2. earth 2007/07/10(火) 00:35:20
壮絶なネタバレ(?)を含みますので、それが嫌な人は読まないでください。

うそ予告
大日本帝国、ハルケギニアへ

  1940年、大日本帝国は第二次世界大戦の準備に取り掛かっていた。ただしその準備は予定とは異なっていた。

夢幻会も予期し得なかったハプニングの連発、いや正確にいえば彼らのこれまでの行為によるリバウンドによって

日本は第二次世界大戦の早期終結がうまくいかないことが明らかになったのだ。

「遣欧艦隊は?」

「紀伊型空母2隻、長門型2隻を中心にした部隊の編成を進めています。司令官は南雲中将です」

「陸軍は?」

「山下中将を司令官とする第25軍の編成を進めています。ですが我が国だけではこれが限界です」

  いつもの会議室で夢幻会幹部は、一様に苦虫を噛み潰したかのような顔をする。

状況は悪くはない。何せ敵対勢力は太平洋にはなく、遥か大西洋にあるのだ。しかしここで最大の敵が正面に立ちふさがる。

「問題は予算と民意だ。手伝い戦では国民の支持は得られん。精々4年が限界だろう」

「米国の連合国側参加がないような最悪の場合は、『あれ』を使うしかないですな」

この言葉に大蔵大臣たる辻は顔をしかめる。『あれ』、そう日本が開発を進める原爆はあと3年で完成する。

それを使えば戦争にケリを付けれる。しかし世界で最初に原爆を、それも黄色人種たる日本が使えばどんな反応があるか……

「戦後の関係を考えると好ましくはないが……止むを得ないか」

そういって辻は天井を仰ぐ。だがそのとき、彼は信じられない物を見る。

「何?」

  突如として天井に『鏡』が浮かんでいたのだ。そして彼はさらに信じれないものを見る。

「きゃあ〜〜〜〜〜〜!!」

  そう悲鳴と共に落ちてくる桃色の髪の少女を。そして彼女は思いっきり辻の顔面に衝突した。

そしてそのとき、二人の唇が接触。辻の左手にあるルーンが浮かび、契約は結ばれた。
3. earth 2007/07/10(火) 00:35:55
かくして始まる奇妙な主従関係。

「よりにもよって私が使い魔になるとはね(というかマジであったのかゼロの使い魔の世界って)」

「煩いわね!  私だって平民を使い魔にしたくなんかなかったわよ!!」

  そしてそれを影で見つめる怪しげなメンバー。

「おのれ、辻政信!!  ルイズたんの唇を奪うばかりか!!  く〜!!  くぎみ〜の声で罵倒されて〜〜!!」

「新月の夜に諜報機関の暗殺部隊を送りつけてくれる!!」

「………牟田口中将、富永少将、自重してください」

疲れた声で嶋田は突っ込みを入れる。しかしここで彼にあるアイデアが浮かぶ。

「やれやれ……まぁ辻が独身だったおかげで問題はないか。それに、あのツンデレとくっ付いてくれれば俺の苦労が減る?」

嶋田はナイスなスマイルを浮かべて、同志を募る。そうルイズと辻をくっ付ける『ゼロの辻』計画の同志を。

そして『虚』の名がつく組織となり、彼らはルイズ親衛隊と壮絶なバトルを繰る広げることになった。

彼らの奮戦によって辻とルイズは多少なりとも接近するようになる。
4. earth 2007/07/10(火) 00:36:25
アホなイベントが進みつつも、始まる第二次世界大戦。しかしそれは夢幻会が予期していたものとは異なる展開を見せる。

日本は予期せぬ総力戦に借り出されることになったのだ。ここで彼らは予算という問題に直面した。  
  
そんな中、日本は日本近海に浮かぶ奇妙な雲を使ってハルケギニアに行くことができることをつかんだ。

そして彼らは多数の偵察機をハルケギニアに送り込む。そこで彼らはトリステイン王国がアルビオン軍の侵攻で危機に陥っている

状況を知る。

「やはり彼女がいなくなったことで、トリステイン王国はゲルマニアとの同盟に失敗したようだな」

原作を知るメンバーはこぞってうなずく。かといって彼らは援助をする気は皆無だった。

「ただでさえ戦時予算がいるのに、これ以上金が出せるか」

辻はそう呟いた。しかしルイズが単身でも祖国に戻ろうとする姿を見て、彼は考えを変える。

勿論、義による参戦など政府を納得させられない。よって彼はある計画を立案した。

「陸軍1個軍に、海軍1個艦隊を送るですと?!」

軍のメンバーは辻の意見に非難を浴びせるが、辻の説得によって彼らは納得した。

辻はトリステイン王国の危機を救うと同時に、現地で圧倒的武威を見せつけて、有利な貿易をしようとしたのだ。

さらにいえばトリステイン王国の錬金を使う魔法使い達に一定の金を練成させて予算の足しにしようとの意見を述べたのだ。

「異世界との貿易を独占できれば、この戦争で失った富を取り戻せる。そして莫大な利権になる。どうです?」

悪魔の誘惑のような辻の意見を受けて、政府、そして軍上層部での反対意見は消滅した。

そして日本軍はハルケギニアに降りたつことになる。
5. earth 2007/07/10(火) 00:38:35
「何なのだ、あれは!?」

ワルドは突然として現れた多数の飛行物体に唖然とした。何しろ彼らは歴戦のアルビオンの竜騎士を次々と撃墜していたのだ。

そしてアルビオン空中艦隊にも次々と彼らは襲い掛かり、瞬く間に戦艦を火達磨にして撃沈していく。

「お前達は一体!?」



  日本陸海軍航空隊によってアルビオン艦隊は殲滅。続いて九七式戦車(日本版T34)を中心とした機甲師団がアルビオン地上軍に

襲い掛かり、形勢は逆転した。それはこの世界の貴族が馬鹿にしてきた平民、魔法が使えない人間が作り上げた技術・科学が魔法を圧倒した

瞬間でもあった。

「新たな時代の波がくるの……」

信じられない大逆転に国中が浮つく中、新たな時代の到来をオスマンを含め僅かな人間が感じ取っていた。

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最終更新:2012年01月14日 18:53