が度々訪れていたのはよく知られており、
フェルメールもそれを見学したというのは当時の彼の日記などからも窺える。
当時は航海技術なども未熟であったために、この手の動物は国外に連れていくことは苦労が伴った。
それだけ貴重ということもあって、オランダに限らず、各国の好事家や動物学者がこぞって見学に訪れている。

 一見忠実に描いているように見えるが、「見せたいものを見せる」というスタイルのフェルメールらしく、創作がいくつか混じっている。
 まず、アムステルダムの橋の上を進んでいる様子が描かれるが、この橋は該当するものが記録には残されていない。
構図などから見て、剣牙虎と剣牙虎兵が行進するのにちょうどいい大きさと様式の橋を考えて描いたようである。
 次いで、行進している剣牙虎が身に着けているが、日本には該当するものが存在していない。当時のヨーロッパの流行の装飾には類似品が存在する。
この首飾りによって剣牙虎の姿が完成しているという点から、これも明らかに「見せたい」という意図から盛ったと思われる。

 日蘭世界においてはフェルメールの作品は結構現存している。
これはオランダに赴いた美術商や画家などが積極的に買い取ったり、
あるいはフェルメールに報酬と引き換えに直接依頼をして、保存に努めたためである。
夢幻会にはファンも多かったので、これはしょうがないね。






〇診療所の患者

作者:フィンセント・ファン・ゴッホ
描かれた時期:1887年ごろ
現在の所在:オランダ アムステルダム国立美術館
世界線:日蘭世界

解説:
 「ひまわり」などで知られるゴッホの絵画。
 ゴッホ自身を描いたと思われる患者と精神科医が診察室で話をしている様子が描かれている。
 診察室とはいうものの、内装は一見するとそうとは思えないほど質素かつ瀟洒で、居心地がよく見える。
少なくとも当時の感覚から言えばとてもではないが病院とは思えないだろう。

 史実において現代では知名度の高いゴッホであるが、当時はたった1枚しか絵が売れなかった。これはマジである。
売れるようになったのが本人が拳銃自殺した後。売れたのは支援者にして弟のテオ(テオドルス)---の妻ヨハンナさんのお陰。
彼女は芸術に興味はなかったが、夫がゴッホにかけていた熱意を知って、義理の兄であるゴッホの絵をあちこちに売り込んだ。
これによって大受けしたのである。

 日蘭世界においては、史実を知っているファンが複数人の医師を手配し、パトロンとして生活を支援したことでそれなりに長生きした。
カウンセリングを行い、衣食住の環境を整えることで、症状を緩和させたのである。
この時に絵に描かれた様な診察室で何度もカウンセリングを受けたことがテオドルスへの手紙からも窺える。

 国外での創作活動においても、専属のスタッフがついて行って介護することで何とかうまくいった模様。
 テオドルスはこれらのパトロンの援助にかなり感謝をしており、そのお礼に芸術を学ぶために渡欧した日本人留学生へと何かと援助をしている。
何しろ、ゴッホは史実においても色々と支援を父や弟から貰いながらも、本人の気性や気まぐれさがあって浪費したり、制作にしか費やしていない。
兄にやいのやいのと金を普請されたテオルドスが「もう養うのやめようかな」と真面目に考えるくらいには。

275弥次郎:2026/03/10(火) 21:44:02 HOST:sp49-109-21-160.smd02.spmode.ne.jp
〇光学講義

作者:レンブラント・ファン・レイン
描かれた時期:1632年ごろ
現在の所在:オランダ アムステルダム国立美術館
世界線:日蘭世界

解説:
 解剖の様子を描いた「テュルプ博士の解剖学講義」と同時期に描かれたとされる絵画。
 日本から招かれた学者が、当時最新の高架式カメラ・オブスクラ(カメラ・オブスキュラ)の中を開けて、構造や仕組みを説明している様子を描いている。
夜警などでも見られたレンブラントの技法がこれでもかと生かされており、カメラ・オブスクラで得られる光景が目立つように描かれている。

 実は、講義という題名はついているが、説明を受けているのは学者や学生ではなくて名士たちであって、学術目的ではない。
 さらに、この説明をしている学者もパトロンとなりうる人物への売り込みやPRのためにしているという設定が存在する。
非常に生々しい話であるが、学問には金がかかるので、金持ちにアピールして金を出してもらわないと立ち行かないのである。

 カメラ・オブスクラは名前の通り今日のカメラと同じ原理で投影像を得る装置で、画期的と言えるものであったが、どうしても大型化していた。
どれくらいかといえば大きな部屋やテントを用いて用意する必要がある。
天体観測や絵画の作成においては極めて重要であったのだが、どうしても不便なところが大きかったのである。
それを小型化したものは当然注目を集めており、芸術・学術・軍事などあらゆる分野での応用が期待されていた。
今日の文明において光学レンズおよびカメラにお世話になっていないなどほとんど0であるように、重要である。
レンブラントに限らず、前述のフェルメールもこのカメラ・オブスクラのお世話になったことが知られている。



〇手入れ

作者:不明
描かれた時期:戦国時代末期
現在の所在:個人蔵
世界線:汎用

解説:
 戦国時代より以前から戦に投入された剣牙虎の手入れを行う兵士の様子を描いた日本画。
 殺傷能力に関わる重要器官であり、同時に手入れには危険が伴う牙を磨いているシーンを描き切っている。

 歴史的な価値も高いが、これの神髄は過去においてどのような手入れをしていたか、
どんな道具が使われていたかを現代に伝えている、文化研究において貴重な資料として価値がある。
 他の資料と合わせると、牙にたまりやすい歯石や汚れを、鹿皮や牛皮などで作った手袋をつけて削っていたようである。
 また、手入れの最中に口が閉まらないように、開けた状態で固定する器具を噛ませていたのも絵からうかがえる。
こういった手入れを安全に行うためにも、幼少期から躾けや調教をしておくのが重要だともされている。



〇怪物蛸劇画

シナリオ・作画:某人物(夢幻会ではない)
描かれた時期:江戸時代中期
現在の所在:個人蔵
世界線:汎用

解説:
 江戸時代に描かれたとされる紙芝居。
 大衆娯楽、それも子供向けに描かれたと考えられており、シナリオとしては東京湾に現れた怪物蛸を決死の戦いで倒すというもの。

 なのだが……どうにも怪物はどこぞのクトゥルフっぽい形容し難い何かであるし、蛸の現れるシーンは特撮っぽいので既視感を誘う。
挙句に兵器として登場するのが「悪霊でもある怪物蛸を払う御仏の光」という名のレーザーを放つ某車両に似た何かである。

 シナリオの作者とイラストの絵師は夢幻会のメンバーではなかったのが確認されているので、
おそらく作者と絵師が何かを見て思いついたのかもしれないと推測されている。
 あるいは、彼らが偶然にしてそれらを言い当ててしまったのかもしれない。
チンパンジーがタイプライターでシェイクスピアを打鍵する可能性を否定しきれないためである。
どちらであったのかは、現在となっては謎のまま。

 海外からの評判は非常に高い。
 というのも、欧州圏の人々にとって蛸とは「怪物」であるため、それと戦うというのは分かりやすいためである。
 また、当時からすでにそういう発想があったという証拠になり、先見性を証明する

276弥次郎:2026/03/10(火) 21:44:47 HOST:sp49-109-21-160.smd02.spmode.ne.jp
以上、wiki転載はご自由に。

修正しました。

ひょっとしたら続くかもしれません。

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最終更新:2026年07月26日 23:46