421 :トゥ!ヘァ!:2013/07/07(日) 15:21:32
量産型多脚MTF:【スピオトフォズ】通称クモモドキ
分類:多脚型MTF 所属:EU各州軍※ 外見モデル:攻殻機動隊のタチコマ似※
全高:3.22m 全幅:4.07m 全備重量5.9t
推進機関:多脚による高速移動・ホバー移動
武装:リニアアサルトライフル リニアレールキャノン 二連ミサイルランチャー
搭乗人数:1人
EUロシア州と北欧各州が中心となり開発した多脚型MTF。六足である。
かつてよりロシアなどの氷の大地は春の雪解けなどになると泥沼になり通常の兵器では
移動が困難だった。そこで考案されたのが泥沼や湿地帯、沼地でも問題なく移動できる
MTFの開発であった。この機体の利点は従来の戦力と違い沼地や湿地帯に即座に展開可能な能力としては破格の機動性と走破性である。通常移動時はその六本の脚による移動が可能でありこれによる通常の陸地での機動性も確保しようとした。
しかしロシア州だけでは開発が困難だったため、この機体の開発にはEU大手のクレマン・カンパニーが関わることとなった。
そのためこのMTFの基本設計・開発は天才科学者として有名なアンナ・クレマン女史がおこなった。湿地帯や沼地の移動の際にはふくらはぎ部分に合成強化ゴム製のエアクッションが設置してあり、このため推進装置として大型の可動式プロペラが胴体側面に設置してある。これにより沼地や湿地での走破性だけではなく川や湾岸地帯などでも限定的ながら
水上戦闘が可能となった。しかしホバー移動時には通常よりも多くのエナジーを消費してしまう欠点もある。
頭部はアリの様な形状でありここに一部センサー類が搭載されている。
胴体部分は側面のプロペラと接触しない形で上部に可動式のアタッチメントがあり、
これにはパンツァー系統の武装腕装備やKMF装備であるアサルトライフルなどが装備できる。この結果MTFとしては高いコストが武装面で下がり丁度フンメル一機に近いコストになったという。(それでもフンメル一機よりは多少高い)
胴体内部には稼働に必要なエナジータンクやエンジンも内蔵してありこの周りの装甲はのよりも固く厚めに設計してある。しかしその他部分は機体の軽量化の為にある程度薄めになっている。(コストダウンとホバー形態での高機動化のために。)
尻尾に当たる部分にはEU兵士待望の脱出装置付のコックピットがある。当初このことを
聞いた兵士たちは泣いて喜んだという。※
スピオトフォズは露語でアルコール運搬機の意味であり、これは胴体内部の
エナジータンクに由来していると思われる。
422 :トゥ!ヘァ!:2013/07/07(日) 15:22:17
※各州軍とあるが実際にロシア・北欧を中心に配備された。
シベリア紛争では清のMTFやKMF相手に自機に有利な湿地帯や沼地に誘い込み優勢な状況下で戦闘し多大な戦果を挙げた。
春の一大攻勢には泥沼に足を取られ満足に動けない自軍や清国軍を横目に脅威の走破性を見せたという。
※見た目タチコマだが原作タチコマのような日本のアームは無く代わりに六本足で、
アリの頭部の様な形状のヘッドパーツが機体の前面に付いてあり、後部のパイロット乗り込み部分が脱出装置付コックピットとなっている。
原作タチコマのような狭苦しい形状ではなくKMFのコックピットの様な形である。
※このコックピットを採用したのがアンナ・クレマン女史であったため
この機体に乗る兵士からは女神か聖女の様に崇められているとか…
最終更新:2013年09月15日 17:26