287 :4:2012/08/27(月) 09:36:20
第13話登場兵器一覧 1/6
『フィンランド・日本の連合軍がソ連軍を相手に激戦を繰り広げている頃、
中国大陸は小康状態を維持していた。
日本やドイツが重慶周辺の土地を租借して、国民党の盾となったことに加え、
張作霖もこれ以上の戦線拡大は厳しいと判断したからだ。』本編13話より抜粋
奉天軍:各地で大規模な赤狩りを行った。
しかし誤認も多く、無実のはずの人間が冤罪によって処刑されることも少なくなかった。
さらに酷くなると略奪や暴行まで行われる始末であった。だが共産党は確実に追い詰められていた。
中国共産党:追い詰められた中国共産党は、張作霖暗殺を計画。
日米は察知できなかった。
張作霖暗殺事件発生:張作霖が乗った列車が北京郊外で爆破され死亡。
『予想外の報告を受けた夢幻会は驚愕し、そして狼狽した。』本編13話より抜粋
伏見宮博恭王:会合出席。最終的な決断を下す。
『「あらゆる場合を想定して調査を行うことにしよう。
あと米ソ中三ヶ国の軽挙妄動に備えて暫くの間、警戒を強める」』本編13話より抜粋
『夢幻会の決定によって、直ちに日本政府は
在中の諜報員を総動員して調査を開始した。』本編13話より抜粋
米国政府:中国でのテロ対策と称して在中米軍のさらなる増強を発表。
奉天軍への旧式艦艇譲渡を検討。
上海:要塞化して中国への強固な橋頭堡としている。
288 :4:2012/08/27(月) 09:36:52
2/6
呉鎮守府司令長官執務室
嶋田繁太郎:中国関連の報告を受け苦い顔をした。
陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充等地味で面倒な仕事にぼやきつつ着手。
『青島に中国海軍、上海に米海軍、陸軍航空隊が出張れば、日本のシーレーンは危機に瀕する。
彼らが圧力代わりに嫌がらせをする危険性もあった。
シーレーンを守ることが存在理由である海軍にとっては、
それは許容できるものではない。』本編13話より抜粋
伊吹型戦艦:「伊吹」「鞍馬」米中牽制に見せ付ける予定。
九五式飛行艇:陸軍や海保と連携した哨戒網の拡充。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/378
機雷:米中潜水艦牽制に使用。
オハマ級軽巡洋艦:中国海軍に譲渡。
平甲板型駆逐艦:コールドウェル級駆逐艦と思われる。同上。
潜水艦:同上。
P-40・B-17:表向きは匪賊、共産党対策に在中米軍へ配備予定。
米国の強引な中国進出
『米国の強引な中国進出は、日本国内で
アメリカに対する警戒感を喚起することになった。
「このままではメキシコや中国の二の舞になる!」
現政府のやり方に不満を抱く人間達はそういって民衆を煽り立てた。
夢幻会は世論操作を目論んだが、あまりに米国のやり方が露骨なために、
さすがにフォローすることができず軍拡機運が高まっていく。
日本政府としては必要以上の軍拡は財政破綻を引き起こしかねないので躊躇したが、
民意を完全に無視することもできなかった。
何しろ日本はあくまでも民主主義国家であるのだ。そしてその民意は海軍の増強を、
特に国家の象徴である戦艦の建造を求めるようになる。』本編13話より抜粋
大蔵省次官室
辻正信:独逸が戦艦に心血を注いでいる間に企業買収で技術やプラント奪取。
ハインケルンやフォン・ブラウン等の技術者確保。
アルゼンチンなど幾つかの中立国を経由して来日予定。
289 :4:2012/08/27(月) 09:37:24
3/6
伊吹型戦艦:参番艦の追加発注を偽装。
翔鶴型空母:「翔鶴」「瑞鶴」新設計の3万トン級。
祥鳳型軽空母:「祥鳳」「瑞鳳」ほか1隻。
