200 :4:2012/08/01(水) 06:17:53
提督たちの憂鬱 第9話登場兵器一覧 1/9

ルーズベルト大統領倒れる

この情報は夢幻会に衝撃を与えた。

『何しろ、あの辻でさえ、飲んでいたお茶を吹き出したほどだ。
ちなみに、そのお茶は彼の正面に座っていた東条にかかり、
彼を再び悶絶させることになる。』本編9話より抜粋

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。
青島の中国海軍、
比島の米海軍の監視を強化。ハワイの諜報員を増員。

東条英機:会合出席。
またもやお茶がかかり再び悶絶させる。
大陸のコネクションを通じて探りを入れる。

辻正信:会合出席。
余りの衝撃にえ、飲んでいたお茶を吹き出した。
土肥原に米国のマスコミや株価関連の情報収集を指示。
国内の政治家と世論の操作に力を入れる。

『「と、いうわけで、土肥原局長、米国のマスコミ、
これまでノーマークだったゴシップ誌も色々と注意を払ってください。
地方のものもです。あと株価、特に軍需関連については注意をお願いします。
何らかの前兆はつかめるはずです」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。

ルーズベルト:名前だけ登場。
健康状態に問題がある以上、三選は果たせない。
健康上の問題から辞任。

ヒューイ・ロング:名前だけ登場。人種差別主義者。
やり方が独裁的。大統領に正式の昇格。

『「ええ。我々のような逆行者にとってわかりやすい例えをすると……
まぁ60年後の某極東の島国のライオン面の宰相でしょうか?」』

アメリカ国内では国民のある程度の支持こそあったが、
政財界では不安を表す人間が少なくなかった。
民主党内部でさえ、若さだけが取り柄の客寄せと嘲笑する人間もいたのだ。
そのことがロングを焦らせていった。
そしてそれがアメリカを悪夢へ引きずり込むことになる。』本編9話より抜粋

民主党:一概に反日というわけではない。

共和党:国益のためなら何だってする。
反共ということで組みやすいが、楽観は危険。
日ソを戦わせて共倒れさせる可能性もある。

米国:『日本をユーラシアのランドパワーに対する盾、
それも使い捨てができる盾として使うことができる。
そのことを理解している人間たちは不快そうな顔をすると同時に、
米国がそのような選択肢を選択しかねないことを納得した。
ましてこの世界ではナイロンなどを先に開発して、
米国企業の利益を著しく損ねていたのだ。
日本を潰す理由は幾らでもあった。』本編9話より抜粋

201 :4:2012/08/01(水) 06:18:24
2/9

TV放送を前倒しして実施。

『アメリカの変化に対応するためには、
国内の世論操作を迅速にする必要がある……
そう結論づけた辻は、TV放送を前倒しして実施した。』本編9話より抜粋

日本軍:子供達への宣伝工作と称して特撮番組を制作し放送。
記念すべき一作目は『愛国戦隊・大日本』であった。
ちなみにこれを見た嶋田は思わず頭を抱えた。


『軍の全面的な協力と未来の特撮技術を使い込んだこの作品はあっという間に
この時代の少年達の心を掴むことになる。』

夢幻会会合

嶋田繁太郎:会合出席。これを見た嶋田は思わず頭を抱えた。
収集した情報を報告。

『「………軍人たちが番組のシナリオを書いたってことが判ったら、
俺のせいになるんだろうか?」』

『「海軍の情報収集の結果ですが、青島の中国海軍基地に
多数の輸送船が入港したことが確認されました。
米海軍も戦艦3隻、空母1隻が
訓練の名目でフィリピンに赴いています」』本編9話より抜粋

東条英機:会合出席。収集した情報を報告。

『「陸軍の情報収集では、米国陸軍航空隊が義勇軍として中国大陸に派遣が
検討されているとの情報を掴みました」』本編9話より抜粋

土肥原賢二:JCIA局長。会合出席。収集した情報を報告。

『「軍需関連が上がってきています。様々な分析を通じても、
何らかのアクションがあると思われます」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。

