四○艦隊さんのしぶりん世界観です。秋月涼はここのルート限定でお願いします。
64さんのルーデルを使ってみました


とあるテレビ局
そこに一人のアイドルが出て行った

「はあ・・・・オーディション落ちちゃったよ。これでは、イケメンアイドルになるにはまだ遠いなあ」
彼は秋月涼。イケメンアイドルを目指して頑張っているアイドルであったが、彼には秘密があったのです





それは・・・・女装をしている事なんです(笑)
どうしてこうなったのかは、調べてねw


「でも!ライバルのアイドルといいとこまで行ったんだ!僕も頑張れば勝てたんだ!
よーし!頑張ってレッスンするぞー!!・・・・・・・ん?」
と、涼が気合を上げていたその時、テレビ局から出て行ったアイドルがいた。そのアイドルは・・・


「ルーデルさんだ。お仕事終わったのかなあ?」
ハンナ・ルーデルであった。彼女はドイツ系日本人で、業界では知らぬ者はいない有名なアイドルであった
交通事故により、鼻の下に横一文字の傷が付いているが、彼女はそれにめげることなく、アイドルの仕事を続けている
彼女の頑張りに「もう一度頑張れる勇気が出ました!」「恥ずかしがらずに堂々としようと思っています!」などと
多くの感謝と共にファンが着いたのである

その人気は、渋谷凛と二分しており、もうすぐSランクに届こうかとしていた

「ルーデルさんっていつ見てもイケメンだなあ」
ルーデルの顔に傷が付いているが、彼女の美貌を損ねるものではなかった。むしろイケメンさが上がり、黄色い声が増えたものであった
涼も彼女の様なイケメンアイドルになりたいと目標にしていたのである



と、ルーデルは不意に涼を見た。涼が?マークを付けていると
「そこの少年、見つめてもサインはしない主義だからやらんぞ」
「ギクッ」
涼が体をビクッとする


「な、ななな、なんのことでしょう?わわわ、わたしは少女ですよ?」
「?可笑しなことを言う。君はじょそ「ぎゃおおおおおおん!!」」
涼はトンデモない事を言い出しそうになったルーデルを引っ張ってその場を後にする





近くの公園まで連れて行って周りに人がいないことを確認すると
「すいません・・・・突然ここまで引っ張ってしまって」
「なに、構わんさ。いい運動になった」
「どうして、僕が女装だと分かったのですか?」
「うーむ・・・・それといった事は無いのだが・・・・強いて言えば勘だ!」

その場の空気が固まった
「か・・・・勘ですか?」
「馬鹿にしたもんじゃないぞ。直感に従うと正解に辿り着けるものだ」
「はあ・・・」
「所で、女装をしている理由を教えてくれないかい?それと君の名前も」
「僕の名前は秋月涼と言います。実は・・・・」

涼は話をした。男らしくしたいのに、女装アイドルになってしまった事。その秘密を守らないといけない事
イケメンになりたいのに、あなたに憧れていたと諸々の話をする

「どうしてこうなるんだよ~」
涼は泣きそうになった

それを聞いたルーデルはふむふむすると尋ねる
「君の所属は876プロだったか?」
「えぐえぐ・・・・うん?そうですが?」
「ちょっと外すぞ」


ルーデルは涼から離れて携帯電話を取り出して、どこかと連絡を取る
暫くして、戻って来た

「喜べ、君を一カ月レンタル移籍で私の事務所に来る事になった」
「え、どういうことですか?」
「何、君をイケメンアイドルを手伝いさせようかと。暫く私と一緒に行動するとよい」
「ホントですか!?よろしくお願いします!」
「うむ、いい返事だ」

その後、事務所に連れて行き、社長とPが紹介された。
ただ、その憐みを見るかのような目を涼は気付く事は無かった。




そして、涼は地獄を知ることになった





―――午前5時
惰眠をむさぼっていた涼にルーデルがズカズカと部屋に入り込むと蹴り飛ばす
「痛い!何ですか!?」
「起床だ!アイドルは体が基本だ!これより走り込みに行くぞ!」
「え!えー!ちょ・・・ちょっと待って下さーい」
1時間走り込みを終えた後、ラジオ体操をして、牛乳を含む朝食をとる


―――午前中
「ほら!腕が上がっていないぞ!あと、大きな声に笑顔!」
「は・・・はい!!」
午前中いっぱいにレッスン
ただし、休憩時間は10分のみ


―――お昼
「スツーカに跨って 貴方に急降下~♪」
「ぎゃおおおおおーん!おろしてえええええ!!」
コンサートライブに出演、ただし飛行機に乗りながら急降下登場


―――移動中
「アイドルたるものは学力も身につけなければいけない」
「だからといって、難しすぎでしょ!?」
車内で勉強。ただし、超難問


―――夜
「第二次世界大戦でドイツの急降下爆撃機と言えば?」
ピンポーン
「Ju-87のスツーカだな」
「正解でーす!ゲストの涼ちゃんも頑張ろう!」
「はーい(戦史なんて勉強してないよおおおおおお!!)」
テレビ撮影、ただしミリオタ系が濃い番組である


―――深夜
「PN72さん、ルーデルさんのような乳に憧れます!どうしたら、私もなれますか?」
「ふむ・・・それといったコツはないのだが、強いて言えば毎朝ラジオ体操と牛乳を飲むことかな?」
「なるほどー涼ちゃんはどうですか?」
「え、えーと・・・・毎日揉むことかなあ?(際どすぎるよおおおおお!!)」
生ラジオ放送、ただし女性関係のネタが多く涼ちんの理性がヤバシ


―――午前2時
「ようやく・・・帰れた・・・」
涼は激動の初日でバテテいた

(でも、ライブをやったから明日は休みの筈?)
涼はそう思っていたが、ルーデルによって破られた

「秋月、明日も5時に起きて、走り込むぞ。更に一日中仕事が入っているから覚悟しとけよ」
「え・・・・えーと・・・休みじゃないのですか?」
「何を馬鹿な事を言う。ファンが待っているのに休んでいられるか!休みなぞ無い!」


涼はようやく、トンデモナイアイドルと付き合ってしまったことに気付いた
だからと言って逃げ出す事は出来なかった


「ぎ・・・・ぎゃおおおおおおおおおん!!」
涼ちんははたして生き延びる事が出来るか?



終わり

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年08月28日 10:47