5 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:12:10
衝号ぬきの太平洋戦争~第16章「発動、Z号作戦」
追いつめれらた
アメリカというよりも国民の厳しい目に曝されたロング大統領の命令で、
3月に大西洋のカナリア諸島の攻略を新鋭の『エセックス』級空母2隻を核に実施しここを占領した。
ただし、
夢幻会の方針で玉砕させるつもりはさらさらなく、アメリカ側の予想通り既に遁走済みであった。
ただし、唯で逃げるつもりはなく、各種ブービートラップを仕掛けた上で遁走をしており。
「ペスト患者収容所」と立てられた立て札に、ボロボロに崩れ、床に血痕が残る怪しげな研究所から、
鹵獲した日誌には不穏極まりない記述が並び最後に「かゆい、うま」で締めくくられており、
翻訳したアメリカはまさか島ごと細菌兵器をばら撒いたのか!とパニック陥り緊急に本国に大量のワクチンと細菌戦装備を発注した。
それが直ぐにダミートラップの類であることが判明したが、
初の両洋作戦による同士撃ちを含むミスに、既に敵がいない島に膨大な鉄量を叩きこんで資源を浪費したことから、
後世サミュエル・モリソンが「史上最大の最も実戦的な上陸演習であった」と皮肉ることと相成った。
そして、翻って3月の太平洋の状況は相変わらず酷いものであった。
太平洋艦隊、否現在稼働可能な合衆国海軍の戦艦は『ワシントン』『アラバマ』『マサセッチュー』の3隻のみ。
これも全てミッドウェー海戦で戦艦14隻を一度に失ったせいである、
大西洋艦隊までわざわざドイツと秘密の不可侵条約を締結してミッドウェー海戦に参戦したが壊滅してしまった。
『アイオワ級』戦艦の一番艦『アイオワ』が2月に就役したが、
ニューヨーク海軍造船所生まれの彼女はまだ大西洋にいる、訓練などを吟味すると春にならなければ太平洋に来ることはないだろう。
アイオワ級戦艦完成予定
『アイオワ』 :1943年2月
『ニュージャージ』:1943年5月
『ミズーリ』 :1943年6月
『ウィスコンシン』:1943年末~44年
『イリノイ』 :1945年末~46年中旬
『ケンタッキー』 :1945年末~46年中旬
戦艦が一気に消滅したため史実よりも建造計画が早まり、
史実では未完成であった『イリノイ』『ケンタッキー』が45年末~46年中旬には完成する予定だ。
『モンタナ級』戦艦についても無理をして大急ぎ建造中で、44年末~45年中旬にはお披露目されるだろう。
モンタナ級戦艦建造計画
『モンタナ』 :44年末~45年中旬
『オハイオ』 :44年末~45年中旬
『メイン』 :45年~46年
『ニューハンプシャー』:46年~47年
『ルイジアナ』 :46年~47年
『エセックス』級空母は42年12月を以て既に2隻が完成されているが、
造船所が東海岸ゆえに早くて4月か5月に成らなければ太平洋にでることはない。
エセックス級空母建造計画
『エセックス』 :42年12月
『ヨークタウンⅡ』 :42年12月
『レキシントンⅡ』 :43年2月
『ホーネット』 :43年5月
『イントレピッド』 :43年8月
『フランクリン』 :43年11月
『バンガーヒル』 :43年11月
恐ろしいことにこれはほぼ史実を元にしている。
ここでは初期に空母が多数沈められ、ミッドウェーでさらに沈んだせいで建造が早まっていることを記す。
とはいえ、慣熟訓練に最低3カ月は必要で、乗員は1隻約3000名と大損害を受けたばかりのアメリカにとって厳しいものがある。
ゆえに本格的に稼働するのは来年の44年を待たねばならず、数的に日本を圧倒するには更に45~46年となる。