近衛文麿:会合出席。特撮推進派閥筆頭。
幾つかの映画のシナリオと特撮シーンで辣腕を振るった。
上海で必ず大きな動きがあると示唆。

『同時期にはTV以外でも多くの特撮映画が、未来の特撮技術を使って作られた。
劇中のあまりの迫力ぶりに、本場ハリウッドからさえ、
日本の特撮技術は注目されていくことになる。』

『「ハリウッド映画関係者、テラ涙目!!悔しかろう、悔しかろう……くっくっく」

夢幻会の席上で露にされた、近衛のあまりのハイテンション振りに
他の人間が思わず引いた。』

『「彼らは来るぞ。早急な成果が欲しい人間は遠慮や配慮というものがない。
まして力が全ての新興国だ。何もないほうが可笑しい」

「近衛公はどこで事が起こるとお思いですか?」

「辻さん、君もある程度はわかっているだろう?
米国がすぐに手を出せて、かつ大陸市場進出の要となる拠点といえば数は多くない」

「そしていざとなれば日本を封じ込められる場所……上海ですか」』本編9話より抜粋

土肥原の部下:上海で大規模なテロが発生と報告。

『その言葉が辻の口から放たれた瞬間、
土肥原の部下がやや青い顔をして部屋に入ってきた。
そして土肥原が何事かを聞く前に緊急報告を全員に告げた。

「上海で大規模なテロが発生しました。これによって米国人多数が死傷。
米国政府は直ちに報復を行うとのことです」』本編9話より抜粋

青島海軍基地:多数の輸送船が入港。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」 同上 。

米国義勇軍:米国陸軍航空隊が義勇軍として
中国大陸に派遣が検討されている。

202 :4:2012/08/01(水) 06:18:57
3/9

上海で大規模なテロが発生

『上海で米国人12名がテロによって残虐な方法で殺傷された、
このニュースはアメリカ人を激怒させた。
一発殴られたら、十発どころか、相手が足腰立たなくなるまで
殴り返すのが、彼らアメリカ人の流儀であった。
故に正面から売られた喧嘩を前に
逃げ腰になるという選択肢はなかった。』本編9話より抜粋

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:大統領に昇格。軍高官たちと協議中。

ウィリアム・リーヒ:海軍作戦部長。大統領と協議中。
海軍はアジア艦隊に加え、
第1任務部隊から第4戦隊、第9巡洋艦戦隊を上海攻略に参加。

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
懸念を表明。ロングの考えを察し絶句。

張作霖:名前だけ登場。上海攻略に参加。

奉天軍:海兵隊と共にいつでも上陸できる。

米国海兵隊:奉天軍と共にいつでも上陸できる。

203 :4:2012/08/01(水) 06:19:27
4/9

アメリカ合衆国は中国でのテロに断固たる措置を取ると発表。

米国:リメンバー・シャンハイと叫び、上海攻略を開始。
日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

