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本編時系列 提督たちの憂鬱 第5話 1/3
遼河油田:『列強によって半植民地にされていた中国では元々排外運動が活発だったが、
日本によって遼河油田が発見されてからは、今まで以上に権益の回収運動が活発化した。
そして1932年、中国上海でその動きは頂点に達した。』本編5話より抜粋
1932年 上海事変発生
天城型航空母艦:「天城」戦闘機、攻撃機は何を搭載しているか不明。
鳳翔型航空母艦:「鳳翔」
扶桑型戦艦:「扶桑」この3隻を中心にした第3艦隊と3個師団1個混成旅団を邦人保護の為派遣。
陸軍第3師団、第12師団:白川大将指揮。八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。
陸軍第9師団、第24混成旅団:
夢幻会陸軍派閥杉山元(はじめ)中将指揮。
八九式中戦車、九二式軽戦車を保有。
ソ連、中国共産党:仕掛け人と思われる。
国民党:租界回収が成功すればそれに便乗すると思われる。
浙江財閥:蒋介石のスポンサー。
中国第19軍:上海付近へ進出。租界の日本人達は震え上がった。
『日本軍の素早い機動と海上からの豊富な火力支援によって
第19軍は短期間のうちに上海から叩き出されてしまった。』本編5話より抜粋
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1932年7月
『素早い日本の対処で上海事変が下火になりつつあった1932年7月、
米の後押しを受けていた張作霖は突然、南進を開始。
さらにこれまで押さえられていた地方軍閥が蒋介石に対して叛旗を翻したため、
中国は泥沼の内戦に突入していく。』本編5話より抜粋
1932年7月以降 第二次五ヵ年計画
第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始した。
『費用は莫大な金額であったが、夢幻会が世界中から掻き集めた資金で賄われた。』本編5話より抜粋
経済産業省:第二次五ヵ年計画によって創設。
『辻は第二次五ヵ年計画によって創設された経済産業省と連携して、
トランジスタの生産に必要なシリコンなどを得るために、
日本国内だけではなく列強との交渉を進めていた。
これらの交渉が実れば必要な資源を揃えることが出来る。
勿論、辻が動いていたのはシリコン確保のためだけではない。
石炭、木材、鉄鉱石、当時不足していた資源を得るために
外務省と連携して英仏に働きかけを強めていた。』本編5話より抜粋
遼河油田:米国との共同開発を条件に接触分解法を入手。
96オクタンの高オクタンガソリンが使用可能に。
八木・宇田アンテナ:『政府はまずレーダー関連特許を掌握し外国への流出を阻止。
さらに八木教授を筆頭に関係者を呼び寄せて強力なプロジェクトチームを編成し
未来の知識をベースにして助言を与えつつ開発を推し進めていった。』本編5話より抜粋
TV開発・TVアニメ推進:八木・宇田アンテナと並行して、TV開発も急いでいた。
共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得る。尾崎さん大ハッスル。
『「アニメや漫画は米英のイメージ戦略に対抗するのに有効な手段ですぞ!
絵を使えば文盲の人間にも強い印象を与えられる!!
上手に利用すれば共産主義の思想の浸透に対する対抗手段になり得ます!!」
「……尾崎さん、貴方、その共産主義者だったのでは?」
「確かに史実の私はそうでした。ですが、私は違う!! 私は目覚めたんです!!」』本編5話より抜粋
漫画:陸海軍合同文化祭で、同人誌の発売が始まる。
『「ああ。この時代には字が読めない人間が海外には多い。
そこで絵でアピールできる漫画は重要でしょう」』本編5話より抜粋
聖ペテロ女学院:亡命ロシア人子女の為に設立。辻~ん他MMJが裏で設立を支援。
『はれ晴れ愉快』とかいう曲にあわせた萌えダンスが大人気。
『ちなみにこの踊りがもとになり、後に物語や伝説の
登場人物、
或いは擬人化された動物や魔物を模した格好で踊る仮装舞踏会が開催されるようになる。
そしてそれは軍民交流の名の下に合同文化祭とあわさり、巨大な萌えの祭典になっていく。
それは20世紀後半では世界各国から多数の人間が押し寄せる、
日本有数いや世界有数の巨大な国際的祭典となっていくのである。』本編5話より抜粋
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海上保安庁:海軍の影響力確保の為軍人を派遣させる。
短期間で空母や強襲揚陸母艦に改装可能な船舶の建造の補助
並びに高速タンカー整備の予算通過を引き換えに設立。
管轄は運輸省。人員は高等商船学校や警察、内務省から派遣。
指揮系統に関して辻~んと伏見宮が一時睨み合うが辻~んが軍人派遣を了承する。
極東ソ連軍、中華民国:弱体化工作として朝鮮半島で栽培した阿片を
大量に中国やソ連に密輸させていた。
情報局にも手を回して極東ソ連軍の骨抜き工作を密かに進める予定。
日中同盟:日中同盟など糞の役にも立たないとして辻は徹底的に無視。
日本:『各国が世界恐慌で疲弊する中、日本は各国から買い集めた工作機械やプラントで工業力を増進させつつ、
資源開発を急ピッチで推し進めた。一方、日本からかなりの資金を得た英仏は経済ブロックを発動し、
史実よりも若干遅れたものの世界経済はブロック経済に移行してく。』本編5話より抜粋
ブロック経済:『しかしそれさえも、日本の、
いや夢幻会の規定事項のうちであったことを彼らは知らなかった。』本編5話より抜粋
米国:『上海事変と一連の排外運動を見て、自国の代理人である張作霖への支援を強化していた。
これに伴い米国の軍需産業は活性化した。恐慌でほこりを被っていた工場群は次々に稼動を開始し、
湯水のように武器を吐き出していた。』本編5話より抜粋
ニューディール政策:夢幻会の暗躍でニューディール政策そのものが史実ほどの効果を発揮していない。
米国投資家:『利益が薄い国内への投資よりも確実に大きな利益が得られるであろう満州、
そしてヒトラーによって景気回復が行われるであろうドイツへ
彼らの資金が流れるのは必定だった。』本編5話より抜粋
企業買収:ダミー企業や協力してくれる現地の企業などを通じて買収。
『世界各地で企業買収を重ねて技術とプラントの収奪を行うのと並行して、技術開発を加速させた。
合成繊維をデュポンに先駆けて開発し特許として登録し巨額の富を得た。
加えてマグネトロンや八木レーダーの実用化で電探も実用可能な段階にまでこぎつけることに成功する。
TVも高柳教授を支援することで着々と実用化に近づきつつある。』本編5話より抜粋
B17・B29:開発元であるボーイング社の買収を計画も米政府に阻止される。
最終更新:2012年07月31日 20:41