6 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:15:28
『インディペンデンス級』軽空母の建造は1、2番艦がミッドウェー海戦で沈没。
しかしこの年以降はいよいよ物量チートが始動しつつあり、訓練を得て実戦配備されるであろう、
44年までにどれだけ打撃を与えられるかが日本側にとっての命題だ。
『ベロー・ウッド』 :1943年3月
『カウペンス』 :1943年5月
『モンテレー』 :1943年6月
『ラングレーⅡ』 :1943年7月
『カボット』 :1943年8月
『バターン』 :1943年11月
『サン・ジャシント』 :1943年11月
なお、このほかにも護衛艦、護衛空母を日刊、週刊で建造中である。
既にハワイ=西海岸の航路で完成しだい投入されているが、船舶は月平均60~70万トンを喪失している。
これは日本側がこの時代として紺碧の艦隊の潜水艦並みにチートな呂号潜水艦が投入され、形振り構わぬ通商破壊のお陰だ。
何せ、水中速度が最高8ノット程度の潜水艦の中で約20ノットも出る上に硬質ゴム製無反響タイルを装備しているので、音による探知が極めて困難である。
魚雷も24本も搭載しており、(参考本編31話:呂号スペック)
史実で大西洋を荒らしまわったUボートの主力であるⅦ型が14本しかなかったにも関わらず、
おまけに性能的に劣っていてもあれほどの大戦果を上げたことを考えるとご愁傷さまとしか言いようがない。
(更に救いようがないのは、音響対潜誘導魚雷であるMk-24機雷は12ノットでしかなく振り切ることが可能)
そのせいで保険会社や海運業者、補給担当士官の毛が抜けるばかりであったが、
アメリカの開戦2年後の史実43年には船舶建造量1000万トンへと突入しており、
今は順調に保有船舶トン数をへらしているが、44年~45年には追い付かなくなることが予想されてる。
だからこそ、是非が非でも『星一号作戦』を成功させねばならない。
アラスカに侵攻して五大湖へ弾道弾を叩き込み、『富嶽』で核の炎をアメリカ本土で炸裂させるつもりだ。
そのためにも、西海岸へ兵力を誘因させ、さらに通商路を破壊する『Z号作戦』を4月28日に行う予定である。
『Z号作戦』:4月28日
『Z号作戦』に伴い日本は各種欺瞞工作を施した。
なにせ、やろうとしている事はハワイを超えてさらに西へ向かい、パナマ運河を目指す。
という壮大な作戦であり、主力艦が存在しないとはいえアメリカの御膝元で活動するのだから用心してしかるべきだ。
『Z号作戦』概要
第1目標:パナマ運河の破壊
第2目標:カリフォルニア製油施設の破壊
第3目標:通商航路の破壊、ならびに沿岸部への襲撃
7 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:16:05
アラスカ侵攻である『星一号作戦』用の師団を動かし、
あたかもハワイ上陸の準備をしているかのように無数の暗号無電を発する。
太平洋で活動している機動戦隊を派手に動かし通商破壊に従事させ、ハワイへの偵察の頻度を上げる。
等と考えられる限りの活動を行ったお陰か、アメリカはよりハワイへ戦力を増強すべく船団を送るが、
『地獄街道』とアメリカの船乗り達から嫌われる程危険な航路と化しつつあったため、更に多数の船舶が海の藻屑へと成った。
だが、それでもミッドウェーに続き次はハワイに日本軍が上陸してくる。
そう確信したアメリカは増援を止めるわけにもいかず、さらに自給できない環境ゆえに定期的に船団を送らなければならない。
駆逐艦で編成された高速輸送部隊すら送り込んで何とか必要な資材を運びこび(日本側はこれをワシントン急行と呼んだ)