ネバダ級戦艦:「ネバタ」「オクラホマ」訓練の名目でフィリピンに進出。
テロ報復に上海攻略に参加 。

ペンシルベニア級戦艦:「アリゾナ」同上 。

レキシントン級航空母艦:「サラトガ」

アジア艦隊:上海攻略に参加 。

第1任務部隊第4戦隊・第9巡洋艦戦隊:同上 。

アメリカ海兵隊:同上 。

北京政府軍(奉天軍閥):2個師団が上海攻略に参加 。

国民党政府:これを聞いた国民党政府は激しく動揺した。

蒋介石:米国でロビー運動を繰り広げる一方で、諸外国に助けを求めた。

日英独仏:米国の過剰反応を諌め様としたが
リメンバー・シャンハイと叫びたて無視。

204 :4:2012/08/01(水) 06:19:58
5/9

夢幻会会合

米国は日本に対して領海の通過を認めるように申し入れた。

嶋田繁太郎:会合出席。

『「海軍は、艦船の改装スケジュールの関係で
まともに戦うのは難しい状態です」』本編9話より抜粋

伏見宮博恭王:名前だけ登場。
強硬派の一部の軍人と財閥を伏見宮たち、
ヲの字の同志達の手によって封殺。

辻正信:会合出席。珍しくため息をついた。
米国を大陸に引きずり込み富を毟り取ることに。

『「認めなければ日本はテロリストと同列扱い。
認めれば大陸に米国が独力で橋頭堡確保。
どっちに転んでも面倒ですね」』

『「この際、軍事でも完全に米国を大陸に引きずり込みましょう。
やるのなら徹底的にしなければ」』

『「米軍が内陸奥深くに進出するのは、時間が掛かります。
それまでに国民党からできるだけ富を搾り取ります。元は取れますよ」

「国家の維持と発展にはお金が必要なんです。まぁ拝金主義は良くないですが、
それでも原資は必要ですよ」』本編9話より抜粋

阿部信行:会合出席。中国の共産化を提案。

『「ええ。共産党があの国を統一すれば、
昔からの倫理観や宗教観は破壊されます。
それは国を弱体化させてくれるでしょう。
ついでに日本国内で赤化への警戒心も増すでしょう。
そうなれば色々な社会制度の充実も可能になります」

内務省で共産主義対策に関する権限を掌握している阿部は、
大陸の赤化勢力を口実にして共産主義対策を推進する気であった。
それは単に武力で共産主義を封殺することではなく、
社会保障制度そのものを構築していくことで、
より住みやすい日本の実現を目指すものでもあった。』本編9話より抜粋

近衛文麿:会合出席。

『「夢幻会の決定に強硬派の一部の軍人と財閥が激怒して叛旗を翻そうとした。
だが辻が培ったMMJの人脈、伏見宮たちのヲの字の同志達の手によって
そういった動きはあっさり葬りさられることになる。』本編9話より抜粋

205 :4:2012/08/01(水) 06:20:36
6/9

日本によって領海通過が認められ、米軍は上海に侵攻を開始。

国民党軍:華北、そして上海から挟撃されるという事態に蒋介石は陥った。

『第一次上海事変での戦訓、そして奉天軍の海軍力増強に刺激されて、
空海軍力増強を図っていた国民党軍であったが
米艦隊の前には成す術もなかった。』本編9話より抜粋

ソ連:最後の頼みとしていたソ連の仲介も失敗。

独逸軍事顧問団:米軍の圧倒的物量を背景にした砲爆撃の前に成す術がなかった。

Uボート、水雷艇部隊:ドイツ海軍の支援で創設されたが大した活躍をする間もなく全滅。

航空機:『英ソ独から購入した少数の航空機で
散発的な攻撃を仕掛ける程度しかできず、
最終的には上海に上陸を許してしまう。』本編9話より抜粋

要塞線・ゼークトライン:日本との戦いに備え上海西部に建設。

『第一次世界大戦の戦訓をベースにした
この要塞線で米軍、張作霖軍を食い止めて
出血を強いてから米国から譲歩を引き出す、
それが蒋介石の目論見であった。』本編9話より抜粋

