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提督たちの憂鬱 第6話登場人物一覧 1/3

1932年7月以降 第二次五ヵ年計画

第二次五ヵ年計画:上海事変を片付けた日本政府は第二次五ヵ年計画を開始。
各地で高速鉄道、発電所、湾港施設、巨大製鉄所などの整備が開始された。
軽工業国家からの脱皮を果たすべく重工業の梃入れをこれまで以上に行った。
総額20億円以上という巨大な国家プロジェクトは、夢幻会の全面的な後押しの下で進められていく。

倉崎重蔵:夢幻会メンバー重鎮。名前だけ登場。

倉崎潤一郎:倉崎重蔵の息子。非転生者。夢幻会幹部候補。遼河油田を視察。

『「ははは、まぁ飛行機狂いの父ならそうでしょうね。ですが……」

「………やはり、彼も年か。君が夢幻会における彼の地位を継ぐのも近いな」

「いえいえ、まだ私のような若輩では……」

「気にすることは無い。君より若い人間はいる。馬鹿は不要だが、有能ならば若くても問題はないだろう」

東条は事も無げに言うが、潤一郎は恐縮したままだった。』本編6話より抜粋

東条英機:関東軍参謀。遼河油田を視察。世代交代に不安を覚える。
満州防衛についても問題が山積みで溜息をついた。

『(知らないことはいいことだよ、あんなギャグのような組織が日本を牛耳っているなんて)

(……陸海軍、政財界などを支配しているのが実は変人奇人の巣窟なんて、
言えないよな~。世代交代するときはどうしようか、本当に)

遠い将来のことをちょっと、いやかなり不安に思いつつ、東条は石油プラントを後にした。』

『「中国内戦への対応、ソ連への警戒、それにゲリラや匪賊への対応……
おまけに暴走しそうな一部幹部の監視、俺を過労死させる気か?」』本編6話より抜粋

夢幻会会合

大角岑生:会合出席。

真崎甚三郎:会合出席。

白洲次郎:夢幻会の根回しで外務省にスカウト。夢幻会協力者。会合出席。
夢幻会の漫才に困惑する。

辻正信:会合出席。饅頭茶漬けを食べる。
『「……リ○ディ茶でも飲んどけ」

「あれはお茶に対する冒涜ですよ」

「「「………(似たようなものだろうに)」」」

一名だけ訳が判らないといった表情であったが、
夢幻会は今日も平常運転で突っ走っていた。』本編6話より抜粋

陸軍夢幻会派:統制派と呼称されている。

『この統制派は軍近代化を図る一方で非正規戦や諜報活動によって
中ソの分断と瓦解を図っており、明石大将の後継者たちと見做されていた。
現在、この会派には真崎、東条、相沢などの入れ替わり組みと、
史実の皇道派・統制派の一部が所属している。』本編6話より抜粋

蒋介石:名前だけ登場。蒋介石への不満を利用して中国を分断。

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2/3

1933年 フランクリン・ルーズベルト大統領選出。

ルーズベルト:名前だけ登場。

フーバー:名前だけ登場。

『中国内戦を利用した特需によって失地回復を目指したフーバー大統領だったが、
大恐慌発生の失敗を補いきれず落選。米国では史実どおり、
フランクリン・ルーズベルトが大統領として選出された。』本編6話より抜粋

ジェームズ・R・マクドナルド:英国宰相。米国と裏では激しい覇権争いを繰り広げる。
華北経済圏を華南経済圏から切り離す為鉄道の敷設を早める。

英国閣僚:数名とジェームズ・R・マクドナルドが協議。

ロスチャイルド家:名前だけ登場。鉄道敷設の為投資を呼び掛ける。

ヒトラー:名前だけ登場。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。

辻正信:会合出席。MMJのネットワークを使い不穏分子を監視。
新潟の干拓、農業の機械化と効率化の推進。
地主達に企業の創設や投資を促して経済の活性化を図る。

『地主階級の人間について徹底的な調査を行い、様々な醜聞を集めていたのだ。
家主には問題なくても、その息子や娘には問題があるケースが多い。
中には地主階級にも関わらず共産主義思想に染まっている者もいた。
辻はそういったスキャンダルを利用して、硬軟あわせた交渉を行っていたのだ。頑固な人間たちでさえ、
そういった身内の醜聞を持ち出されては、大抵は折れるしかなかった。』本編6話より抜粋

牟田口廉也:会合出席。

真崎甚三郎:会合出席。巫女萌え。

阿部信行:会合出席。不穏分子を監視。

石原莞爾:石原莞爾を中心とした一派は、未だに世界最終戦争論を掲げている。

アジア新秩序:一部には日本を中心としたアジア新秩序構築を主張する者もいる。

日本の政治家:今の政府のやり方を腰抜け呼ばわりする人間が多い。
それも自分達が主導権を握るためだけに、今の方針を貶める輩が少なくない。

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3/3

1933年 ニューディール政策実施

米国:ニューディール政策の実施を発表。
夢幻会はこれを予期して投資を行い莫大な利益を得る。
同時に予期せぬイベント発生。米国が大規模な中国支援を開始。
中国国内の富裕層によって軽工業の振興が活発化。

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。夢幻会常識派。
貿易摩擦の発生は戦争を誘発する為不安を覚える。

『この事態を一番深刻に受け止めていたのは、
夢幻会で数少ない常識派とされる嶋田たちであった。』本編6話より抜粋

辻正信:会合出席。一部の人間達の憂慮を笑い飛ばした。
日本本土に直接投資してもらい合弁工場を沢山作ればいい。
米国企業日本法人の製品を中国に輸出すれば問題はある程度はクリアできる。

軍関係者:会合出席。

『この日から日中両国は、これまで以上に、
壮絶な経済戦争を繰り広げることになる。』本編6話より抜粋

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最終更新:2012年07月31日 20:31