136 :アドニス:2012/06/09(土) 08:48:33
ネタSS 『とある半島の主要産業2』
198×年
大韓帝国ではソ連が崩壊しても人身売買がなくならなかった。
彼らからみればソ連はただの客の一人にすぎず、ソ連以外にも奴隷制を採用している枢軸国に売ればいいだけのことである。
さて、この時期の大韓帝国は、自国民を心身売買する国として国際的な知名度が悪い意味で向上していた。
勿論、この様な行動が各国から称賛されているわけはなく、白人国家である北欧諸国や西海岸諸国は不干渉であったが、欧州枢軸の奴隷制や民族浄化に危機感を抱いていた東南アジア諸国は韓国に人身売買をやめるように呼びかけた。
しかし、韓国はこれに反発、内政干渉であると抗議して東南アジア諸国に謝罪と賠償を求める有様で、これには東南アジア諸国も呆れ果ててとうとう韓国を相手にしなくなった。
韓国がここまで強気だったのは宗主国である大日本帝国が人身売買に関して何も言わなかったことと、まがりなりにも独立を保ち続けたという自負があったからだ。
韓国から見れば東南アジア諸国など独立を維持できなかった無能者であり、日本に独立させて貰い近代国家ごっこをさせて貰っている連中に過ぎなかった。
(韓国が独立を保てたのは韓国の実力ではなく、日本が朝鮮半島を中立地帯とすべく頑張ってきた結果にすぎない)
そんな韓国はこの時期には経済的に行き詰まっていた。
理由は富裕層がいなくなった事が挙げられる。
韓国では、各地の軍閥が富裕層に国家反逆者の冤罪を着せて財産を没収して、富裕層の人間は人身売買されていた。
これは軍閥達が金目当てにやっていたのであるが、これが拙かった。
韓国では成功して財産を築く事は、奴隷にされるという方式が成立してしまい、新たに事業をやろうとする者は皆無となってしまった。
こうなると会社も産業も成り立たないし、近代化が成立しない。
結局、人身売買で国庫を賄うという事態となり、ますます人心が荒廃するという悪循環に陥っていった。
さて、保護国がこのような事態になっていたが、大日本帝国は韓国の愚行に対して沈黙を保っていた。
さすがにこの時期にもなると各国は日本が韓国を毛嫌いしていることに気付いていた。
何しろ、韓国を悪者に仕立て上げる国策映画だけでなく、朝鮮民族の悪評を本にして世界中にばらまいているのだ。
「いわく、韓国人は中国人以上に信用できず、仲間にすると何時裏切るかわからない」
「いわく、韓国人は火病という遺伝子病を抱えた民族である」
などなと
ちなみに、それらは嘘を書いてはいない。
朝鮮民族に問題がありすぎて、事実を書くだけでも十分に悪評をばらまけるからだ。
日本は、中国と韓国を嫌っていたが、敵対した中国はともかく韓国に対する敵意に関してはいささか行き過ぎであり、何故そこまで韓国を嫌うのか各国は不思議に思っていた。
もちろん、史実における反日行動が原因であったが、それを憂鬱世界が知るわけがない。
ただ確かな事は実質的な列強筆頭である日本を牛耳る
夢幻会の不興を買ってまで韓国に肩入れする国はないという事だった。
最終更新:2012年06月09日 21:08