劇場版ルーデルネタ
「・・・・可笑しい。静かすぎる・・・」
第二急降下爆撃航空団師団長ハンナ・ウルリーケ・ルーデル大佐はポツリとつぶやく
501統合航空団のガリア解放を発端に欧州を破竹の勢いで解放していったが、その敵であるネウロイが突然姿を消してしまったのだ
最初は、罠か?と経過したが、姿を見せないことから、大勝利に終わったと信ずる者が多かった。
「それにしては、ネウロイの巣がまだあるし、カールスラントも解放してない。それなのに勝った気で居るとは・・・」
そう、ライン河で防御線を構築しているが、前線の兵士達は浮かれていて、警戒が薄いと聞く
ルーデルが所属している航空団も幾人かが浮かれているのが分かりだった。特に扶桑から来た魔女はサボりまくりだ
「ふむ・・・・演習するか」
私は、この根性をたたき直す為に、整備士責任者を呼んで、翌日に抜き打ち演習を行うから
ストライカーと武器を全て整備してくれと頼む。整備士責任者はお任せ下さいと敬礼して出て行った。
ふむ、出来る部下がいて私は幸せ者だ。
そう思いながら、コーヒーを飲む
まさか、翌日あんなことになろうとは思わなかったルーデルだった・・・・
廊下を走る走る走る、そして、部屋を蹴り破ったルーデルは大声を出す
「状況はどうなってる!?」
「はっ!前線からネウロイが急激に侵攻して来たそうです!次々と連絡が途絶えており、恐らくは・・・・」
「くっ!警戒していながら、これか!それで、ネウロイの規模は?」
「通信状況が混乱していますが、場所は前線の全てで、大規模であると推測されます。ただ・・・」
「何だ?報告は明瞭に」
ルーデルはいらいらとしながら聞く
「はっ!通信が途絶えたと先ほど申しましたが、それが妙なんです。攻撃によって途絶えたなら何度も聞きましたが
この通信は報告をしている途中で、プツリと切れたんです。まるで、通信を妨害してるかのようでした」
「ふむ・・・生存者がいる可能性があるな。隊員を集合させろ!」
ブフリーングルームに隊員が集合する。ふむ・・・アイツもサボらずに来てるな
「話は聞いていると思うが、ネウロイが大侵攻してきた。前線は恐らく崩壊中だ。その善戦を援護する為に出撃する
しかし、無線が通じない為、前線からの情報は期待するな。また、ネウロイの規模不明だ。そこで、索敵攻撃する。
地上攻撃班と空中援護班を二人ずつ、四人一組となって出撃。くれぐれも無茶だけはするな」
「隊長も行かれるのですか?」
「当然だ。待ちに待ったネウロイを殺れる機会だ。このチャンスは逃すつもりはないよ」
)))
そして、ルーデルはコソコソと出ようとする魔女をポンと掴み
「と言う訳で、一緒に行くぞ!杏!」
「嫌でヤンスウウウゥゥゥゥゥーーーー!!」
こうして、彼女らの活躍によって、前線の崩壊は防ぐ事が出来、後に感状及び勲章が授与された
特にルーデルはその日だけでも300体以上破壊し、大型母艦も破壊したが、状況が混乱していた為、母艦型入れて30体破壊したに留まった
こうして、彼女達の反撃が始まった・・・・
最終更新:2014年08月27日 13:30