いま、部屋にいるのは私とルッキーニちゃんとリーネちゃんとルーデルさん達が残りました
これから、話し合いをするそうです。
「ルーデルさん、一人いませんが?」
「ん?・・・・・ああ、また逃げ出したか。まあいい、ここに居る人達だけでも紹介しよう」
そういって紹介する
「こちらが私の副官アーデルハイド、あちらがフレデリカだ」
「よろしく」「・・・よろしくわね」
一人が真面目に、一人は渋々と言った感じに挨拶が還って来た
「よろしくねー!」「よ・・・よろしくお願いします」
ルッキーニちゃんは明るく、リーネちゃんはオドオドと返事します
「我々は対地攻撃を主に行う訳だが、その前にお前達も自己紹介と同時にポジションを言ってくれ。ついでに得意な武器も」
そう言われて、私達の自己紹介を始める
「宮藤芳佳です!ポジションは弾薬係、得意な武器はありません」
「ふむ・・・次」
「はいっ!リネット・ビショップです!ポジションはスナイパー、使用武器はボーイズMk-1です」
「なるほど・・・次」
「うじゅ!フランチェスカ・ルッキーニだよ!ポジションは前に進む事!武器は何でもできるよー!!」
「む?何でもできるのか?」
「うん、出来るよ!ばら撒きでも、狙撃でも、逃げ回るのも何でもできるよー」
「ふむ・・・・」
ルーデルは手を顎に当ててしばらく熟考した末に、ルッキーニちゃんに向かって言いました
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_i/////`ニ"/////三ニ==-‐''" ̄ ̄ ̄ヽ、
, ‐'", ` =三/三=-‐''" .ヽ
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| ',-‐"i V,ニョ、`;、-./ .,イ. {:i:j _/, .! i、 ', i
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:, ', `冖゙¨´゙" i:. ! .,'ヽ } i, i ニヤリ
; ヘ..! .!:: | .,';}} / ; i.! 「気に入った。私の二番機に入れ」
.', .!'i ! .,'"/ ., ,' .i' 「ホント?やったー」
.', ! ! _ ,, , ! ,'-" ,-'! ./ ))
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ルーデルさんは私達に向かって
「お前、Flak36を取り扱った事あるか?」
「え?いえ、ありません」
「無いか。フレデリカ、後で教えてやれ。その機材の整備し方を」
「・・・はあ、了解しました・・・」
フレデリカさんはぶっきらぼうに、返事しますが、ぶっくさと何か呟いてます
「なんで・・・・ようやく逃げれたと思ったのに・・・・アフリカにまで来るのよ・・・」
聞いていはいけないような気がしたので、詳しく聞かない事にしました
次にリーネちゃんに向かって
「ボーイズMk-1は悪くない銃だが、地上ネウロイ相手には貫徹力が足りない。すまないが、シモノフを使ってくれ」
「え?えーと・・・シモノフは使った事ありません。それにここにはありませんし・・・」
「我々が運びこんだ資材の中にある。X日までに慣れてくれ。アーデルハイド見てやってくれ」
「了解しました」
ルーデルさんはそれから、一言と二言指示を出した後に
「今日はここまでにする。明日から訓練するから、十分英気を養っておくように」
ルーデルさんがそう言い終わった途端
「じゃあ、歓迎会しようよー」
とルッキーニちゃんがルーデルさんの胸を揉み始めました
「ちょっ・・・・ルッキーニちゃん!駄目だよ!」
「うーん・・・シャーリー程ではないけど、なんだか安心する」
私は慌てて止めますけど、ルッキーニちゃんはお構いなく揉み続ける
揉み続けたルーデルさんは
「少女よ。私の胸を揉むのは好きなのか?」
「うじゅ?・・・うん、だーい好き!だってママのおっぱいみたいだもの」
「なるほど」
ふむふむするルーデルさん
(ルッキーニちゃんいけない!怒られちゃう!早く止めないと!)
