466. ひゅうが 2011/12/17(土) 16:08:14
>>430-431
  
>>439-442
  の続き

※サイキックな戦闘が書けない・・・というわけで書いたものを消して結末だけ投稿。尻切れトンボでごめんなさい。


エピローグ――同  帝都某所  MMJ秘密集会場


「恐るべき事態・・・でしたな。」

「左様。『リ○グ』の原作の通りなら、このままでは天然痘ウィルスと融合し『リングウイルス』が誕生してしまうところでした。」

「しかも、貞○って、もとは仮想世界の中の人間では?というか我々が転生し憑依したこの世界も仮想世界――」

「なんだかグロブローとか列島軍とかいう単語がちらつきそうになるからやめよう。辻さん、結果はどうなったんですか?」

夏コミ反省会の席上、「お宝」を見てにやけるMMJ神祇院支部の同志たちを前に「魔王」辻正信は頷いた。
ちなみに奥の方で貞子たんはぁはぁとか、のろまーすと連呼していた連中は辰宮洋一郎の教育的指導と某「口先の魔術師K」ばりのマシンガントークで悔い改めている。

「今回の一件、加藤君の活躍で何とかことはおさまりました。さすらう神には海に御帰りいただきましたが、山村千鶴子の壊れた精神が元に戻るわけでもなく、生まれた子をどうするわけでもありません。」

「それより大事なことなんですが、貞子タソは原作版のふたな○ですか?それともドラマ版の某ごくせ○の人風です――」

辻の目にもとまらぬ一撃でハァハァいっているのは吹っ飛び、MMJ公序良俗擁護班に連行されていった。

「貞子嬢を穢れた神の依りましにすることは避けられました。生物学的には微妙なところですが、彼女は人間ですよ。」


辻は思った。
今生きるこの世界が「リ○グ」のような仮想世界だろうと知ったことか。
今ここに生きている我々にとってはそれでも現実世界なのだ。まぁあの蛭子殿は生みの親に任せるとして。

「今回の件で、加藤君が預かって育てたいと言っています。山村千鶴子に頼まれたそうですが。
むろん、未来のよきヒロインを害することを考えるヨコシマなものはいませんね?」

MMJの面々が頷く。

「伊熊平八郎に任せていたら最終的に井戸へドボンですからね。」

「左様。大賛成です。」

「よろしい。」

満足げに辻は頷いた。
このMMJの一員たる資格は、ただ「紳士である」ことだ。そして紳士はこの手のことに手間と労力は惜しまない。

「では、彼女に任せましょう。すべては――」

「「「貞子たんの笑顔のために!!」」」

こいつら大丈夫か?という感想を抱くかもしれないが、これはこれで平常運転である。
しかも、揃いもそろって能力が高いから始末に置けない。

とまれ、生まれたばかりの山村貞子に、「過保護なおじさま」達ができたのだけは確かだった。
467. ひゅうが 2011/12/17(土) 16:12:30
その1  
>>430-431
  その2
>>439-442
飛ばして末尾  
>>466-467


【あとがき】――戦闘書いては消し書いては消しをしていたら書けなくなってしまうところでした。
ですのでその前に結末部分を投稿いたします。
本当は憂鬱世界の成り立ちや憑依とかのネタにも触れたかったのですが、これが私の限界のようです。
真面目な話書いていたらMMJに最後もってかれただけのような気も(汗

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年01月01日 00:22