269 :名無しさん:2013/07/29(月) 18:27:42
南極奪還戦争
「メーデー!メーデー!エンジンがやられた!落ちる!」
「クソ!振り切れない。誰か助けてくれ!」
「こちらストライク3。弾薬が尽きた!もう戦えない!」
「こちらグリフォン1!部隊内で生き残っているのはもう俺だけだ!」
20XX年。突如南極上空に謎巨大雲が発生。そこから謎の勢力が出現。
南極に周辺の国家を無差別攻撃し始めたのがことの始まりである。
特に被害を受けた南ブリタニア諸国にブリタニアは即座に軍を派遣。
これを迎撃。即座に南極に軍を派遣した。
それに呼応しユーロブリタニアも軍を派遣。
同じく被害を受けたEUが別個に応戦。
意図せずブリタニア・ユーロブリタニア・EU三国の軍隊が南極に集結した。
そして今現在。
「どういう事だ!襲ってきた連中を迎撃した時はこんなに強くなかったじゃないか!?」
「しるかバカ!無駄口いってないで戦え! !? グリフォン4後ろだ!」
「なっ!!いつの間に!!」
グリフォン4は真後ろに付いた敵を振り切ろうとしが…
「ダメだ…振り切れない!?」
そう述べたあとグリフォン4の機体は爆散した。
「アダムス!!畜生!」
このような光景は南極の空のどこにでも広がっていた。
EUは勿論、腕に自信のあるユーロブリタニアの航空隊までもが数少ない機を落とされていた。
ブリタニアは最新鋭の第六世代機を投入していたがそれすらも苦戦している始末。
そして南極近海に出てきていた各国の艦隊でも同じような光景が繰り広げられていた。
270 :名無しさん:2013/07/29(月) 18:28:13
「巡洋艦ボルチモア・ノーフォーク轟沈!」
「空母イングルバラから入電!我 継戦能力を失す!!」
「くそっ!!なんて奴らだ!?遂さっき航空隊から救援要請が来たと思ったら今度は
こっちが救援要請を出す始末だ」
最初航空隊を突破してきたアンノウンはまだ簡単に迎撃できた。
だが二回目からは段違いの性能を持つ敵が襲ってきた。
艦隊の防空システムも何者かのハッキングを受け機能不全を起こしていた。
そしてどこに隠れていたのか次々と敵が湧き出てきていた。
更に敵には国土防衛戦時にはいなかったはずのレーダーに写らない…つまりはステルス機タイプが確認された。
他にも艦隊の電子機能がハッキングされ防空能力が激減している事実から電子戦タイプの存在も示唆されている。
中には突然海中から現れたアンノウンも存在する。
アンノウンたちは主に空母機能を持つ艦に攻撃の重点を置いているのか既に全体の約半数以上の空母が轟沈・大破ないし空母としての機能を失っていた。
EUに至っては旗艦である空母「リッシュモン」が轟沈。
ユーロブリタニアの艦隊も特に迎撃が激しかったのが目を付けられたのかアンノウンの攻撃が激化、結果過半数の艦が戦闘不能もしくは沈んでいた。
派遣艦隊群の中で唯一まともな継戦能力を保持しているのはブリタニア艦隊だけとなっていた。
「俺の母艦が沈んじまった!!」
「俺達はどこに帰ればいいんだ!?」
無論、帰る場所を失った航空部隊は悲惨で弾薬や補給の供給が間に合わず反撃も
ままならず撃墜される機体も出てきていた。
そして……
「か、艦長!!」
「どうした!今度は何だ」
「物凄い速度で本艦隊に接近中の機影があり!その速度はマッハ5以上!!」
「なんだと!!対空迎撃急げ!!!」
「ダメです!間に合いません!?」
次のブリタニア艦隊の旗艦を中心に超巨大な爆発とそれに伴う巨大なキノコ雲が起きた。
これによりブリタニア・ユーロブリタニア・EUの即席連合艦隊は壊滅。
それに伴い航空隊も過半は壊滅。残りは近場の基地へ命からがらに撤退していった。
ここに第一次南極奪還戦は幕を閉じた。…人類の敗北という形で。
271 :トゥ!ヘァ!:2013/07/29(月) 18:28:45
はい。南極ssが書きあがりました。今回ギアス世界に現れたジャムは既に惑星フェアリーで雪風たちと戦っているジャムとしています。性能が最初から高いです。
設定はご自由にお使いください。
最終更新:2013年09月15日 16:09