現地では懸命に要塞化を進め、西海岸のサンディエゴで閉じこまった太平洋艦隊も出撃に備えて準備を整えていた。
太平洋艦隊には完成したばかりの『エセックス級』空母3、『アイオワ級』戦艦1が増援として来るが、
人員こそ定数を満たしているが熟練度についてはお寒い限りで、日本海軍を相手するには甚だしく役不足である。
そのせいで、新たに太平洋艦隊司令長官へ就任したチェスター・ニミッツ大将は手持ちの戦力の少なさと議会や大統領圧力に頭を悩ました。
なお、合衆国海軍の人事は大西洋艦隊司令長官のアーネスト・キング大将がミッドウェー海戦で重傷を負い退役。
太平洋艦隊司令長官兼合衆国艦隊司令長官のハズバンド・キンメル大将は艦と共に運命を共にして戦死。
ゆえに、合衆国艦隊司令長官はロバート・L・ゴームレー大将、海軍作戦部長はハロルド・スターク大将が復帰する形で就任。
合衆国艦隊司令長官:ロバート・L・ゴームレー大将
海軍作戦部長 :ハロルド・スターク大将
太平洋艦隊司令長官:チェスター・ニミッツ大将
ウィリアム・ハルゼー中将は太平洋艦隊を再編して結成した第3艦隊司令長官に就任。
キンメル大将に艦から下ろされ生き残ってしまったウィリアム・パイ中将は大西洋艦隊の指揮に当たっている。
そして、予想される日本のハワイ攻略の対応するには絶望的な戦力差が存在していた。
いっそ、ハワイを見捨ててしまうか?
という意見が出されたが、何が何でも侵攻を阻止すべしとロング大統領のご高説のせいでそれも無理だ。
そのため、出で来るであろう輸送船団を一撃離脱で襲撃することを計画し、不安と共に準備を整え、彼らは来た。
1943年4月28日、日本海軍は『Z号作戦』を発動。
一度ウェークから前進しあたかもハワイへ進撃するように見せかけると、
南太平洋を経由して日本本土から見てほぼ地球の裏側であるパナマ運河まで辿りついた。
使用可能な空母13と戦艦7超甲巡2を全力で投入してここまで来るために膨大な数の高速タンカーを必要としていたが、
嶋田繁太郎の献身的な犠牲のお陰でで戦前から数を揃えていた上に
(※参考本編3話:「高速タンカー整備もあわせれば、かなりの経済効果が見込まれます。何とか予算を融通して貰えませんか」)
足摺型補給艦に洲崎型補給艦が付随していたのと、満州の油田が開発されていたお陰で史実の日本なら出来なかったことがここでは可能であった。
8 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:16:41
戦艦
『陸奥』
『伊勢』『日向』
『鞍馬』
『金剛』『榛名』『比叡』
超甲巡
『富士』『新高』
空母
『隼鷹』『飛鷹』
『翔鶴』『瑞鶴』
『天城』『赤城』
『蒼龍』『飛龍』
『大鳳』
『紅鳳』『海鳳』『瑞鳳』『祥鳳』
本土で修理中
戦艦
『長門』『伊吹』
『扶桑』『山城』
空母
『龍鳳』
沈没
『霧島』
他に記す事として巡洋艦『大淀』『仁淀』の大淀型2隻には対潜ヘリを搭載、
空母『大鳳』には時速726kmのターボプロップエンジン搭載の『烈風改』が配備されている。
史実を知る人間からすると信じられない事ばかりである、
前世でも空母『大鳳』の艦長でもあった菊池朝三大佐等はついに歴史が未知のものへと変化したことを実感した。
そして、パナマ運河は攻撃は電波妨害と共に第1波が即座に運河の水門を破壊すると、
第2派がダムそのものを破壊すべく100式地中貫通弾を参考に新たに作った航空爆弾を多数投弾しこれを破壊する。
それだけにとどまらずガトゥン湖を挟んで存在していた港湾施設を徹底的に破壊し、通過中の船舶も問答無用に攻撃した。
結果、3派700機の嵐のような一撃が過ぎ去った後に残されたの光景は、
