28 :トゥ!ヘァ!:2013/11/10(日) 22:05:47
原作ギアスin夢幻会ルート

原作日本 戦力補完兼拠点防衛用MTF


拠点防衛用MTF「轟雷」
分類:MTF 外見モデル:フレームアームズの轟雷
所属:日本国→日本管区&中華連邦諸国
全高:4.81m 重量:8.95t
推進機関:ランドスピナー
武装:無反動砲 アサルトライフル 肩部ミサイルランチャー シールド 
搭乗人数:一人

日本が開発した拠点防衛用のMTF。足りないKMF戦力の補完も兼ねている。

本機は差し迫るブリタニアの脅威。その一つであるKMFに対抗するために開発された。

当時の日本は海軍と空軍の大幅な強化により大半は海上や上陸地点周辺で叩き返せる試算
を持っていたが
もしも上陸された場合に敵戦力を叩き潰せるだけの戦力が陸軍に必要なのも事実であった。
しかし当時の日本陸軍には開発されたばかりのKMFは少数しか配備されておらず、主戦力の大半は従来兵器(戦車、装甲車、自走砲、ヘリ、歩兵)のままであった。
しかし予想されるブリタニア軍KMF部隊の侵攻を止めるのは従来兵器だけでは事実接近される前に撃破は至難であり、
KMF部隊を釘づけさせ後方の火力部隊(戦車や自走砲)に行かせないための、良く言えば足止め役。悪く言えば盾役の機体が必要であった。

そのために開発されたのが本機「轟雷」である。
性能は防御能力、生存性、射撃能力、生産性、整備性に重点を置いて設計された。

開発当初にぶち当たった難題が機動性で明確な差がある為に真正面からの対抗は困難であった。
そこで考えられたのがこれらの必要な性能である。

  • 敵KMFと戦う場合は通常三機、最低で二機以上で戦うこと。
  • 近接戦での不利は隠せないものである。なので極力一定上の距離を保てるだけの最低限の機動性。
  • その点で射撃戦が中心になる(と言うよりも近接戦じゃ勝てない)ので撃ち勝てるだけの火力が必要。
  • そのためにも敵機からの射撃にも十二分に耐えられる防御能力も必要。
  • 多くはない人材を生かすためにも生存性も高くなければならない。
  • 主に補助戦力や防衛戦力として使われるが数は必要なので生産性と整備性を高く纏めたい。

これらである。
つまりは主に数での有利を保ちながらも各機で連携をすることを前提としている機体であった。
その連携の中には戦車、自走砲、ヘリ部隊や、空軍や要塞からも援護を受けることも勿論確定である。

単機でのKMFとの戦闘は殆ど考慮されてはいない。
近接戦に限ってはほぼ皆無である。MTFではKMFの機動に付いていけないからである。

その機動性だが一概に全てがKMFに劣っているというわけではない。
直線距離でならKMF相手でも一定の距離を開けたまま後退や前身することが出来るくらいには足は速い。
しかしKMFほど小回りが利かないため近接戦闘は不向き。
しかもKMFほど柔軟な動きも出来ない為、都市部や山岳部などの入り組んだ地形ではハーケンなどを使い三次元的な動きをするKMFに追いつかれる危険性が高く、完璧にKMFに対抗できる機体ではなかった。(しかしそれでも従来の装甲戦力よりは都市部や山岳部での機動性や柔軟性は高い)

しかしこの「轟雷」はそもそも諸兵科軍団と共に行動することが前提であり、前衛で盾役。即ち敵KMF戦力を後方の火砲部隊へ近づけさせないことが目的である。

通常は戦車部隊やヘリ部隊からの支援攻撃。
戦車部隊が身動き取り難い山岳部や都市部であろうともヘリ部隊の援護は勿論、最高は空軍から最低でも歩兵部隊からの支援を受けられる。

つまりは敵KMFを足止めできればそれでよく、一々MTF部隊だけで撃破する必要性は全くないのだ。
これが敵地なら多少問題はあるが、本機が想定する戦場は四方から様々な援護が期待できる国内であることから大きな問題ではなかった。

29 :トゥ!ヘァ!:2013/11/10(日) 22:07:19
武装面ではKMFの装備を流用。パーツも出来る分だけは自軍のKMFと共通性を図れるように設計されている。
コックピットのシートや液晶、一部関節などに使うパーツなどである。
(これはまだMTFとそれ程パーツ精製の段階で変わりのない第四世代KMFだから出来たことである。第七世代KMFからは精製段階から全くと言っていいほど違うパーツになると予想される)

KMFと同様に肩部にアタッチメントがあり、そこへミサイルランチャーや場合によってはアサルトライフルや無反動砲を流用した武装を取り付けられるようにもしてある。
これは敵KMFをなるべく近寄らせずに、尚且つ出来る限りで打撃を与えるために火力と弾幕力を持たせるためである。

求められた防御能力に答える為に装甲もKMF標準装備のアサルトライフルに十分耐えられるだけの正面装甲を持つに至った。
これも機動性や小回下がった要因の一つであったが基本足止め用のMTFではKMFに対抗するのは難しく、それよりも生存性を高めるために防御能力の向上の方に焦点が当てられた。
なお最低限の機動力(直線でKMFに追いつかれないだけの速さ)を確保のための出力を得るにあたって機体が多少大型になりKMFと比べて頭一つ、二つ分大型になった。

また生存性を高めるためにKMFと同様の脱出装置付きコックピットを採用。
これにより高い防御能力と相まってパイロットの生存をある程度は確かなものとした。※

最終的な生産性と整備性は出来る限りのパーツの共通化と機体の単純化を行ったため高いものに仕上がった。
(中華連邦のガンルゥやEUのフンメルと比べた場合は多少高いお値段となったがMTFとしては形容範囲内に留まった。因みにグラスゴーよりかは安い。)

全体が高い水準で纏まっておりMTFとしては最高峰と言っても過言ではない性能を得るに至った。

後年。KMFへの代替えが進み、日本では一部作業用を残しほぼ退役。
しかしながら中華連邦構成各国では輸出された分やライセンス生産された機体が揃えきれないKMF戦力の補完やガンルゥに代わる戦力として運用され続け、
更には武装を取り払った機体が工事用や警備用に民間や警察にも使われ始め幅広い地域や職種でその姿を見ることが出来る様になる。

30 :トゥ!ヘァ!:2013/11/10(日) 22:08:16
原作inルートでの日本製MTFです。
モデルとなったフレームアームズの「轟雷」とは違い脚部のキャタピラはランドスピナーに変わり、肩部の滑空砲は元からありません。

いささか出来すぎな機体と自分でも思いますが日本の技術力を持ってすればこれくらいの機体は開発出来るかと思いました。
(と言うよりもこれくらいを開発、生産出来ないと上陸してきたKMFに対抗できない(汗)

修正点や「ここはこうした方がいいのでは?」と言った意見があったのならお願い致します。

…正直最近振るわなかったし、久々に書いたから自信が無いっす(汗)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年11月11日 10:44