米軍:上海に橋頭堡を築くと、要塞化していった。

『無茶な攻勢を掛けることは無く、
圧倒的物量を背景にした爆撃と砲撃で着々と要塞線を削っていく。』本編9話より抜粋

華北戦線:奉天軍が本格的な攻勢を開始。

『米・張連合軍は絶対的な制空権の下で、
国民党軍に猛攻を加えていった。』本編9話より抜粋

九五式陸攻:現地の情報収集に従事。

現地スパイ:同上。

206 :4:2012/08/01(水) 06:21:07
7/9

夢幻会:現地の状況報告を受けた夢幻会は改めて自分達と相対している国家の強大さを知った。
この時日本が自制していたことのほうが、米国政府を驚かした。

ホワイトハウス

ヒューイ・ロング:日本への挑発が失敗し思わず舌打ちした。
総研についてのさらなる調査を指示。
日本が動かないのでメキシコを狙う。

『「あの国が自重するとは驚きだな」』

『「正統な口実があれば、文句は言いはしない。
メキシコへの工作を急げ。他国に隙を与えるな」』本編9話より抜粋

コーデル・ハル:国務長官。大統領と協議中。
強引な動きに懸念を示す。

英国:米国の中国や南米での暗躍を察知。米国を警戒し始める。

ネヴィル・チェンバレン:宰相。穏健派。

『この米国の暴走を憂慮して、
1938年に解消することになっていた
日英同盟を何らかの形で存続させたほうが
良いのではないかと考え始めていた。』本編9話より抜粋

日本:そこに付け込むべく、様々なアプローチを開始。

吉田茂:英国に外交官として派遣。
日英同盟の延長、または同盟に準じる条約の締結を模索。

日英安全保障条約:準軍事同盟。参戦義務が無い。
戦時では相手国に対して友好と中立を維持すると明記。
物資も融通する。ただし支払いは金。

232 :4:2012/08/03(金) 03:05:56

8/9

夢幻会会合

日英安全保障条約:締結。

嶋田繁太郎:会合出席。苦虫を噛み潰したような顔で呻いた。

『「……つまり東アジアで日本が英国相手に大暴れしないように首輪を掛けて、
かつ日米が衝突しても戦火が飛び火しないというわけか」』本編9話より抜粋

辻正信:会合出席。まぁ当然でしょうね、と肩をすくめる。
少数の重爆撃機開発生産を承認。同人誌はニーソ物が好み。

『「多少、こちらの目論みとは離れていますが、
この程度の繋がりがあれば米国も迂闊には手を出せないでしょう。
この条約と連合側への参戦で時間を稼ぎつつ、
核兵器とその投射手段の開発を行えば、
米国も我が国と正面から戦うことはできないはずです」』

『「ふむ。なら、重爆撃機を作ったほうがいいかもしれませんね。
原爆専用機のテストにもなります」

「………数が揃えられませんよ。海軍の予算はもう一杯一杯なんですよ。
さらに予算が増額されれば話は別ですが」

「ははは、別に数がなくても良いですよ。
そういった部隊や兵器があるだけで米軍は、 後方の護衛を強化せざるを得なくなります。
そうすれば、米軍が日本へ侵攻する際に、 より高いコストを払わせることができます。
こちらが支払ったコストより、向こう側が より多くのコストを払う破目になれば成功と言えます」

予算について煩い辻は、どこまでも費用対効果を追求していた。』本編9話より抜粋

土肥原賢二:会合出席。
世論操作及び各国要人を21世紀日本のAVの技を駆使して篭絡。

山本五十六:名前だけ登場。陸上攻撃機派閥。
滑空爆弾を複数搭載できる大型爆撃機の開発を主張。

会合では冬戦争に向けてフィンランド支援を決定。

208 :4:2012/08/01(水) 06:22:20
9/9

海軍:陸攻の高速化と小型化を推進。

陸上攻撃機派閥:敵部隊の射程圏外からアウトレンジ攻撃を行えば良いと主張。

『機体の高速化は兎に角、小型化に反対し、大型化と重武装化、
そして搭載兵器の強化を主張して海軍省に直訴すら行う始末だった。
この動きを受けて滑空爆弾(及び滑空魚雷)の
開発計画が俄かに持ち上がっていた。』本編9話より抜粋

大型爆撃機:原爆専用機のテストに活用。

倉崎重工:原爆専用機の開発担当。
陸軍と組んで、超高コストの高速偵察機を開発しつつあるとの噂が広まる。

九七式戦車:開発の為英国からマーリンエンジンの生産権を取得。

九二式軽戦車:フィンランド支援兼日本国内で使い古した兵器の処分。

九三式戦闘機:複葉機。同上。

九四式軽雪上車:スノーモービル。フィンランド支援兼新兵器のテスト。開発者辺境人氏 
<提督たちの憂鬱 支援SS><兵器設定>
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対戦車兵器:九五式対戦車噴進弾。和製パンツァーファウスト。同上 。開発者New氏 
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869

栄(ダブルワスプ)エンジン:ツインワスプエンジンをベースにして開発。

ソ連トラクター工場:ソ連国民の命をすり潰す形で米国から購入。

最近の同人誌:スカートの中が絶対領域化。コノミンやフシミンの影響。

夢幻会は第二次世界大戦勃発に向けて真面目に準備を加速させていった。

『しかし彼らは第二次世界大戦の
フラグイベントたるミュンヘン会談の前になって、
さらなる史実との乖離を目の当たりにすることになる。』本編9話より抜粋

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最終更新:2012年08月02日 19:00