炎上する港湾施設の炎を背景に、ダムごと破壊されたせいで干上がった湖に多数の船舶が擱座する悪夢のようなものだった。
船舶の損害は海上航路の要所を襲撃されたため、この攻撃だけで50万トン単位の船舶が一瞬で消滅。
運河もダムごと破壊されたせいで10年単位で建造しなければ復旧は不可能と判断させる被害を与えることに成功した。
アメリカも警戒はしていたが次はハワイ、という先入観があったのと、
有力な艦隊が存在せず、周辺警備も潜水艦が出没していたため対潜重視で基地航空隊も奇襲攻撃で壊滅してしまった。
パナマ運河壊滅の報を受けてウォール街では戦時好景気にも関わらず株価は大暴落、海運業者と保険屋の間で俄かに紐なしバンジージャンプが流行る騒ぎになる。
日本海軍はアメリカの騒ぎを余所に一度陸から離れて北上しあらゆる輸送船団を次々と血祭りに上げていく。
『まさか、ハルゼー台風を自分たちが、それも米本土でするとは』そう史実の転生者は思わず回想する程の激しい攻撃を繰り出した。
9 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:18:02
ある船団に至っては戦艦による水上砲撃戦に水雷戦隊の突撃と絶望的な戦いを挑まれ、
『合衆国海軍は何処にありや、繰り返す、合衆国海軍は何処にありや、全世界は知らんと欲す』と今日でも有名な悲壮に満ちた電文が出された。
ジャップに満々と一杯食わされた上に味方の悲惨な状況にハルゼーは帽子を床に叩きつけて踏みにじり、怒り狂った。
本人は直ちに反撃をしたかったが、頼りの『エセックス級』空母は3隻のみで練度は極めて怪しく、戦えば必ず負けると確信していた。
同じく怒り狂ったロング大統領は直ちに反撃を命じたが、海軍首脳部の必死の説得で艦隊の戦力温存が図られた代わりに陸軍機による反撃を企画。
陸軍機の対艦攻撃力の低さと日本の艦隊防空力の高さを痛感したカーチス・ルメイ大佐の肝入りで夜間雷撃訓練を施した、
ジミー・ドーリットル大佐率いる『B25』がカリフォルニア州のエルウッド石油製油所を攻撃していた日本艦隊へ夜間雷撃を敢行。
他にも本当にアメリカ本土防衛のための兵器として参加した『B17』等四発機も合わせて400機以上の航空機が夜襲を試みた。が、元々夜間攻撃の難しさと、数百門に及ぶ高角砲と数千の機関砲、夜間戦闘機、何よりも電探による照準と組織的な防空システムを前に壊滅。
とはいえ駆逐艦数隻を沈め巡洋艦2隻を大破、
戦艦『陸奥』中破、戦艦『比叡』大破、新鋭空母『大鳳』を中破に追い込んだのは流石と言うべきか。
しかし、夜を照らす砲火や至近弾、照明弾が指揮官のドーリットル大佐にして「大型艦船撃沈撃破19隻!」と戦果を誤認してしまい、
軍の理性派が懐疑的な疑問を口にする前に気を良くした大統領が国民向けにこの勝利を宣伝し、太平洋艦隊に追撃を厳命。
夜間攻撃の難しさを熟知していたニミッツとハルゼーの2人は可能な限り索敵機を飛ばし慎重に捜索した所、
案の定というべきかそこには、今や世界最強と成りつつあるインペラル・ネイビーが変わらぬ姿で存在していた。
単発機が洋上にいる事から付近に空母機動部がいる事を察知した日本は直ちに索敵を開始、
大急ぎ陸地へ遁走するアメリカ太平洋艦隊であったが、とうとう捕捉されてしまいここに絶望的な戦いが始まった。
この時の太平洋艦隊の戦力は
空母
『エセックス』
『ヨークタウンⅡ』
『レキシントンⅡ』
軽空母
『ベロー・ウッド』
戦艦
『アイオワ』
『ワシントン』『アラバマ』『マサセッチュー』
修理中
『エンタープライズ』
10 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:18:49
