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憂鬱本編第12話登場兵器一覧 1/7
1939年11月30日 ソ連軍芬蘭侵攻を開始。
『陸軍大国ソ連が本気を出せば、人口370万の小国であるフィンランドは成す術がない……
多くの国が当初そう判断した。しかしその判断は当事者の行動ではなく、
部外者である大日本帝国の行動によって修正されることになる。』
『ソ連がフィンランドへ侵攻する直前に成立した近衛内閣はフィンランドに対して
出来る限りの支援を行うと発表した。支援の内容が明らかにされると、各国は驚愕した。
何しろ義勇軍の派遣、大規模な物資支援、さらに資金援助まで行うと日本が公言したのだ。
ソ連に蹂躙されるばかりと思っていた国にとっては金を溝に捨てる行為であった。
だがこれまで日本の先読みによって痛い目にあった国々の中に、フィンランドが勝算を持っている、
又は持ち堪えるという確信を日本が持っているのではないか、そう考える国が出てきたのだ。
さらにフィンランドがソ連相手に強硬な態度を貫いたのは日本と密約があったからではないか、
そう勘繰る者さえ居た。』本編12話より抜粋
独逸総統官邸
ヒトラー:遣欧艦隊の通行を許可する。
日本がこれ以上英国寄りになり欧州に本格介入をさせず、
さらに英国の介入を阻止、そしてソ連からの抗議を受け流す等動きまわる。
独逸:『この世界では史実以上に疲弊していた。ハイパーインフレや世界恐慌の際に
日本が火事場の何とやらで、貧しいドイツをさらに貧しくしてくれたので台所事情は史実よりも
火の車であったのだ。このせいでドイツ海軍では装甲艦が2隻しか建造できず、
ビスマルク型も1番艦であるビスマルクの建造しか出来なかった。
さらに日本海軍の長門型が出てきたときに備えて強引に42cm砲を積んだため、
色々と不具合が起こっていた。この状態で英国海軍と戦えるわけが無い。』本編12話より抜粋
ドイッチュラント級装甲艦:「ドイッチュラント」「アドミラル・シェーア」
予算不足により2隻しか建造できず。
ビスマルク級戦艦:「ビスマルク」予算不足により1隻しか建造できず。
強引に42cm砲を積んだため、不具合が起こっていた。
遣欧艦隊
南雲忠一:遣欧艦隊司令官。旗艦妙高の自室で頭を抱えていた。
『「フィンランドへの支援が名目だ。あまり深入りしないようにしないと。
しかしあまり消極的に戦うとデータが取れないし。
それに私も闘志が低いなんて言われかねない……源田の二の舞になるのも嫌だしな」』
『「胃が痛いな……はぁ」』
『任務、艦隊の保全、それに自身の評判、
様々なものに挟まれて南雲は苦悩した。』本編12話より抜粋
妙高型重巡洋艦:「妙高」「足柄」遣欧艦隊所属。 遣欧艦隊旗艦「妙高」
『様々な人間の思惑が交差しつつ、日本艦隊はフィンランドに向かう。』本編12話より抜粋
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中部戦線、要衝・コッラ
ソ連軍第8軍:56師団75師団所属。コッラ突破を図る。
『彼らは軍砲兵、師団砲兵を総動員してフィンランド軍及び日本義勇軍が立て篭もる陣地に
砲弾の雨を降らせてから突撃を開始する。』
『最終的にフィンランド軍の頑強な抵抗で、ソ連軍のコッラ侵攻は多大な犠牲の末に頓挫し、
中部戦線はこう着状態に陥った。』本編12話より抜粋
銃剣、スコップ:塹壕に取り付いたソ連兵たちを芬蘭軍兵士が叩き出す。
ベ式短機関銃:MP18改。開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/163
試製九六式狙撃銃:開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/421
九七式狙撃銃:開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/422
昭五式小銃:三八式の後継新型自動小銃。開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/929
説明書:ミニスカサンタの美少女が色々と銃器の取り扱いを説明している漫画風の取り扱い説明書。
MMJが(ry
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北部戦線
ソ連軍第163狙撃師団:スオムッサルミ村で芬軍に包囲されて孤立。
ソ連軍第44狙撃師団:精鋭部隊。第163狙撃師団救援に向かうも撤退。
ソ連空軍:瑞典が輸出したサーブJ9戦闘機や
日本が援助した真空管レーダーや無線機が有機的に機能し始めると、
迂闊に攻撃することが出来なくなっていった。
サーブJ9戦闘機:開発者辺境人氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588
冬戦争中盤。
『フィンランド軍の抵抗でソ連軍が悪戦苦闘を重ねていることは、
日本や英国の情報操作もあり、あっという間に世界中に喧伝された。
一般国民は圧倒的兵力で侵略を行うソ連に果敢に戦うフィンランド軍という好印象を与えていた。
しかしある程度、情報を掴める人間達は戦争前からの日本の姿勢から、
この情報を冷静に受容れていた。そして彼らの関心は、日本から到着する本格的援軍(表向きは義勇軍)
に向けられた。情報分析能力が高いことに定評のある日本が差し向けた援軍、
果たしてその実力は……誰もがそちらに興味を持った。
フィンランド軍総司令官・マンネルハイム元帥は日本の義勇兵が極寒の地である北欧で
