566 :影響を受ける人:2013/09/28(土) 00:54:07
スメラギの第九世代の話が出てきて、ティンときた!アイディアが出てきたので纏めてみますね。

【マスラオ】
形式番号:GNX-U02X 分類:第九世代KMF 外見モデル:OOガンダムのマスラオ
所属:大日本帝国 製造:スメラギ・コンツェル
生産形態:試作実験機
全高:5.15m  全備重量:8.5t
推進機関:ランドスピナー エナジーウィング 加重力空間圧縮推進機関『トライ・パニッシャー』
武装:MVS・カタールタイプ×2 椀部固定短銃新型ヴァリス×2(総弾数60発)スラッシュハーケン×2
特殊装備:ブレイズルミナス フロートシステム・フィールド
搭乗方法:遠隔操作
設定:スメラギが世に送り出した第九世代機。
火力の【フリーダム】・技巧の【ランスロット・アルビオン】・速力の【マスラオ】と言われる三大KMFの一機。
ライバル視する倉崎を脅かすため、急いで設計された。
元の機体は【オーバー・フラッグ】を使用し、今までにないアイディアを盛り込むことにする。
と言っても手詰まり感が強く、何を目標にすればいいかわからなかった。
一応倉崎が【フリーダム】を制作する事は耳に入っていたが、どうせなら【ランスロット・アルビオン】にも勝てる要素が欲しかったのだ。
とりあえず攻撃力重視なのは変わらずに機体設計に入ったものの、設計と武装が【ランスロット・アルビオン】にモロ被りであり、更に開発陣を悩ませた。
かといって、安易にハドロン砲をつける気にもならず悶々としていたのだが・・・一人の技術者が言った。

「そうだ。【ジンクス・Ⅰ】でやった試みを、コイツで試せばいい」

【ジンクス・Ⅰ】に搭載された簡易フロートシステムのようなものを搭載させる。
そこに目標を定めた開発陣は、フロートシステムとエナジーウィングをもっと理解するために勉強し、どのような方法をとると変化するかを見た。
そしてある一人が思いだすようにつぶやいた。

「そういえば・・・ナナナのアリスの能力って、加速だったよな。加重力の・・・」
「ああ、そうだな」
「だったら。重力をマイナスにするんじゃなくて、プラスにしたらどうだ?」
「・・・重力推進か!!」

このアイディアが提示されると技術者たちは寝る間を惜しんで没頭した。
くしくも完成した機構は倉崎が開発した『クラッシュ・ブースター』に近いモノであり、同じようにエネルギーを食う代物になった。
しかし実験機なので問題ない。

567 :影響を受ける人:2013/09/28(土) 00:54:37
機体は順調に建造され、特徴的な足先にはランドローラーがほぼ剥き出しにセットされ。ランドスピナーは【紅蓮・シリーズ】の様にセットされた(ただし、足の内部に格納されるのではなく、剥き出しの状態で固定されるようになっている)。
椀部にはとある理由で固定武装が取り付けられ、ある程度射撃戦と格闘戦が出来るようになっている。
エナジーウィングは二対・四翼であるが、一翼がエネルギー翼一枚分しかなく、展開すると蝶のように見えるので【バタフライ・ソードマン】とも呼ばれた。
ファクトスフィアは両肩に移動してある。
あの特徴的な角も、理由が出来たので有効活用された。
そして目玉の加重力空間圧縮推進機関『トライ・パニッシャー』は、元ネタの機体とは違い腰のあたりから支えを伸ばして設置されている。
『トライ・パニッシャー』は一対であるが四つの爪が閉じるようになっている。
機構を作動させると花を開くように展開するのだが、この時爪と爪との間にあたかも筒の様にエネルギー力場が形成され、そこに加重力がくわえられる。
その間爪は圧縮され続ける重力を、指向性を持たせるために一定の開きのまま待機する。
そして加圧された重力は空間をゆがませていき、開いている方向・・・推進させたい方向に衝撃波と共に逃げだしていく。
この現象を利用したのが加重力空間圧縮推進機関『トライ・パニッシャー』である。
クラッシュ・ブースターが力場臨界崩壊させた衝撃で移動するのとあまり変わらないが、こちらは常に起動し続けるのと崩壊させない所が違うため、まぅたく違う機構ともいえる。
『トライ・パニッシャー』は自由にある程度稼働できるように設計され、前後左右に振り動かせて、敵前で爪を全開に開くと元に戻ろうとする空間の衝撃波が敵に襲い掛かり吹き飛ばしてしまう副産物も発見できた(イメージはACFAのアサルトアーマ―)。
このように書くと大変便利に思えるのだが、もちろん欠点はある。
他の二機種よりもとんでもない加重力が、搭乗者にかかってしまうのだ。
【フリーダム】【ランスロット・アルビオン】が最大でも1~2Gかかるとして、【マスラオ】は実に5Gはかかる。
加速力もそうだが急減速・急カーブのGも凄まじい為、とても人が乗れるものではなかった。
そこで遠隔操作方式に変更された。
更に曲がるためには通常の翼ではだめで、エナジーウィングで操作しなければならない。
機体にかかる負荷もとんでもない為、研究段階で生まれた副産物であるフロートシステム・フィールドを用いることにした。
このフィールドは、エナジーウィングのエネルギー力場を面状ではなく、立体的に薄く広く展開させるもので、加重力の軽減に用いられて機構は胸部に入れられた。
しかし【ジンクス・Ⅰ】の呪いなのか、第九世代の宿命なのか稼働時間が短く、『トライ・パニッシャー』を起動させて戦闘すると10分でオーバーヒートし、残り稼働時間も15分にしかならなかった。
こうして完成・・・まぁ、一応完成【マスラオ】であったが、見学をしていたユーロブリタニア関係者からは「やりすぎ」「こんなの乗れないよ」「もっと性能落として(汗」などと言われ、人が乗れる機体として【スサノオ】を建造する事になった。

まだまだ、第九世代以降の道は遠い・・・・・・
ちなみに模擬戦において、アキト氏が率いる混成部隊三個小隊(ジンクスⅢ・Ⅳ)を、制限時間内に全滅させている。



いかがでしょうか?あくまでもこの資料は暫定的なもので、本決まりではありません。
皆様の討論の資料になればと思います。

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最終更新:2013年10月21日 12:54