商船改造型空母:隼鷹型空母「隼鷹」(じゅんよう)「飛鷹」(ひよう)
大鷹型空母「大鷹」(たいよう)「雲鷹」(うんよう)「冲鷹」(ちゅうよう)
揚陸艦:神州丸他数隻。
『日本としては十分に大きな建艦計画であったが、
米国の建艦計画に比べると心もとないことは否めない。』本編13話より抜粋
ノースカロライナ級戦艦:「ノースカロライナ」「ワシントン」
サウスダコダ級戦艦:「サウスダコダ」「インディアナ」「マサチューセッツ 」「アラバマ」
アイオワ級戦艦:建造決定 。
モンタナ級戦艦:ビスマルク対策として建造推進。
空母・巡洋艦以下の艦船:日本の軍備増強を警戒し建造中。
『「あれだけ経済を痛めつけられて軍備を整えるほうが常識はずれですよ。
英仏独は涙目状態なのに」』本編13話より抜粋
と辻~んがあきれる程の米帝様のチートっぷりを発揮。
スピットファイヤ:辻~んに金を毟り取られ配備が進まず。
KGV級戦艦:辻~んに金を毟り(ry建造が進まず。
イラストリアス級空母:辻~んに金を(ry建造が進まず。
英陸軍:辻~んに(ry装備の更新が遅れている。
マジノ線:予算をつぎ込みすぎて、全く動けない状況に陥る。
ダンケルク級戦艦:「ダンケルク」予算が足りず1隻だけと思われる。
ダンケルク建造が限界で他の艦艇が全く配備できていない。
ソミュアS35中戦車:生産・配備が大きく遅れている。
ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」
基準排水量42000t。42cm砲連装4基8門。最高速度28ノットの超弩級戦艦。
『史実のビスマルクを知る人間からすれば眉唾物であった。』
『たかが1隻として夢幻会ではさほど問題視はされていなかった。』本編13話より抜粋
290 :4:2012/08/27(月) 09:37:56
冬戦争 4/6
『ソ連軍の攻勢が頓挫してから、冬戦争は小休憩に入っていた。
ソ連軍は総司令官をティモシェンコに交代。同時に各地から抽出可能な部隊を集めて
フィンランド総攻撃の準備に取り掛かった。』本編13話より抜粋
スターリン:日本・在中米軍を警戒してシベリアの部隊動かせず極東からの兵力抽出は却下。
しかし航空戦力を増援として派遣。スペイン内戦で活躍したパイロット達を送る。
セミョーン・チモシェンコ:芬蘭侵攻作戦総司令官。
シベリアの精鋭部隊を芬蘭戦線に送るように直訴したが、却下される。
極東軍:シベリアの精鋭部隊。極東から日本・在中米軍警戒の為動かせず。
『ソ連弱体化工作を仕掛け、軍や政府機関の弱体化に勤めていた。
これによりソ連極東軍は麻薬、賄賂が横行するようになり骨抜きにされていった。
さらに日本は 亡命してきたロシア人女性や亡命者の娘をスパイに仕立てて
ハニートラップまで仕掛け、極東軍の内情を粒さに把握している。』本編13話より抜粋
KV-1重戦車:九七式中戦車に完敗。新型戦車の開発を厳命。
爆撃機:芬蘭へ300機を追加配備。
I-15戦闘機:複葉機。芬蘭へ追加配備。
I-16戦闘機:芬蘭へ追加配備。
I-180:同じ空冷エンジンの九六式の活躍を見て開発を再開。
多砲塔戦車:開発を完全に中止。
『日本軍の九七式中戦車や九六式戦闘機に、
ソ連軍ご自慢の戦車部隊や航空部隊が大敗を喫したことは、
ソ連軍内部に激震を走らせていた。』
『監視付だが、これまで投獄されていた、
又はシベリアに流刑にされていた技術者を現場に戻すなど
比較的柔軟な対応をスターリンは行い、新兵器開発に当たっていた。
ただ彼が平然としていた訳ではない。むしろ怒り狂っていた。
ただ人間というのは怒りすぎると逆に冷静になってしまう時もある。
それが彼の冷静さを支えていたのかもしれない。』本編13話より抜粋
