注意)キャラ崩壊があるかもしれない?
エイラの朝は規則正しく時間通りに起床する。
これは、エイラのオバ様である九曜葛葉の教育のおかげでもある
ただ、時々、夜間訓練から帰ったサーニャによって、起こされることもあった
この日のサーニャはいなかったようで、素早く服を着替えて部屋を出る
食堂に向かっていると後ろから
「あ、エイラさん!おはようございます!」
「オウ、ヨシカおはよう。今日もいい天気ダナ」
「ええ、洗濯物が干せます!」
「バーカ、いい訓練がデキルという意味ダ」
「えー!!毎日、そればっかですよ~!」
こうして、楽しく会話していると、突然エイラは背筋が冷えた
「ウオ!」
「どうしたんですか?」
「イヤ、急に寒気がしてナ」
「風邪ですか?」
「こんな南国ブリタニアでか?」
「えー・・・十分寒いですよう」
二人は、首をかしげながら歩いて行く
二人があるいていた廊下の近くの角には、一人の女性がギリギリと歯を噛みしめて
手は廊下の角を握りつぶさん限りに握りしめていた
「ギリギリ・・・・・よくも・・・私の妹を・・・とったなあ・・・」
この女性は皆さんご存知のゲルトルート・バルクホルン大尉である。
カールスラント軍人であり、ネウロイの侵攻で故郷を失ったが、恩人の御蔭で家族は無事に安全な場所に移すことはできた
しかし、軍隊というのは、なかなか休暇は取れないものであり、バルクホルンは何と三年間も取れず
妹のクリスと会えなくなっていたのである
そんなバルクホルンは妹クリスと会えなささが高じて、シスコンとなってしまったのである
そんな、バルクホルンの前に宮藤芳佳が来た事は彼女にとっては福音であった
クリスと何処となく似ていて、幼い感じが彼女の琴線に触れたのだ
(ああ・・・妹にして可愛がりたい・・・さあ!私をお姉ちゃんと甘えてこい!!)
そんな気持ちでいたのに、宮藤芳佳はバルクホルンを頼らなかったのである
代わりに頼ったのはエイラであった。彼女は以前から友好があったそうで
芳佳と一緒にやって来たサーニャと仲睦まじく、姉妹の様であった
この様子にバルクホルンは、エイラを最大の敵に認定された。
主にシスコン的な意味で
こうして、バルクホルンはエイラに親の仇と言わんばかりに、目の敵にされたのある。
バルクホルンはいつの日か、芳佳からお姉ちゃんと呼べる日は来るのだろうか?
終わり
やりすぎましたかね?自分にとってのバルクホルンさんのイメージはそんな感じです
次のネタが思いついたら書きたいと思います
最終更新:2014年08月27日 12:43