私がそう思ってると
「好きなだけ揉みたまえ。減るものではないしな」
「ホント!ヤッター!!」
「「「「ええええーーーーーー!!」」」」
私達は驚きの声を上げ、ルッキーニちゃんは気が済むまでルーデルさんの胸を揉み続けたのであった・・・・
おまけその1
解散後、ルーデル達は部屋に戻る途中であった
廊下はルーデル達の足音だけが響く
しばらく、歩いた後にアーデルハイドの口が開く
「隊長、胸を揉まれた時、なぜ怒らなかったのです!?あれは失礼ではないですか!」
「・・・・・・・・・・・」
「隊長!!」
「アーデルハイド、私は不甲斐なく思うよ」
ルーデルからの突然告げられた
「不甲斐ない・・・・ですか?」
「ああ・・・先ほどの少女の感想を聞いたか?『ママのおっぱいみたいだもの』・・・ホントはあの年齢の少女は戦場に出すべきではない
まだ、親元にいて・・・学校に通って・・・普通の少女を歩むべきなのだ。それなのに我々大人達のせいで、年も行かない少女を戦場に引っ張り出してる・・・」
「それは・・・・隊長の所為ではありません!隊長は誰よりも戦果を上げている事を私は知っています!」
「分かっている!・・・だが、もしもと思ってしまうんだ。私が早く目覚めさせれば、あの年齢の少女が出さなくて済んだと思うんだ」
そして、ルーデルは窓の外を見る。窓の先にはルーデルの故郷である欧州大陸が見える
「私は、もっと出撃をしなければならん。今ではまだまだ足りない」
部下の心からの突っ込みは喉の奥に仕舞ったのであった
おまけその2
どこまでも広がる不毛の大地、砂漠
その上空を一人のウィッチが飛行していた
アフリカの星こと、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ
彼女は後悔していた
「くあー・・・・いくら出来なかったからと言って、ケイに八つ当たりするのは不味かったなー
他の皆も怖がらせてしまったし・・・・帰ったら、謝らないと」
そう、ぼやきながら飛行していたが、鋭く目を光らせる
一瞬であるが、雲の向こうに何かが見えたのだ
(何だ?あそこに違和感か?)
マルセイユは背負ったMG34を素早く取り出し、安全装置も解除する
マルセイユは油断せず、一点を見続けているとビームが飛んできた
「くっ!!」
マルセイユはロールしながらかわすと、雲の中から漆黒の異物ネウロイが現れた
「こちら、フォックス01、青のB2にネウロイ発見!」
『こちら、カラス、ネウロイの数は?』
「大型が1だ。小型なども見当たらない。私が仕留める」
『分かった。決して油断しないでちょうだいね』
「不覚は取らないさ。通信オーバー」
そういって、ロール降下しながらMG34を構えながら、銃撃する
大型なだけに全弾命中するが、ネウロイの表面装甲が破壊する様子もない
「なかなか、歯ごたえがあるな。だが!これはどうかな?」
マルセイユはMG34を背中に背負い直し、腰から斬鮫を取り出し、斬りかかる
この瞬間、マルセイユは撃墜1と思った
なぜなら、今まで斬鮫で斬り裂かれなかった物は無く、このネウロイも両断されるだろうと考えた
斬鮫がネウロイの表面に当たった瞬間、甲高い音を出しながら弾かれた
「なっ・・・・弾かれた!?師匠の刀が!?」
今まで斬り割くことができなかったものは無かった。それなのに目の前で弾かれた
この結果にマルセイユは驚き、ネウロイの目の前で止まってしまった
それは致命的な硬直時間だった。ネウロイはその隙を逃さず、ビームの奔流を打ち出し
マルセイユは光が包まれると同時に意識が喪失した・・・・・
終わり
長くなりましたが、ssを投下できました。
ルーデルもマルセイユのこれからの活躍をお楽しみください
最終更新:2015年08月21日 04:31