328 :名無しさん:2013/12/29(日) 12:28:02
絶対に勝てないなら友好関係を築くしか生き残る道は無い。
あのブリタニア相手に友好関係?どうやって?

悩む転生者達はブリタニアの有り様が原作と違うことに気が付く。

やれるかも知れない。
やらずに後悔するよりもやってから後悔した方がまだいい。

ブリタニアと友好的に付き合っていけないかと模索しつつ原作通りになる未来に備えて各種の技術開発と日本の国土を拡大させていく。
その途上である一九三〇年代?に二隻の客船が絡んだ何らかの事件が起きる。
あれよあれよという間に両国の関係は緊張状態に。

やがて開戦。太平洋戦争勃発。
圧倒的物量で来るブリタニアに対し、無限の資源と先進技術の数々を駆使して一進一退の攻防を繰り広げる日本。
両国が決め手を欠くまま約一年間の消耗戦へと突入。
この間に日ブの隙を窺っていたオセアニアが動き南太平洋のほぼ全域を手中に収める。

一年後、日ブ停戦講和。

嶋田祖父、この戦争で大活躍。ブリタニアでもその名を轟かせる。
ブリタニア、自国に正面からぶつかって一歩も引くことなく互角に戦った日本に驚きと賞賛の声。
正々堂々とした強者には敵であろうと敬意を抱くブリタニアの精神が良い方に働く。
共に戦争を望んでいなかった両国の皇室や政治家たちが日ブ友好関係構築を早期に実現させようと動きを加速させる。
戦争原因となった事件の詳細を徹底的に調べ上げ、見落としがなかったかを両国で共同調査。
嶋田父も二度と戦争にならないような体制を築いていこうと転生者たちや日ブ友好を謳う者達と歩調を合わせて関係改善へと乗り出していく。

日本代表となった嶋田父はブリタニアの皇室と個人的な友誼も結んでいき、その関係で息子の嶋田さんはシャルルやVVと知り合い友達に。
シャルル、VV、リカルド大帝の遺訓である信じられる誰かを嶋田さんや嶋田父に見た?
血の紋章事件でもこの遺訓を体現する者達がシャルルの周りを固めていた?
アッシュフォード、クルシェフスキー、ヴァインベルグ、シュタットフェルト、ソレイシィ、ヴェルガモン、アールストレイム、ジヴォン、ゴッドバルト。
名だたる貴族とその傘下の家々から強固に護られていたシャルルは彼らと共に嘘のない世界ではなく「平穏な世界」を作っていきたいと考えたか?

リカルドの遺訓と信じられる誰かの存在が嘘のない世界を作ろうと考えていた二人を変えていく切っ掛けとなり、まだ僅かに残っていた原作へと至る道を完膚無きまでに消し去ってしまったのやも。

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最終更新:2014年02月22日 16:59