十分に戦えることを知って、新たに到着した日本軍に期待していた。』本編12話より抜粋
芬蘭軍最高司令部
マンネルハイム:元帥。芬蘭軍総司令官。杉山大将と会談。
遣欧軍独立遊撃部隊の編成を要請。
杉山元:大将。遣欧軍司令官。マンネルハイム元帥と会談。
心の中でガッツポーズをとった後、申し出を受託。
『(火消し役、独立遊撃部隊か……ふふふ、出番も増えるな。
日本の、帝国軍の評判を高めるには丁度良い舞台だ……)』本編12話より抜粋
南雲忠一:遣欧艦隊司令官。
部隊の消耗を心配していたが、比較的消耗が少なくて済みそうだと安堵した。
遣欧軍:1個旅団(戦車連隊1個、歩兵大隊1個、砲兵大隊2個、
戦闘工兵大隊1個、輜重大隊1個)、2個航空戦隊、鳳翔戦闘機隊。
『質の面では選りすぐりであったが、如何せんソ連軍と正面から相対するには
数が不足しているのは否めない。』本編12話より抜粋
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南部戦線、地上戦。
温熱給水用沸水兼給水自動車、携行式組み立てストーブ:芬蘭軍連絡将校も驚く防寒装備。
日本陸軍第15師団
:豊原に駐留。対ソ戦の要。遣欧軍へ戦力を抽出。
第51混成旅団(宮崎旅団):マンネルハイム防御線での遊撃任務を担当。
豊原に駐留している第15師団から抽出された部隊で構成される。
友好的な雰囲気で芬蘭軍と協力関係を構築。
九七式中戦車:開発者New氏。和製T-34。8両出撃。
KV-1の76mm砲弾を弾き返す。歩兵部隊との連携によりソ連軍戦車を圧倒。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/689
九五式対戦車噴進弾:和製パンツァーファウスト。開発者New氏。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/869
ソ連軍
:宮崎旅団の到着を知りさらなる攻勢に出ることを決断。
KV-1重戦車:ソ連軍。新型重戦車。一方的に撃破される。
T-35重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。 同上。
T-100重戦車:ソ連軍。多砲塔戦車。同上。
軽戦車部隊:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。
狙撃師団:ソ連軍。重戦車部隊の後方に配備。同上。
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南部戦線、空戦。
加藤建夫:陸軍中佐。名前だけ登場。九六式戦闘機24機指揮。
柴田武雄:海軍少佐。名前だけ登場。九六式戦闘機12機指揮。
九六式艦上戦闘機:開発者辺境人氏。
最高速度562キロ、12.7mm機銃を4門搭載し、
航続距離2200キロを誇る当時最強の戦闘機。
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9191/1178968418/588
芬蘭空軍:九三式戦闘機・サーブJ9戦闘機配備。
遅れてやってきたが獅子奮迅の働きを見せる。
ソ連軍司令部:地上の苦戦により航空支援を開始。
I-15戦闘機:ソ連軍。複葉機。日芬航空隊の活躍により壊滅。
I-16戦闘機:ソ連軍。単葉戦闘機。同上。
『空で圧倒的優位に立っていることを知った
フィンランド軍は、地上で反撃に出る。』本編12話より抜粋
芬蘭軍:『日本軍による援護の下、
彼らは果敢にもソ連軍の戦車に対して肉弾攻撃を仕掛けた。
ある者は火炎瓶を戦車の機関部の排気管めがけて投げ込み
ある者は車体に駆け上がり、抱えていた爆薬を砲塔の死角に押し込んだ。
直接戦車を狙わない者は、無限軌道の前に対戦車地雷を放り込んだ。
この攻撃で次々に重戦車群は急停止、爆発炎上していく。』本編12話より抜粋
『戦車がやられ、空軍もボロ負けとなり、ソ連軍の士気は地に落ちた。
元々士気が低かった彼らは、我先に後退し始めていく。
それは、ソ連の攻勢が頓挫したことを意味していた。』本編12話より抜粋
スターリン:創意工夫でソ連軍戦車を撃破した芬蘭軍の奮戦や、
ソ連軍の重戦車が日本軍の新型中戦車によって一方的に撃破され激怒。
自分に責任が及ばないようにメレンコフを更迭し、
経験豊富な軍人を総司令官にすることを決断。
クリル・A・メレンコフ:上級大将。芬蘭侵攻作戦総司令官。更迭される。
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7/7
嶋田繁太郎:会合出席。戦闘機重視派。
『九六式戦闘機が活躍していることに胸を撫で下ろした。
何しろここで戦闘機が役に立たなかったら目も当てられない。
「これで零戦の導入にも弾みが付く」』
『栄達よりは、快適な引退生活を夢見ていた嶋田であったが、
今の情勢が彼の我が侭を許さなかった。
「海軍大臣か、連合艦隊司令長官か、それとも軍令部総長か。選り取り好みですな」
「面倒ごとが増えるだけですよ………宮様の腰巾着と言われるし」
「ははは。出世が早いと、嫉妬も強いものですよ」』本編12話より抜粋
新型戦闘機開発:零式艦上戦闘機の開発に取り掛かる。
『緊急連絡が会合の席に飛び込んだ。
それはこの場の誰もが予想しなかったもので、そして史実の悪夢を呼び覚ますものであった。
「張作霖が乗った列車が!?」
かくして、中国で新たな動乱が幕を開ける。』本編12話より抜粋
最終更新:2012年08月30日 23:49