402 :名無しさん:2013/12/30(月) 16:13:18
こんな風刺画があったりして。

騎士「我が友よ。何故そのように仕事ばかりしているのだ?」

武士「有り体に言えば仕事するのが楽しいからだ。あと、仕事と努力を怠ればお主が直ぐに追いついてくるであろう?」

騎士「そう言わず共に歩こうぞ。かつては死合ったこともあったが今の我らは家族のような間柄ではないか。我の友、家族と呼べるのは貴公しかおらぬ故にそう先々を歩かれたら寂しいぞ」

武士「お主には悪いが力と体力は負けていても、武士として技量だけは負けるのは疎か追いつかれるわけにもいかぬのだ」


一つ屋根の下で住まう武士と騎士が豚肉を中心とした鍋をつつきながら話をしている図。
描かれている豚肉は二人のもう一人の友人、二人の家に間借りしている流れの騎士が獲ってきた物でお裾分けで頂いた物。
一応狩りの手伝いをしたことから多めに貰っている。

武士と騎士が住む家の外では武闘家と武闘家崩れの盗人とその手下のチンピラが睨み合いをしている。

武闘家「この泥棒めが!私から奪った土地を帰せ!」

元武闘家「黙れ!貴様が出て行けと言うから出て行ってやったんだ!言うとおり出て行ってやったのだから土地の一つや二つでガタガタ騒ぐな!」

チンピラ「そうだそうだ!大体お前の流派の発祥は俺の家の流派だ!それをお前の家が盗ったのではないか!それに対する謝罪と賠償をしてから物を言え!」

武闘家「誰が古来より続く我が家の拳法がお前の家発祥だと言っているんだこの嘘つきめが!」


南側の家では武士と騎士の家の庭先にいる鶏を何とかして手に入れたいと様子見している海賊の姿。

海賊「くそ~、あいつ等あんなに多くの鶏を独り占めしやがって。盗ってやろうにも彼奴等は強すぎるからな。この間一羽だけ抱え上げた瞬間武士の奴にボコボコにされたし、俺だって弱ェ訳ねえってのになんで彼奴等あんなに強いんだよクソッタレ!」

そして豚の群れを追って狩りを続ける武士と騎士の友人である流れの騎士。

流れの騎士「今日も活きの良いやつが獲れたな。持って帰って三人で喰うか」

活きの良い白豚「ばたんきゅう」

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最終更新:2014年02月22日 17:01