艦載機の7割を戦闘機で固めたエセックス級空母から続々と直援機が上がった、
が、第一波300機をほぼ戦闘機で固めてぶつけて来た日本側と熾烈な航空戦が展開された。
空母『大鳳』にはアメリカ本土に近付くこともあって事前に艦載機100機を全て『烈風改』にしていたせいで、
F6Fと性能差で押し切られた上に、CICで誘導し効果的な防空システムが展開したと言えども搭乗員の熟練度は負けていた。
何もかもミッドウェーでの敗北の尾を引きずっていたのであった。、
空いた穴に爆弾やロケット弾を抱えた『流星』が切り込み、防空輪系陣の外環にいた駆逐艦、巡洋艦を叩きつぶす。
第1波が去った後には、主力艦こそ無傷だが外環の駆逐艦、
巡洋艦から黒煙が立ち上り、戦闘機の損害も自分たちよりも多い戦闘機をぶつけられて酷い物であった。
本土に救援を求めたが航続距離と時間の関係上ギリギリ間に合わず、やがて第2派200機が殴りかかってきた。
真っ先に空母『エセックス』に魚雷4、爆弾3が命中し大破炎上。
『ヨークタウンⅡ』には魚雷1、爆弾2で中破し、多数の至近弾で浸水が発生、傾斜する。
『レキシントンⅡ』は魚雷2で操舵装置と機関を損傷、動きが鈍った所で魚雷4、爆弾6の蛸殴りに合い沈没。
軽空母『ベロー・ウッド』は自爆機1の突入と、爆弾3、魚雷2で航行不能、大破し後に自沈。
戦艦『ワシントン』は爆弾3、魚雷3で中破、戦艦『アイオワ』は新鋭艦らしく凶悪な対空火力を誇っていたが、
今年の2月に出来たばかりで練度にかなり不安であったが、数合わせのため連れて来たが案の定というべきかダメージコントロールに失敗し大破。
第2派が過ぎ去った後にはアメリカ太平洋艦隊は敗残兵の集まりに堕落し、次こそ全滅してしまう。
そう誰もが考え、空を見上げたが何時まで経っても次の攻撃はやって来なく、本土からのエアカバーの下で全力で撤退。
日本側の好戦的な人間は第3次攻撃続行を主張したが、指揮官の小沢は一定の目標を達成した上に、
ここがアメリカ西海岸あること、一連の行動で弾薬機材の消耗が激しい事を根拠に舵を日本へ向けて西海岸での作戦を終了した。
こうして、アメリカ太平洋艦隊は空母2の沈没、1大破、1中破。
戦艦1中破、1大破と1月に続いて主力艦艇の打撃を被っただけにとどまらず、
パナマ運河が破壊されたせい海運が破壊された上に、空母13による通商破壊で損失した船舶はこの数週間だけで120万トンを記録。
東海岸の造船所が今やアテにならない以上、ハワイへの補給どころかしばらく西海岸での船舶の航行を自粛するしかない程の損害であった。
燃料の供給もカリフォルニアの製油所が空襲で破壊されたせいで、テキサス油田があるとはいえ当分燃料製造計画は混乱せざるを得ない。
それだけではない、空母艦載機パイロットと水兵の損害も深刻だ。
陸軍も遠距離洋上飛行が可能な重爆撃機のパイロットに、夜間飛行可能なベテランも大損失を受けている。
主力艦艇の修理と再編成も加えると、関係者は発狂したくなるような気持ちであった。
そして、夢幻会は次の一撃、さらなる攻勢として夏に『星一号作戦』を発動すべく準備を整えつつあった。
11 :第三帝国:2013/12/19(木) 22:29:39
以上です、
相変わらずご都合主義ワロスワロスと言いつつも、
架空戦記を皆さんで楽しんでいただけたら幸いです。
さて、これでアラスカ上陸の際に邪魔な太平洋艦隊は激減、
おまけに派手に西海岸で暴れて頂いたお陰で戦力は西海岸へとリソースを配分してしまい、
アラスカ上陸を妨げる戦力は少なく、スムーズにいくでしょう。
では、次回もよろしくお願いします。
最終更新:2014年01月23日 11:25