83 :名無しさん:2012/06/24(日) 09:17:09

ついてで王室の序列について話題に出ていたので書いて投下

俄国王の憂鬱

彼は今、大日本帝国の式典に参加している。もともとはある小国の役人であったが今の彼は国王としてここにい
る。国民が「王さまがいるいいな」というので比較的歴史ある家の彼が国王にしようという運動が起き実際にさ
れてしまった。お付きに文句を彼の日課だ。
「日本がいなければ私など見向きもしなかったくせに、家だってただ古い酋長、族長クラスだ。いたしかたない
責めて国の為に少しでも席次を上げる努力をしよう」
こうして彼は太平洋アジア圏にある他の新興王国らと熾烈な事実上の底辺争いに身を投じる。
「ブービーは嫌だ。隣の奴が自慢ばかりしてきて煩いし何より奴と並んでTVで流された日には我が王家のなけ
なしの威信が吹き飛ぶ」
結局彼は式典に置いて後ろから四番めという健闘の結果が出た席次を得た。
「事実上ビリ三か。同じ日本の下の皇帝でも旧清露はずっと向こう。あいつ等裏切り以外にも絶対何かしただろ
うあんなに嫌われて。さてと倅に約束した大和の模型を買って国に帰るか」
後にお付きは一般市民からいきなり国王にされた主人、その後の生活の変化等を本にまとめ。割と好意的にそ
れは受け止められた。その為か少なくてもブービーの心配をしなくていい位に席次が上がった。

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最終更新:2012年11月14日 21:25