855 :名無しさん:2012/10/01(月) 16:18:04
サンフランシスコ沖で催された記念式典を終え、日本本土への帰還を開始した大日本帝国海軍戦艦<大和>。
その後部ヘリパッドに一機のヘリコプターが着艦した。
中から現れたのは帝国情報総局員を名乗る須藤一行。
彼らはサンフランシスコ港で<大和>に対する破壊工作が行われた可能性があることを告げた。
居合わせた海兵は艦長に確認を取ろうとするも、いち早く現れた副艦長の栗田中佐の弁を信じ、須藤一行を艦内へと招き入れる。
……彼らが帝国に仇為すテロリストとその内通者であるとも知らずに。
まんまと艦内に進入した彼らはそこで正体を現し、艦長以下乗組員を船倉に監禁。
目的であった核弾頭の奪取に取り掛かり始めた。
しかしこの時、無人と思われた調理室でうごめく人影があった。
それはただ一人冷蔵庫に隠れて難を逃れていた給仕兵、頼葉海軍兵曹だった。
経歴こそ不明確な部分が多いものの、一見すればしがない給仕兵にしか見えない彼。
だがその正体は『陸軍の魔神』を血を受け継ぎながらも海軍を志した男であり、
かつては海軍陸戦隊第101特別陸戦隊の一員として数々の特殊作戦に身を投じていた歴戦のもののふであった。
捕らえられた同僚を次々と解放し、戦力を徐々に整えながら反攻に転じる頼葉達。
核弾頭――否、帝国の命運は今や彼らの手に託された。
洋上の要塞と化した<大和>を巡る一大活劇『沈黙の大和』、昭和八十七年冬に公開予定!
艦船スレのやり取りを見ていた結果がこれだよ
最終更新:2012年10月16日 23:19