291 :4:2012/08/27(月) 09:38:29
芬蘭総攻撃準備 5/6
十二試陸上偵察機:ソ連軍の状況を記録。芬蘭総攻撃準備は即座に察知される。
『必死に追いすがるI15やI16を振り切って悠々と帰還した。』本編13話より抜粋
芬蘭軍最高司令部
杉山元:大将。遣欧軍司令官。レニングラード空爆をマンネルハイム元帥に提案。
空爆計画を練る傍らで、夢幻会の面々と協議を重ねる。
『「フィンランド・ソ連の停戦が成立しない場合、
フィンランドの敗北が決定的になった場合、義勇軍を早急に引き上げる」』本編13話より抜粋
マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。日本に頼りすぎることにも懸念を示す。
レニングラード空爆を最終的に許可。囮の戦闘機部隊に芬蘭戦闘機部隊も参加。
要塞線:日本から供与された重機によって要塞線を強化しているが、ソ連軍の大兵力相手に不安が残る。
6個師団:貼り付けている6個師団はソ連軍の攻撃で疲弊している。予備兵力も乏しい。
芬蘭航空隊:ソ連軍の攻撃で疲弊している。予備兵力も乏しい。
九二式軽戦車:芬蘭軍で上手く使えるように改装して提供。
有償であるが返済期間は長いものであり、半ば無償提供と言っても過言ではない。
サーブJ9戦闘機:瑞典製。九十六式に匹敵する強力な戦闘機。芬蘭に輸出。
九五式陸攻:レニングラード空爆作戦参加予定。
龍驤型航空工作艦:「龍驤」海に浮かぶ航空工廠として日芬航空機の整備に従事。
インスタントコーヒー:日本からの支援物資。マンネルハイム元帥も愛飲。
292 :4:2012/08/27(月) 09:39:09
夢幻会会合 6/6
『遣欧軍から日芬連合軍によってレニングラード空爆作戦を行うとの報告を受けて、
夢幻会はいよいよ事態は最終局面に移ったと判断した。
なぜか野菜とか肉とかが焼ける香りが漂う部屋で、
彼らは今後の方針を話し合った。』本編13話より抜粋
嶋田繁太郎:名前だけ登場。書類と格闘中。
伏見宮博恭王:会合出席。未来の食品の味が忘れられず思わずぼやく。
『「○金のタレが欲しいが、今はこれで我慢か」』本編13話より抜粋
辻正信:会合出席。畜産関係と医薬品の開発を推進。あと10年ほどで劇的に変わる。
三種の神器を通り越して一家に一台のPC普及が目標。
『「しかし美味しい牛肉の開発も急ぎたいですね。
ああ、それと養豚産業や養鶏産業の梃入れももっと必要ですね。
史実に比べれば十分な品質はありますが、まだまだですし」』本編13話より抜粋
東条英機:会合出席。新しい調味料の開発を提案。
陸軍関係者:会合出席。
田中隆吉:情報局局長。会合出席。
張学良:名前だけ登場。張作霖の息子とは思えないボンクラでバランス感覚がない。
米軍を招き入れ満州でのバランスが大きく崩れる可能性が高くなる。
日本帝國陸軍:『彼らは戦争になった場合、朝鮮が、最悪の場合、
西日本が戦場になることも想定して戦略を練らなければならない。
メンバーは各自の部署に持ち帰って検討し、
後にまた会議で話し合うという結論に到った。』本編13話より抜粋
中国共産党:日本の調査で張作霖暗殺事件の犯人と判明。
国民党:国民党の命脈もある程度は長らえる。その隙に中国分断工作を進める予定。
米国:規模な共産党討伐に乗り出す予定。その隙に米ソ分断工作を進める予定。
B17:満州に配備されたら日本はいつでも息の根を止められる状態に陥る。配備は絶対阻止。
ソ連軍:新兵器開発が加速。独ソ戦を戦える状態に。今回の派兵目的の大半が達成。
『かくして日本の、そして世界の命運を
左右しかねない戦略が決定されていくのであった。』本編13話より抜粋
最終更新:2012年09月01日 19:30