917 :ハニワ一号:2014/07/07(月) 20:42:16
まえがき
夢幻会が史実戦前昭和に転生したルートです。
このSSは好都合主義や火葬戦記的な描写が入っていますがご容赦ください。

918 :ハニワ一号:2014/07/07(月) 20:42:52
戦後夢幻会ネタSS――前史「伝説の始まり」

1941年12月 アメリカ合衆国

(くそっ!忌わしい日本人どもが先手を打つ以上は我が軍の被害が出ることは覚悟していたが、まさかここまで壊滅的な被害が出るとは・・・。)

1941年12月7日(日本時間で12月8日)大日本帝国が米国に宣戦布告して始まった戦争はアメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトにとって人生最悪の日々をもたらし、ルーズベルト大統領の心身に大きな疲弊を与えていく事になった。

(忌わしいことに卑怯なだまし討ちと宣伝しようにもすでに真珠湾奇襲前に宣戦布告がなされている。だまし討ちと宣伝しても効果は薄い。しかも日本は植民地解放のための戦いと全世界に宣言している。早いところ何とかせねばならないが・・・。)

ルーズベルトが何とかしようにも米太平洋艦隊は壊滅し、真珠湾は使用不能の状態に置かれていた。日本軍の真珠湾奇襲によって真珠湾は大量の重油による大火災によって焼き払われ、米戦艦部隊は壊滅、「エンタープライズ」「レキシトン」の米空母2隻が撃沈し、米空母を護衛していた艦艇も撃沈破するなどアメリカ太平洋艦隊は壊滅したのだ。それだけでなく、ドッグ入りしていた「ペンシルヴァニア」の誘爆による爆沈はドッグに大被害を与え真珠湾の機能回復を遅らせることになる。

現在、アメリカ軍は混乱の状態にあった。
命令も錯綜して出されて「サラトガ」がハワイ救援のために緊急出動し、太平洋艦隊壊滅という衝撃的な事態に西海岸防衛のために大西洋艦隊から緊急に大量の艦艇の回航命令出されることになる。
(なお、緊急出動した「サラトガ」は予測して待ち構えていた日本潜水艦部隊によって撃沈されることになる。)

この真珠湾奇襲によってアメリカ海軍は大量の艦艇と人材を一気に失い、水兵不足に悩む事になりこの後の戦争の行方に大きな影響を与えることになる。
アメリカ海軍にとっての苦難は真珠湾だけに終わらず戦争の最後まで続く事になる。

919 :ハニワ一号:2014/07/07(月) 20:43:34
1941年12月 大日本帝国

「嶋田さん、南雲さんはよくやってくれましたな。真珠湾は炎上し戦艦部隊は壊滅した。それ以上に大きいのが史実では沈められなかった米空母2隻の撃沈に成功した事ですよ。」
「ええ、序盤のボーナスタイムを有効活用してこの後の戦局を有利に進める。米空母撃沈という目標が達成できてほっとしていますよ。あとはサラトガですが。米空母温存のために出動しない可能性はありますが念のために潜水艦部隊を予想される進路にはりつけています。」

大日本帝国首相と陸相、参謀総長を兼任する東條英機と海相と軍令部総長を兼任する嶋田繁太郎が会話していた。

「それにしても自分が史実東条に転生して嶋田さんと同じような立場になるとは思いませんでしたよ。」
「同じ経験者をした先輩として支えますので安心してください。東条さん。」
「ハハハ。頼りにしますよ。嶋田さん。」

嶋田や東条は史実戦前昭和に転生し史実嶋田や史実東条になっていたのだ。他の夢幻会も同様に史実の本人に転生していた。
「大蔵省の魔王」である辻政信は「作戦の神様」に華麗なジョブチェンジを果たしていた。

史実戦前昭和に転生した夢幻会は昭和初期に一気にまとまって大量に転生していれば歴史が変わった可能性もあったが戦前昭和の異なる時期にバラバラに転生したために満州事変や日中戦争を阻止することはできず、太平洋戦争に向かいつつある歴史の流れを止めることは難しかった。そのため彼らは少しでもより良い条件の元で太平洋戦争を戦い抜き「栄光ある敗北」を実現するために動き出すことになる。

前の世界ほどの規模ではないが夢幻会の動かせる範囲での資金を使っての世界恐慌などを
利用しての金儲けや苦労したが戦闘機無用論を阻止し、大和などの艦船に未来知識を取り入れた設計やノモンハンではソ連に史実以上の大打撃を与える事に成功するなど昭和日本を強化していく事になる。

そして彼ら夢幻会の努力は報われ太平洋戦争の日本軍の活躍は伝説となり、敗北続きのアメリカ海軍の能力不信とアメリカン・ボーイズをこれ以上死なせることはできないと敗北続きで心労がたまった事が原因で急死したルーズベルト大統領の後を継いで新大統領になったウォレス大統領の決断による1944年の連合軍との停戦を実現することになり、西側の共産主義の防波堤として西側に組み込まれて日本の戦後を大きく変えてゆくことになるのである・・・。

920 :ハニワ一号:2014/07/07(月) 20:44:13
あとがき
というわけで夢幻会が戦前から準備したおかげで日本軍は最初から暴れまくっています。
夢幻会は他のSSのように少壮将校や若手官僚に転生ではなく憂鬱世界と同じように高位の立場を用意し準備期間も用意しました。
そのおかげで戦争序盤による「エンタープライズ」「レキシトン」そして「サラトガ」の米空母3隻の撃沈に成功するという望外の幸運に恵まれる事になります。
そして史実のミッドウェーで沈むはずだった赤城、加賀、蒼龍、飛龍の4隻の正規空母が健在でマリアナ沖海戦に参加して戦局に大きな影響を与えることになります。
時間があったらこの世界のマリアナや戦後の日本や世界情勢のSSを書いてみたいですね。
最終更新:2014年07月09日 21:00